2026年3月3日皆既月食*肉体と精神のバランス&ペースを落として自分自身をじゅうぶんに癒そう
2月17日の金環日食から危険な日食シーズンが始まりました。3月3日は、皆既月食が起きます。
太陽は魚座、月は乙女座にあるため、乙女座の満月でもあります。
日食は支配層が「名誉を失う」「地位が下がる」リスクが高まり、月食は大衆が「健康を損なう」「失職する」などの不安が生じます。
※乙女座は胃腸に関連しているので、胃の不快感や胃腸の病気に気をつけてください。
雛祭り(上巳の節句)と蛇について
3月3日は一般的に「雛祭り」や「桃の節句」として知られていますが、もとは五節句の一つ「上巳の節句」(じょうしのせっく、じょうみのせっく)にあたります。
奇数が重なる日はエネルギーが強く、そのため邪気が入りやすいため、邪気払いとして始まったのが節句です。
「上巳の節句」の起源は平安時代より前と言われており、「上巳」は元々は3月上旬の巳(み)の日という意味があります。
元々は男女の別なく行われていましたたが、江戸時代の頃から雛祭りは女子に属し、端午の節句は男子に属すると分けられたそうです。
五節句は、明治維新後もしばらくは実施されていたが、改暦の年である1873年(明治6年)1月4日太政官第1号布告「五節ヲ廃シ祝日ヲ定ム」によって廃止となった。その後、1948年(昭和23年)の「国民の祝日に関する法律」によって、端午の節句のみ「こどもの日」の名称で祝日となっている。
平安貴族の雅な遊び曲水の宴も上巳の節句の行事でした。
「巳」は蛇のこと(蛇の古語は「へみ」)。
蛇は水の女神の化身、使いとみなされていたことから、水辺で和歌を詠む余興が行われるようになったのではないか、と思っています。

中国においては、古い時代から上巳に水辺で禊を行う風習があり、それが3月3日に禊とともに盃を水に流して宴を行う(流觴曲水=盃を曲水に流す)ようになったとされる。
蛇信仰
蛇は原始信仰では大地母神の象徴、ギリシャ神話では蛇は生命力の象徴でした。
しかし(それゆえに)ユダヤ教やキリスト教、イスラム教というアブラハムの宗教では、蛇は悪魔の化身あるいは悪魔そのものとされました。
「アスクレピオスの杖」は、欧米では医療・医学を象徴し、世界保健機関のマークにもなっている。このモチーフは世界各国で救急車の車体に描かれていたり、軍隊等で軍医や衛生兵などの兵科記章に用いられていることもある。また、杯に1匹のヘビの巻きついたモチーフは「ヒュギエイアの杯」と呼ばれ薬学の象徴とされる。
ヘルメス(ローマ神話ではメルクリウス)が持つ2匹のヘビが巻きついた杖「ケリュケイオン」(ラテン語ではカドゥケウス)は交通などの象徴とされる。「アスクレピオスの杖」と「ヘルメスの杖(ケリュケイオン)」は別のものであるが、この二つが混同されている例もみられる。
日本でも蛇は太古から信仰の対象でした。蛇は、ネズミを捕食するところから穀物神、それが転じて田の神、ヘビと龍との習合から水神、さらに財宝をつかさどる弁財天の化身、また使いとして神聖視されました。
弁財天は、ヒンドゥー教の女神であるサラスヴァティーが、仏教に取り込まれた呼び名です。サラスヴァティーが水の女神であるように、弁財天も川辺に居住していると言われ、川や湖、池などに祀られるようになりました。
ところが弁財天の化身が蛇や龍とされる説は、インド・中国の経典には見られず、日本では宇賀神と習合した宇賀弁財天の偽経によると言われています。(以前、宇賀神は宇宙から来たと聞いたことがありますが)

川の流れが蛇のように見えるから、水の女神の化身が蛇になったのかな。
そのように日本でも長く信仰されていた蛇ですが、ある時から人と蛇との距離が離れ(おそらく人々が山地や田園を去り平坦な都市に住み始めてからではないかと思う)、日本の子どもたちは蛇を恐れるようになり現在に至るのでしょう。私も蛇がいちばんの苦手で、蛇皮の財布すら持てません(苦笑)


