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【フェラーリがある日常 Vol.2】人生初のフェラーリディーラー

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フェラーリディーラーに行けない理由

私の自宅から最寄りのフェラーリディーラーまでは、片道でおよそ200キロある。そう、私はなかなかの田舎に住んでいる。

フェラーリのディーラーには、前々から一度行ってみたいと思っていた。
しかし、いざ行こうとすると、距離の遠さだけでなく、普通の庶民である私にはどうにも敷居が高く感じられ、気後れしてしまう。

自分には分不相応なのではないか。
どんな服装で行けばいいのかわからない。
担当者に冷たく扱われるのではないか。
15年も乗っているボロい国産車で行くのは、気が引けるし恥ずかしい。

後ろ向きな気持ちになり始めると、行けない理由はいくらでも出てくる。

それでも今回は、妻と近くまで旅行に来ていたこともあり、思い切って立ち寄ってみることにした(気の小さい私は、妻が一緒だったからこそ入ることができた)。

傷だらけの愛車で初訪問

ボロい愛車でディーラーの駐車スペースに入ると、まず目に飛び込んできたのはグレーのローマだった。その近くには赤い458イタリアも見える。

1台数千万円もする車たちが、普通に屋外に置かれていることに、軽くショックを受けた。とはいえ、ガレージの広さには限りがある。たとえフェラーリであっても、そのあたりの事情は一般のディーラーと大きく変わらないのだろう。

数千万円もするスーパーカーが何台も普通に屋外に置かれていた(緊張して写真を撮るのを忘れたため、こちらの写真はイメージです)。

入口付近では、セールスの方が出迎えてくれた。服装は比較的ラフな感じだったが、物腰は非常に落ち着いていて、声のトーンも低い。まだ若そうに見えたが、品の良いホテルマンのような方だった。

「ちょっと様子見」のつもりが・・・

店内に案内されると、ローマスパイダー、F8トリブート、488ピスタなど、普段は近寄る機会すらない車たちを間近で見ることができた。

残念ながら、ポルトフィーノの実車はなかった。
こちらのディーラーでは、ポルトフィーノを手放す顧客はまだ少ないそうだ。

ポルトフィーノにサイズ感が近い、ローマスパイダーの運転席に座らせてもらった。オープンカーに乗るのは本当に久しぶりだ。タイトな運転席と、急角度で目の前に迫るAピラーがとても印象的だった。

スーパーカーを間近で見ることができる、それだけでも訪問の価値があった(緊張して写真を撮るのを忘れたため、こちらの写真はイメージです)。

昔からフェラーリを買うのが夢で、今回、思い切って来てみたこと。
購入についての知識はまったくないので、いろいろアドバイスいただけるとありがたいこと。
そして、ポルトフィーノの購入を検討している(・・・と言ってしまった)。

そういったことを正直に伝えたところ、希望に沿う車体を探してくれることになった。

軽い気持ちで様子見に立ち寄ったつもりだった。
ところが店を出る頃には、私の気持ちは一気に購入モードへと切り替わっていた。

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