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【フェラーリがある日常 Vol.4】ビアンコ・アブス

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運命的な出会い

ローン審査中ではあったが、時間があれば「カーセンサー」や「フェラーリ認定中古車」のサイトをチェックしていた。

というのも、先日提案された車体が、どうもピンとこない印象だったからだ。何かが気になる、というわけでもない。単なる相性の問題かもしれない。

そんなある日、ふと目に留まった車体があった。

2019年式フェラーリ・ポルトフィーノ。
走行距離は……100km!?
外装色はビアンコ・アブス。
車検は「車検整備付き」なので、現在は切れているようだ。
修復歴なし、ワンオーナー。
2019年式にしては強気の価格設定だ。

それにしても、あまりにも走行距離が少なすぎる。きっと何か裏があるに違いないから、やめておこう。何度もそう思ったが、どうしてもこの車体が気になって仕方がなかった。

考えるな、感じるんだ

この車のことを考えると、胸が高鳴り、なんだか落ち着かなかった。

2019年式ではあるが、走行距離は100km。改めて見てみると、写真がちょっと怪しい気がしないでもない。

なんとなく、「いますぐディーラーに問い合わせをしなさい」と言われているような気がして仕方がなかった。

これまでの人生経験上、「心の声」にはできるだけ従った方が良い、という確信がある。「考えるな、感じるんだ」というやつだ。

そこで、思い切って担当ディーラーに問い合わせをしてみた。

すると、すぐに返信が返ってきたではないか。しかも、その内容は、かなりポジティブだった。

これが、運命的な出会いの始まりだった。

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