【建築のタネ】光とエッジ
光とエッジ
─曲線で光を味方につける─
No.025 #建築 #建築設計 #建築学生
#設計手法_bn
柔らかな雰囲気の空間をつくる際、なぜ曲線がよく使われるのでしょう?
その秘密は曲線が光を優しく拡散することにあります。

切り替わるためにラインが発生する。
また、そのテクスチャーにも左右される。
■曲線が生み出す柔らかさ
曲線を取り入れたデザインでは、直線的なエッジのようなシャープな影ができにくくなります。特に「入隅(2つの面が交わる内側の角)」の部分では、直線だと光が当たる角度が変わり、影のラインが強調されてしまいます。
一方で、曲線はその輪郭を自然にぼかし、光をソフトに広げてくれます。曲線が生み出す柔らかな陰影が、空間に落ち着きと穏やかな印象を与えるのです。
例えば、北欧の建築家アルヴァ・アアルトは、その建築作品に曲面を多用しました。アアルトのデザインは、曲面が光を巧みに取り込み、空間全体に心地よい明るさと自然な美しさを生み出しています。

設計:アルヴァ・アアルト
写真:ArchDailyより
側方から差し込む光を曲面の壁面で受けることで
空間全体に柔らかい光を満たしている
■まとめ
曲線と光の関係性を意識するだけで、空間デザインの表現力は格段に上がります。次に建築物やインテリアを見る際には、ぜひ曲線が光とどのように対話しているのかに注目してみてください。意外な気づきが待っているかもしれません。
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