へびつかい座は、黄道十二星座には含まれていませんが、その領域内を黄道が通過しています。
こちらは女神に見えませんね(笑)医神アスクレーピオスのようです。
3日の皆既月食(乙女座の満月)について
星座のシンボル
太陽は魚座、月は乙女座にあります。
キリスト教の世界観では、乙女座は聖母マリアをモデルにしていますが、大地母神がマリアに置き替えられました。
マリアは船乗りの守護者とも見なされ、「海の星の聖母」(Stella Maris)という称号を与えられています。
この呼び名はマリアがキリスト者の希望の印、導きの星としての役割を強調してきた。この呼び名のもと、聖母マリアは海を旅する人や海で生計を立てる人たちの案内人、そして、保護者として神と人間を仲裁するものと信じられている。
しかし、これは聖ヒエロニムスがエウセビオス の書いた本をギリシア語からラテン語に訳した際に、ヘブライ語 のミリアム(Miryam:ラテン語ではマリア)は「海のしずく」と言う意味であったのを、「海の星」(Stella Maris)と誤訳し、 その後の写本でも引き継がれて広まったそうです。

おとめ座のモデルとなった女性については、数多くの説があります。
ギリシアの叙事詩人ヘシオドスは『神統記』の中で、ゼウスと法の女神テミスの間に生まれた正義の女神ディケーであるとしています。
ディケーは、後世の神話の女神アストライアーやユースティティアと同一視されています。
乙女座の向かいにある魚座「♓」は、イエス・キリストをモデルにしていると言われます。初期キリスト教のシンボルであるイクトゥスも魚の形。

ホロスコープから全体の雰囲気
乙女座と魚座の軸で起きる「蝕」(2024年9月から2027年2月まで)は、乙女座のテーマにある規則正しさや細部へのこだわり、肉体の健康、魚座のテーマにある精神性や信仰、境界線の無さのバランスを取るように促されます。
現実的と幻想的の対比。どちらか一方に偏ってはいけない。
今回の月食は、乙女座の月で「蝕」が起きた2025年3月14日の月食、9月22日の日食に継ぐ3回目。よかったら以下の記事もごらんください。

魚座に4天体入って(ノードは除く)、ステリウムになっています。
非常に霊的なエネルギーの満月です。
乙女座月の厳格なほどの生真面目さと、魚座ステリウムの一見して「なんでもOK」がオポジションになって、結果的には補完しあう複雑な感じ。
今回は月食なので影響は数か月続くでしょう。
【月食とリリスのTスクエア】
太陽と月はリリスとTスクエアを形成します。リリスは隠れた欲望を暴きます。Tスクエアは葛藤しますが、このTスクエアをチャンスとして使うには、正直になってカミングアウト。心の奥底にあるものを吐き出すほうがいいと思います。
【恒星ゾスマ】
上の図にはありませんが、月は恒星ゾスマとオーブ1度のコンジャンクション、太陽は小惑星パラスと正確なコンジャンクションになっています。
ゾズマ (Zosma) は、ギリシャ語で「腰布」を意味する ζωσμα に由来する。これは、ルネサンス期に中世のギリシャ語の文書でこの星を表すのに使われたと誤って伝えられたことによる。正しくは「腰」や「尻」を意味する οσφυς がトレミーによって使われていた。
占星術においてのゾスマは、個人の出生図では「精神的な重荷」「被害者意識」を表し、それからの脱出や回復を促します。
今回は乙女座にゾスマがあるので、不完全さを補うために過剰な奉仕をしがち(犠牲)です。自己犠牲の上に成り立っていることは改めましょう。
犠牲になるのではなく、利他の精神を持って自分に出来る事や社会的な活動(ボランティアなど)をするとよいと思います。
たとえば、自分の家の玄関先を掃除するついでに、少しの距離でもいいので通路(道路)を掃くとかゴミを拾うとかも立派な社会活動です。

【火星天王星スクエア】
火星はまだ天王星とスクエアを維持しています。火星天王星スクエア(戦争の象徴)は8日頃まで続きます。
また火星は木星とセスキコードレート。木星は、後戻りできない転機のフォルス(山羊座12度)とセスキコードレート。セスキコードレートは困難です。
木星は増やす作用があるのでソフトアスペクトだったら良い反応をしますが、まだ逆行しているし、この場合は火星のパワーを悲劇的に拡大させることになると思います。
火災とは限らないです。洪水もあるし、人災も含む「災」全般となりそう。
月食なので多くの人に影響します。
また火星は、13日頃に魚座8度で北ノードとコンジャンクションになるので、多くの人の運命が決定されるかもしれません。
イランの建国チャートでは、乙女座8度に土星があり、このトランシットの火星&北ノードとオポジションです。
ネタニヤフ首相のジュノーにオポジション、カイロンとスクエア。
トランプ大統領のチャートではヨドが形成されます。
アメリカとイスラエルのエプスタイン連合(苦笑)が、ガザやイランを含む中東に対して行動を起こす可能性があります。
木星は11日に逆行終了しますが、宗教戦争の混乱は続くもよう。

