【2024帰国子女入試厳格化】帰国子女枠が使えなくなったのは誰なのか編
こんにちは!
オランダからリアル孟母ベティです!
11-12月ごろ実施の帰国子女受験に向けて、この春から対策をしていかれるという人も多いですよね。
ベティ家では
①帰国子女枠適用を獲得するまで
②エッセイの対策
③応募書類の対策
④面接の対策
を経験しました。
この記事では、2024年の帰国子女枠入試の大変革、制度が厳格化に当たって、「帰国子女扱いしてもらえなくなったのは誰なのか」について明らかにしていきます。
この記事は、帰国子女枠受験、特に中学受験をご検討中の方向けです。
結論は「その子どもの早期留学、待った!」です。

帰国子女認定は厳格化した
まず事実の確認から行きましょう。
東京都の私立中学校における帰国生入試の2つのルールが定められました。
2024年度より適用されます。
1.受験資格の明確化
受験資格が「海外滞在1年以上、帰国後3年以内」と定められました。これにより、海外在住経験のない国内インターナショナルスクール生や、帰国後3年を超えた生徒は帰国生入試の対象外となりました。
2.入試日程の統一
入試の早期化を防ぐため、2024年度は11月10日以降、2025年度は11月20日以降に帰国生入試を実施することが定められました。これにより、学校ごとの入試日程が統一され、受験生の負担軽減が図られています。
参考:
帰国子女枠で中学受験が出来なくなったお子様へ | 読解アルゴ🌸桜進学会
帰国子女枠が使えない?インター生のための中学受験新戦略|海外子女向けオンライン家庭教師のEDUBAL
なぜ帰国子女認定が2024年度に厳格化されたのか
もともと帰国子女枠って、親の海外赴任で本当に海外で暮らしてた子が、日本に戻ってもちゃんと進学できるようにっていう「一種の救済制度」だったんですよね。
なので、学科試験を免除したり、負担を軽くしたりして、英語力や海外滞在で培ってきた経験の方を評価して、入学させる。
でも最近は、海外に住んでなくても国内のインター行ってる子とかが「帰国子女枠」で受けちゃうことが増えてて、なんか本来の趣旨とズレてきちゃってるね、っていうのが問題として学校関係者に認知されていた。
それで東京都の私立中学の協会が、「ちゃんと1年以上海外に住んでて、帰国してから3年以内の子」って条件をきっちり決めました。
これでルールを明確にして、公平にしようということに。
国内の子で英語が得意な子向けには、英語枠中学入試っていう新たな枠を作ったところもあるみたいですね。
来春私立中入試に「英語枠」続々…帰国生入試が厳格化、国内インター校生の獲得狙い : 読売新聞
入試の日程もバラバラすぎて、みんなめっちゃ早くから受験モードに入っちゃうのが問題視されて、2024年からは11月10日以降じゃないと帰国枠の入試できないという風に決まりました。2025年からはさらに11月20日以降に変わるとのこと。
要するに、「ホントに海外で暮らしてた子のための入試なんだから、そこはちゃんと線引きしようね」ってことみたいですね。
それが2024年度の帰国子女枠厳格化の理由と目的です。

この改革は東京だけの話なのか?
東京以外の他の地域でも同様の動きが見られます。
例えば、関西地方の私立中学校でも、帰国生入試の受験資格や日程が明確に定められています。
次の記事で、関西の主な私立中学校の帰国子女枠利用条件についてリストアップしてみますね。
(帰国子女受験ってほんと東京の情報ばっかりなんですよね。なので関西の情報をまとめます)
これにより認定から外れた学生はどのような子なのか
2023年度までなら帰国子女認定されていたはずなのに、この改革で認定から外れた主な学生のタイプにはどのようなものがあるか、見ていきましょう。
① 日本国内のインターナショナルスクール在籍のみ
海外に住んだことはなくて、日本国内のインターでずっと学んでる子。
英語ペラペラでも、「海外滞在歴1年以上」がないとNGになります。
② 海外滞在歴はあるけど、帰国から3年以上経っている
小学校のときに海外にいたけど、今はもう帰国して4年目…とかだと、「帰国後3年以内」ルールに引っかかってアウト。
(小4で帰ってきて、中1で受けようとしたらギリギリかアウト、って感じ)
③ 親の海外赴任じゃなくて、留学や移住による滞在
たとえば親が日本にいて、子どもだけボーディングスクールに行ってたとかの自主単身留学や母子留学が「赴任」扱いされないケースも。
学校や自治体によってはグレーだったりするんですけど、厳格な学校だと認められないこともあり。
早期単身留学や母子留学の子が帰国子女認定されなくなった
上記の③について詳しく見ていきますね。
例えば小学校高学年で英語圏の学校にいれて、中学受験で帰国子女枠利用を考えていたご家庭とか、中学で単身英語圏に留学させて、高校受験で帰国子女枠受験を狙っていた子、とか、が、ほとんど帰国子女認定されないことになりました。
今後の記事で書いていきますが、うちも次女の帰国子女認定を受けるときに、二週間もかけてめっちゃくちゃ詳しく本当に帰国子女なのか調べられました。
さらに「本当に親の仕事の都合だったのか」っていう動機のところもけっこう詳しく審査されるようになっています。
なので、母子留学に多い、母親が海外現地で就労していないパターンだと、帰国子女認定受けられなくなる確率が高くなっちゃったんですね。
この制度における今ある問題は?
帰国子女枠利用を見込んで2024年度以前から単身留学・母子留学されているご家庭もあると思うんですけれども・・・
この制度の問題点。
私が問題だと思うのは、けっこう大きな話なのに、
大きく報道されなかった。
知っている人が少ない。
っていう点です。
友人がやっている富裕層向けの英語教室があるのですが、現に、そこには小学生をニュージーランドとかに単身送り込む(帰国子女枠利用入試を前提にしてる)ための親からの相談が、今でもけっこう来ているんですよね。
この制度を知らずに単身留学させてしまうと、最悪高校入試で戻ってくるところがめちゃくちゃ限定される可能性とかがあるわけですよ。
皆さんももしお友達などにそういう形での留学を考えておられる方がいらっしゃったら、教えてあげてくださいね。
まずは目的の学校の入試募集要項を先によく確認しましょうね。
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2025.4.3
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