Escape from Tarkov 医療メモ③
第1弾はこちら: Escape from Tarkov 医療メモ①
前章では、
Tarkov の医療を 「状態の集合体」 として整理しました。
ここまで理解すると、
医療アイテムを見る視点が変わります。
このアイテムは何を回復するのか?
ではなく
今ある状態のうち、どれを消しているのか?
この章では、
単体行為の医療アイテムを使って、
状態と道具を一対一で対応させてみます。
① 軽出血 → Bandage(包帯)
起きている状態
軽出血
HP が時間経過で減り続ける
使用するアイテム
Bandage(各種包帯)
何が起きているか
Bandage を使うことで、
軽出血という状態だけが解除される
HP はほとんど回復しません。
ここで重要なのは、
Bandage は回復アイテムではない
という点です。
やっていることは、
傷口を圧迫して
出血という「原因」を止めている
だけです。
② 重出血 → Esmarch(止血帯)
起きている状態
重出血
HP が非常に速く減少
放置すると短時間で死亡
使用するアイテム
Esmarch(止血帯)
何が起きているか
Esmarch を使うと、
重出血という状態が解除される
HP は回復しません。
軽出血との違いは、
圧迫では間に合わない
強制的に血流を止める必要がある
という点です。
ここでも、
HP を戻しているわけではない
という点は変わりません。
③ HP減少 → AI-2(回復キット)
起きている状態
出血は止まっている
HP が減っている
使用するアイテム
AI-2 などの回復キット
何が起きているか
AI-2 を使うと、
HP の数値だけが回復します
出血は止まりません。
骨折も治りません。
ブラックアウトも解除されません。
つまり、
AI-2 は「状態」を見ていない
アイテムです。
HP という「結果」だけを戻します。
④ 骨折 → Splint(固定具)
起きている状態
骨折
行動時にペナルティが発生
使用するアイテム
Splint(各種)
何が起きているか
Splint を使うことで、
骨折という状態が解除される
HP は変わりません。
これは、
骨を治している
のではなく動かないように固定している
と考えると自然です。
⑤ 痛み → Painkillers(鎮痛剤)
起きている状態
痛み
視界や操作に悪影響
使用するアイテム
Painkillers(鎮痛剤)
何が起きているか
Painkillers を使うと、
痛みの影響だけが一時的に無効化される
出血も、
骨折も、
ブラックアウトも、
そのまま残ります。
つまりこれは、
治療ではなく、行動のための対処
です。
⑥ ブラックアウト → 単体行為では対処できない
ここで一度、
整理しておきます。
Bandage → 軽出血
Esmarch → 重出血
AI-2 → HP
Splint → 骨折
Painkillers → 痛み
しかし、
ブラックアウトに対応する
単体アイテムは存在しない
という点が重要です。
この「穴」を埋めるために登場するのが、
CMS や Surv12 です。
状態 × アイテム 対応表(考え方)
文章で追うと分かりにくいので、
考え方だけ表にまとめるとこうなります。
軽出血 → Bandage
重出血 → Esmarch
HP 減少 → AI-2
骨折 → Splint
痛み → Painkillers
ブラックアウト → 単体行為では不可
ここまでが、
Tarkov 医療の最小構成です。
この整理で何が変わるか
この対応を意識するようになってから、
「とりあえず Salewa」
「何となく AFAK」
という使い方をしなくなりました。
代わりに、
今、どの状態が一番危険か?
を考えるようになります。
次の章へ
次はいよいよ、
AFAK
Salewa
CMS
Surv12
といった
複合医療アイテムを扱います。
ここまで理解していれば、
何をまとめているのか
何を省略しているのか
なぜ便利で、なぜ危険か
が自然に見えるはずです。
次作はこちら: Escape from Tarkov 医療メモ④
※ この連作で扱っている内容の背景や実際のプレイ感については、
毎週金曜日に配信している配信内でも触れています。
文章とは少し違った形での理解の助けになると思いますので、
興味があればこちらも覗いてみてください。
▶ 配信はこちら: B.K. Gaming チャンネル
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