2年後の自分へのラブレター。2026年1月、さくらやの未来を変える契約を結びました
前回の記事では、現場を離れたことで「発信するネタがない」という孤独ともがきについてお話した衣服制服の環境活動家さくらやカナコです。
今回は、そこから私がどう動いて、今どんな新しい挑戦をしているのか。その「泥臭い試行錯誤」の続きをお届けします。
「映え」にはなじめない。だから選んだのは「電柱」だった
YouTubeに挫折したあと、時代はInstagramやTikTokへと移り変わっていきました。
「インスタ映え」という言葉が流行り、キラキラした世界が広がる中、私はやっぱりどこか馴染めずにいました。ブランディングのために全身ピンクコーデで専用ページを作ってみたこともありましたが、
「これ、世の中に求められてるのかな?」
という違和感が消えなかったのです。
そんな中で出会ったのがTikTokでした。 音楽に合わせて動く。言葉で説明するのが難しかった私にとって、この「リズムに乗せる」形は驚くほどしっくりきました。
ここで私が考えたのは、戦略的な「電柱広告」作戦です。
電柱広告って、普段は意識して見ていませんよね?
でも、いざ喉が痛くなったとき、ふと「あそこに耳鼻科の看板があったな」と思い出す。そんな存在です。 TikTokでピンクのエプロンを着て、パートナー(仲間)たちと楽しそうに踊る。深いメッセージはなくても、ピンクのエプロン=さくらやというイメージを、皆さんの記憶の片隅にさらっと置いておきたかったのです。
ご縁を繋ぐための私の課題
お客様とのご縁をどう繋ぐか2016年頃から考え続けてきた私の課題
どんなにSNS をがんばってきても、お店で接客してきてもその後は?
ご縁があったお客様とその後何もない寂しさがありました。
大阪や東京へ出向いてはIT業者へ課題を解決するためにでITツールの導入からデジタル技術を活用し、ビジネスモデルができないかプレゼンして回りました。
しかし弱小事業者は相手にされません。IT補助金を進められてプロジェクトを進めてみたものの将来の不安(継続できないかもしれない)ばかりありキャンセル料を払ってまでやめたこともあったり。
ずっと考え続けていました。
2024年、直営店の高松店でいつものように接客していた時 あれ?これ?もしかすると?…
と今まで考えてきた課題が結び付く瞬間がありました。
SNSで認知を広げる一方で、現場ではずっと抱えている課題がありました。 それは、お客様の「本人確認」にかかる時間です。
さくらやでは、転売防止などのために学生証や学校の連絡網などの提示をお願いしています。スムーズな方でも1分、中には20分以上かかる方もいます。平均すると約2分30秒。
「お忙しい中、せっかく来てくださったお客様をお待たせしたくない。スタッフの負担も減らしたい。でも、全国どこの店舗でも使える共通の仕組みがない…」
この課題を解決するために、私は「会員登録証」を作ろうと決意しました。 2024年、また私の業者探しの旅が始まりました。

「アプリ」ではなく「LINE」という選択
最初はアプリを作ろうと考えました。でも、自分のスマホを見て気づいたんです。わざわざ新しいアプリを入れるのはハードルが高いけれど、LINEならみんな日常的に使っている。
そこからLINEミニアプリという存在を知り、調べ尽くしました。 札幌の業者さんに相談したり、いくつもの説明会に参加したり。でも、既存のパッケージ商品では、さくらやが大切にしたい地域ごとの繋がりや独自のルールがどうしても再現できない。
「私のやりたいことは、わがままなのかな…」
そう諦めかけていたときに出会ったのが、ある20代の男性担当者さんでした。彼は私の思いや課題を、驚くほど深く、真っ直ぐに受け止めてくれました。
「ワクワク」に投資
彼が提案してくれたプランを見たとき、これまでにないほど心が躍りました。
「これなら、さくらやの未来が明るい!」とはっきり確信できたのです。
でも、提示された金額は、うちのような小さな企業にとっては震えるほど大きな投資でした。何度も税理士さんやスタッフに相談しました。もっと安い業者さんにしようかと迷い、返事ができずに2週間が過ぎたこともあります。
でも、結局のところ、私を動かしたのは不安ではなくワクワクでした。 お金を抑えるために妥協するよりも、心から信頼できる人と一緒に、最高のものを作りたい。
2026年1月。私はついに契約を結びました。
現在は、理想のシステムを形にするために、構築の真っ最中です。
2年後の「やってよかった」のために
さくらやを始めて3年目くらいの頃から、10年以上ずっと考え続けてきたお客様とのご縁を繋ぎ続ける方法。
それが今、ようやく時代と技術に追いつき、形になろうとしています。
大きな投資です。もしかしたら失敗するかもしれません。
けれど、立ち止まって何もしないことより、信じた未来にチャレンジできる今の環境に、とてもワクワクしています。
この挑戦が正解だったかどうか。 その答え合わせは、きっと2年後の私たちが笑顔でしてくれるはずです。
それまで、この試行錯誤をまたコツコツと発信していければと思います。

ここまでお読みいただきありがとうございました。
私の発信に対しての試行錯誤の16年間、今の私自身の整理になり、そしてまた同じように悩んでいるあなたのお役に少しでも立てたら嬉しいです。
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