【カイロン、木星、ジュノーのTスクエア】
ジュノーが山羊座22度にあり、牡羊座カイロン、蟹座木星とTスクエアを形成。ジュノーとカイロンのスクエアは、トラウマによる人間関係のトラブルを意味します。
カイロンと木星のスクエアでは、信念や信仰に対する挑戦的な出来事が起こるかもしれません。
総じてこのTスクエアは、信念や信仰が私たちを混乱させ迷わせることを意味していると思います。
日本人にはピンとこない「アブラハムの宗教」(ユダヤ教、キリスト教、イスラム教)が3つ巴になって殺し合っている様子は、誰が彼らの父である神に気に入られるかで争っているように見えます。
各国民にとっても生存権がかかった戦いです。

信仰は宗教に限らず、押し活なども特定の個人への信仰(個人崇拝)と思います。「MAGA」もそういう面が強いですね。お金を信仰している人もいるでしょう。
混乱に陥らないためには、自分が何を求めているか掘り下げる必要があるかも。
【土星海王星コンジャンクション】
私がしつこいぐらいに言い続けている土星海王星コンジャンクションは、現在土星が牡羊座2度、海王星は牡羊座1度にあります。
太陽が牡羊座の国であるイラン、アメリカ建国チャートのIC、イスラエルの6ハウスを刺激しています。
今回の月食は、社会全般において改善を促すものとなるでしょうが、そのためには問題点があぶりだされる必要があります。それは「危機」として現れるでしょう。
たとえばアメリカ建国チャート(シブリーチャート)では、月食12度がアセンダント(射手座12度)ディセンダント(双子座12度)と正確な柔軟宮のグランドクロスを形成します。
また土星海王星コンジャンクションがIC(牡羊座1度)に重なります。
今回の月食は、アメリカ全土にまんべんなく影響が及ぼされるでしょう。

日本の満月(月食)図
犠牲の道を選ばないように古い価値観から脱出しよう
日本は5ハウス‐11ハウスの満月(月食)です。
5ハウスがステリウム(天体集中)しているということは、日本の場合は5ハウスが活性化するということ。
チャートルーラー金星は6ハウスにいます。

ステリウムの5ハウスは、自己表現や投機(投票)、娯楽やエンターテインメント、セックス、出産・子育てというテーマが生じます。
5ハウスは、あなたが「生きている実感」を得る場所だからです。
太陽、月は、2ハウスのリリスを頂点にしたTとスクエアを形成。
2ハウスは、自己価値や収入など「価値観」を司ります。
上のほうで「このTスクエアをチャンスとして使うには、正直になってカミングアウト。心の奥底にあるものを吐き出すほうがいい」と書きましたが、これも同じく自分のことを正直に白状(笑)したほうが良さそう。
5ハウスステリウムとリリスのスクエアは、個人的に「価値がある」と信じているものに注意を向けます。
星は、他人の尺度(ものさし)を借りるのではなく、自分の尺度(ものさし)を持つように促しています。
たとえば、他の人が「くだらない」と言い放ったことでも、あなたが「面白い」と思うなら、それでいいわけです。
5ハウスのステリウムを活かすには、自分が楽しむこと!
火星とスクエアになる天王星は8ハウスにあり、後戻りできない転機のフォルス(山羊座12度)とセスキコードレート。
たとえば家訓やしきたり、古い伝統などに変化を生じさせるでしょう。
ややこしいものはシンプルになります。
セスキコードレートは困難な角度ですが、機能していない、もう必要でないと思ったものを手放すチャンスになると思います。思い当たることがあれば行動に移してみて。
カイロンと木星とジュノーのTスクエアは、木星が9ハウス、ジュノーはICにコンジャンクション、カイロンはディセンダントにコンジャンクションしています。
「信念や信仰が私たちを混乱させ迷わせる」Tスクエアは、日本の場合は外国の影響(トラウマ)、戦後教育の結果であるようです。
日本社会への影響

