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選ぶことは、生き方の声を聞くことだったと気づいた話。

たかがジュース、されど人生

Erewhon(エレウォン)。

整然と並ぶオーガニック商品たち、洗練されたスムージーのラインナップ、なんだか空気まで浄化されているような店内🌿

一瞬にしてときめいた空間でした。

でも、それ以上に印象的だったのは、そこにいる“人たちの佇まい”。

手に取るものを、静かに、自分の感覚を信じて
その姿に、言葉にならない美意識と自律した空気を感じました。


そして、一番衝撃だったのは⋯、お会計の金額!!
ジュース1本が、ランチ1回分の値段ってどういうこと?
と、思わず目が飛び出そうになりました🙄

🍹ちょっとだけ音楽カルチャー的メモ

「ジュース=パワー」の意味、知ってた?

「ジュース=パワー」の象徴。

My推しStray Kidsのユニット曲「Truman」では “We got the juice”=「俺たちはパワーを持ってる」と歌い、ジュースはクールで影響力のある存在の比喩として使われています。

さらにSZAの「SOS」では “I’m organic with my fresh squeezed” と、自分を“オーガニックで搾りたてのジュース”にたとえていて、ただの安い水っぽいジュースではなく、本物で価値のある存在であることを示しています。

つまり、ジュースはただの飲み物ではなく、“中身の濃さ”や“影響力”を表すメタファー。
特にオーガニックで新鮮なジュースは、“本物”の象徴として、より高い価値を持つのです。

↑高いジュース見た瞬間、この歌詞の意味がやっと体感できた気がしました🥹


だけど不思議なことに、その高価格がむしろ私に「選ぶ」という行為を、より慎重に、そして丁寧にさせてくれた気がします。

この1本、本当に必要?
今日の自分は本当に欲しい?
値段以上に、自分の感覚を信じる時間になったのです。

今日の自分に本当に必要な物だけしかいらない。

Erewhonは、静かなLAの美意識を象徴している場所でした。
ただオーガニックなだけじゃない。
そこに並ぶものすべてが、「何を身体に入れるか=どう生きるか」を静かに問いかけてくるようなラインナップ。


誰かのためじゃなく、自分の感覚のために、良いものを選ぶ。
そこには、誇示するような消費ではなく、内側から整えようとする“価値観の土台”が息づいているように思います。

そして、それは派手なライフスタイルとは真逆の、“私にとって本当に必要なもの”を大切にする暮らし。

言い換えれば、「静かに、豊かに生きる」選択を、日々くり返している人たちが、ここにはたくさんいるのだと知りました。

選択の修練
Erewhonは単に商品を販売するだけでなく、顧客体験を重視した店舗運営を行っているそうで、迷っていたらよく声をかけてくれて、相談にのってもらいました。


日常って、実は選択の連続ですよね。
朝どの服を着るか、誰と過ごすか、SNSを見るかnoteを開くか。
もっと言えば、どんな言葉を発するか、どんな気持ちで一日を始めるか。
それすらも、すべて選択の積み重ね。

でも、情報が多すぎる今、「なんとなく」「みんながそうしているから」という理由で、結構、無意識のうちに選んでる様で、”選ばされて”しまってることがあると思います。

どれも小さな選択に見えて、積み重なるといつの間にか、その人の気分、人間関係や思考の癖までつくっていくような気がします。

つまり、「選ぶ力」は、ちょっとずつ人生を左右しているのかもしれません。

でもこの「選ぶ力」は、実は誰でも持っているのに、ちゃんと育てるにはコツがいるな⋯、とも感じています。

“なんとなく”で決めたことが、積み重なって「なんとなく生きる」日々になっていく。

その積み重ねが、いつの間にか、誰だか分からない自分になっている怖さがあります。

でも、あのスーパーでの体験をきっかけに、私は少しずつ“自分で選ぶ日常”を取り戻していきました。

ここからは、そのとき感じたこと、そして帰国後に気づいた「選ぶ力」の育て方について、もう少しだけ深く綴ってみます。


「選ぶ力」は、未来の自分への手紙


たとえば、疲れているとき、誰かに言いすぎてしまう一言。
それも、選べたかもしれない、と後悔する。

夜中にスマホを開いて、気づいたら1時間経っているあの時間。
ほんとは、その前に「もう寝よう」と選べたはずだった。

選ぶ力って、目の前の選択肢を「良し悪し」で判断する力じゃなくて、
“未来の自分に、どんな影響があるか”まで想像できる力なんだと思います。

言いかえれば、「いまの自分の小さな選択が、どんな未来をつくるか?」を感じとる“感性”。

そしてそれは、誰かに教えられるものじゃなくて、
日々の暮らしのなかで、じんわり育てていくものだと気づきました。

選ぶ上で大事だと思う3つのことを書き出します。

「選ぶ力」を育てる習慣3選

1  「情報を減らす」ことで、自分の声が聞こえるようになる

私たちは毎日、膨大な情報の中にいます。
「これが正解!」「この食材が最強!」「人生が変わる朝のルーティン!」
SNSやYouTubeを見ていると、どれも良さそうに見えて、どれが“自分に合っているか”がわからなくなる。

Erewhonには、「必要なものしか置いていない」心地よさがありました。
そしてそれは、自分の生活にも応用できるんだと感じています。

たとえば、フォローするアカウントを整理してみる。
通知を減らして、余白をつくってみる。
“情報の断捨離”は、自分の直感と対話する時間を増やしてくれます。


2  「小さな選択」の中の自分らしさを、大切にする

“特別な選択”じゃなくていいんです。

朝、コーヒーを飲むか白湯にするか。
どんなに高価なオーガニック食品を買うより、
「今日はお湯を飲もう」と決めることのほうが、
“私を大切にしている”と感じられることがあります。

帰り道、駅まで歩くかひと駅分バスに乗るか。
どちらを選んでもいい。
でも、その都度「今の自分は何を欲してる?」って問いかけてあげること。

その小さな積み重ねが、いつのまにか「自分を信じて選べる力」になっていきます。

3   「選ばない勇気」を持つ

選ぶことばかりに意識が向くと、
何かを選ばなかった自分に、罪悪感を感じることがあります。

でも本当は、「選ばない」ことにも意志があります。
・やらないと決める
・買わないと決める
・参加しないと決める

それは逃げじゃなく、“余白を守る選択”。

Erewhonでも、「全部良さそう!でも全部は買えない」と思ったとき、
最後に残ったのは、“今の自分にとっての必要”だけ。

「持たない」「やらない」「付き合わない」ことが、
自分の輪郭をくっきりさせてくれる
そういう選択もあるんだと思えるようになりました。

Erewhonで過ごした30分。
その体験は、今も静かに暮らしの中に息づいています。

選ぶときは、急がない。
誰かの声より、自分の感覚を信じる。
必要ないものには、手を振って通り過ぎる。

なかなか慌ただしい日常で難しい時が多いけど、
それでも、意識する。

「選ぶ」という日常の動作に、心が宿るようになってから、
私の暮らしは少しずつ、でも確かに、整ってきた気がします。

ちょっとモヤモヤしていたり、
日々に流されているように感じているなら、
一度「何を選んでいるか」「何を選ばないか」を、静かに見直してみるのもおすすめします。

自分のために生きる”一歩目になるはずです。

♡スキやコメントいただけたらとっても励みになります!
次回もお楽しみに!


Erewhonに初めて行った日の事を書いた記事です↓

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