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「井上円了が志したものとは」の投稿原稿を草稿をプランニングしてみる

「河童の目線で人世を読み解く」市井カッパ(仮名)です。
「すべての組織と人間関係の悩みを祓い癒し、自然態で生きる人を増やす」をミッションに社会学的視点から文章を書いております。

御覧いただき、ありがとうございます。

今回の記事は、下記の募集要項に応えるためのものです。

イントロダクションは下記の記事になります。

募集締切が7月15日なので、締切直前です。前回は262ページもある『チャレンジャー井上円了』を読んでみました。

本日は、課題図書の残りを読んでいきます。

・井上円了の生涯ー哲学の伝道者をめざして

こちらは32ページ。基本的には前回読んだ『チャレンジャー井上円了』のダイジェスト版です。こういうものはどこがダイジェストされるかで編集者の思想が出て面白いですが、印象に残ったのは、母親の応援、勝海舟から100円の寄付、亡くなったときにアメリカで妖怪博士(The Ghost Doctor)として報道、の3点です。妖怪がGhostと訳されてしまうのも面白いです。

タイトルは「哲学の伝道者をめざして」なのに「妖怪博士」として報道される点がとても井上円了の人生を象徴しているな、と思いました。

・東洋大学史ブックレット

こちらは15種類もありました。タイトルだけ並べると、
 1「井上円了の生涯」
 2「井上円了の哲学・思想」
 3「井上円了の教育理念」
 4「人間・井上円了 ーエピソードから浮かび上がる創立者の素顔ー」   
 5「著作を通して見る」
 6「井上円了の妖怪学」
 7「井上円了の全国巡講-旅する創立者 国内編-」
 8「井上円了の世界旅行-旅する創立者 海外編-」
 9「哲学のテーマパークとしての哲学堂公園 -井上円了の哲学の具現化-」
 10「建築史から見た東洋大学の変遷」
 11「人物で見る東洋大学 -東洋大学人物列伝・活躍する出身者-」
 12「東洋大学の歴史 -戦前編-」
 13「東洋大学の歴史 -戦後編Ⅰ-」
 14「東洋大学の歴史 -戦後編Ⅱ-」
 15「東洋大学の現在と未来-国際化を目指して-」
とあり、今回の募集に関係しそうなのは9まででしょうか? それぞれ50ページちかくあるなかなかの力作となっています。
「井上円了の哲学・思想」を読んでみましたが、なぜか「哲学」よりも「妖怪学」に話が行ってしまうのは、なかなか面白い現象だな、と思います。個人的には、西洋哲学で仏教を解析しようとして、インド哲学を学んでしまうなど、そのあたりの融合が結局、どういう考えにいたったのか、もう少し知りたいと思いました。

・ショート ヒストリー 東洋大学

「東洋大学百年史」全8巻をまとめたサマリーのようです。基本的にはブックレットの流れと一緒のようです。

・井上円了の教育理念

上にあるブックレットのひとつと同じタイトルですが、こちらは246ページあります。外遊の後、日本的なものを残さなければ、という思いに至ったことが東洋大学という大学名につながるようですが、グローバル教育に文科省の助成金が使われている点、どう今の大学に受け継がれているか、気になりました。

はい。ということで、だいたいは前に読んだ伝記と被っているか、後は円了設立後の東洋大学の歴史という内容になっていて、今回の募集テーマである「井上円了が志したものとは」のお題とはズレていくような気がします。

ちなみに募集要項によると、文字数は「本文文字数は2,000字程度(1,000字以下は選考対象外)」となっていますので、だいたい2,000字を目指したいと思います。

内容ですが、前回の記事の結論を受けて、「ファンドレイザーの成功者としての井上円了」というタイトルで書こうかな、と思っています。今まで書いてこなかったネタとしては、円了さんの御実家が、真宗大谷派の寺であったこと。この真宗大谷派は、浄土真宗の一つの宗派で親鸞聖人を宗祖とし、本願念仏の教えを依り処としている、というところ。浄土真宗ということは国家宗教の時代ではなく民間に仏教が下りていった時代ですので、教育ということに極めて近い発想になります。

国家仏教時代に民衆に仏教を広め、結果的に国家宗教に協力することになったのが聖武天皇の依頼で協力した行基です。行基の仏教は法相宗とされ、教義の研究や理論の探求を重視する学術仏教である、というのも面白いところです。最終的には東洋大学の財務結果を引用して、補助金に頼っている財務体質を批判し、もっとファンドレイジングに力を入れることが、円了の目指したものに近いのではないか、と問いかけて終わろうかと思っています。

投稿したものは、さすがに却下になることはないかと思いますので、来年度の募集までにはサイトに掲載されるかと思います。もし、ご興味ある方がいらっしゃいましたら、チェックいただけると良いかと思います。(書くのはこれからですが。)

現場からは以上です。お読みいただき、ありがとうございました。面白かった、参考になった、という方は是非、高評価いただけると嬉しいです。フォローも大歓迎です。

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