日本社会の場合は、太陽(国、首相)が5ハウス、月(国民感情)が11ハウスになります。
月にはゾスマがコンジャンクションしていると書きましたが、日本人は「我慢」や「犠牲」を美徳とする傾向が強いので、今回の月食でも「犠牲」となることを選んでしまうかもしれません。
太陽にはパラスがコンジャンクション。高市首相は自分が良いと思っていること(憲法改正や移民政策など)を貫こうとするでしょう。
今回の月食は、高市首相のネイタルの冥王星(乙女座6度)&北ノードとコンジャンクションの範囲になります。
6ハウス(医療、労働、奉仕、軍事など)に土星海王星のコンジャンクションがあります。働き方改革につながるようなことかな。
AI導入と移民労働力の影響が出てきそうです。
私は憲法改正に反対派ですが、政治家以外で憲法改正に賛成派の人がいてもおかしくないと思います。これから賛成派に回らざるを得ないようなこと(偽旗が行われたり)も起きて来る可能性もあります。
早くて来年、私は2028年を予測していますが、日本は戦争できる状態になっているような気がします。
太陽と月のオポジションを、9ハウス(外国)の木星(宗教)がコンプロマイズ(妥協)しています。
月食の時点では木星はまだ逆行しているため、良くない妥協です。
まあ、裏金議員の再登用や旧統一教会の息がかかっている議員が再選されているのも妥協ですね。
星のメッセージ
「パワフルな政治家が政治的な内紛(ヒステリー)状態を克服する」

乙女座のカリスマは「政治家」。強い指導力を行使します。
「え?そんな人、どこにいる?」と言いたくなる昨今ですが、これを私たちへのメッセージとして読むと、「強い精神力」と「広い視野」を養うように勧められていると思います。
現在の世界は混乱しており、当然、私たちもその様子を見て混乱している人が多いはずです。内紛(ヒステリー)は私たちの中でも起きているのです。
乙女座のエネルギーは、物事を整理し、秩序正しくあることを求めますが、混乱している最中にはやはり自分なりの物差しを持っていないと、巻き込まれた上に他者に搾取されてしまうでしょう。
そんな中で冷静でいるために強い精神力(意志の強さ)が必要になります。また、出来事の本質を理解するために視野を広くしていることが大切です。
最後に
何も知らなければ「月食だって。見たいねぇ」と言う人が多いでしょうが、今回の月食は現在起きているアメリカとイスラエル(別名エプスタイン連合)が仕掛けたイラン戦争に大きく影響を与え、その暗い影が私たちにも影響しています。

イスラム・ジハード月食「生きるか殉教か」
これから何が起きるかわかりませんが、恐ろしいことがまもなく起こりそうです。
イランは第二のガザにするには大きすぎます。
現在、アメリカは地上部隊を送る予定があるそうですが、地形的にはイラン軍が有利です。帝国主義者たちが今までイランに手出しできなかったのは、イランの地形にあります。
しかし、もし、イスラエルかアメリカが核爆弾を落とした場合は、逆にその地形によってイラン国土は壊滅的になるでしょうが、隣国への影響は小さいでしょう。
中東と日本は離れているけれど、中東の危機は日本にも影響します。
私はオイルショックを経験しましたが、今回はその時よりも酷くなるかもしれません。最高指導者ハメネイ師を殺害されたシーア派の怒りは、簡単には収まらないでしょう。たとえイランの政権が停戦を受け入れたとしても、多くのイランのシーア派教徒はジハードでの殉教を選ぶかもしれません。

落ち着こう、不安から行動しないように
月食なので過剰に心配してしまうかもしれせん。
水星も逆行しているため、状況は混沌としているでしょう。衝動的な行動をとらないようにしてください。
周囲の勢いに巻き込まれてしまうかもしれませんが、結論を急がないほうがいいですね。強い不安が生じた場合は、一人で抱え込まず、信頼できる人に話してみるのもいいと思います。
火星は私たちの活力、行動力を司っていますが、魚座に入っているときの火星は根気が続かない状況になります。そういう時なのだとわかれば、焦ることはありません。
できるだけペースを落として休憩しながら、好きなことを楽しみましょう。
私はこの記事をアップしたら、またミニチュア制作にとりかかります。
今日はこのへんで。
皆様が落ち着いて月食を過ごせますように。

