【自己紹介】3児の母・認定心理士が語る「ジャーナリングが人生を変えた理由」
こんにちは。1歳、4歳、6歳の3人の子どもを育てながら、心理学をベースに「書く」ことを伝えている、むつみです。
このnoteでは、忙しいママでも続けられる"5分のジャーナリング"をテーマに発信しています。
今日は、なぜ私が「書くこと」を仕事にしたいと思うようになったのか。そして、どんな風にこの小さな習慣が私の人生を支え続けてきたのか。そのすべてをお話しさせてください。
産後うつ寸前だった私を救ったのは、ノートと過ごす静かな時間
出産、退職、転勤、引越し、復職……。
産後の女性の人生は、まるで嵐のように次々とイベントが押し寄せてきます。誰かのために頑張る時間は増える一方で、「自分でいられる時間」はどんどん削られていく。
気づけば、自分がなんだったのかさえ分からなくなって…。
私は長男を出産した後、1歳半頃までずっと夜中に3時間おきに起きる日々が続きました。寝不足と孤独感で、心も体もボロボロ。

医師いわく腱鞘炎になりやすい形の手(?)らしく、右手にしばらく炎症があったのも印象的。
正直に言うと、最も辛かった時期は、書く余裕すらありませんでした。
それでも、ほんの少し心に余白ができた瞬間、ノートを開くと、不思議と心が少しだけ落ち着く時間がありました。
「私は今、しんどい。でも、この子のために頑張りたい。」
そう書きながら、暗闇の中で消えかけていた小さな灯を、自分の中に取り戻すことができたんです。
ここでお話しする私の体験は、「少しでも書ける余裕が生まれた時」の話です。書けなかった時期も、振り返れば必要なプロセスでした。あの時間がなければ、私は産後うつになっていたかもしれない。本気でそう思っています。

HSP? "繊細気味"な私にとって書くことは心のセーフティネットだった
自分で言うのもなんですが、私はもともと少し繊細な気質を持っています。心理学の世界でも、心の不調は環境だけでなく、遺伝的な「気質」が深く関係していると言われています。
実際、私の親族には心の病を経験した人が多く、私自身も16歳の頃から数年は対人恐怖のような症状に悩まされてきました。学校には通えても、人と話すのが怖くて仕方がない。そんな高校・大学時代、私はスクールカウンセリングに通い、自分の心と向き合う日々を過ごしました。
心を穏やかに保つためには、人よりも少し多く"整える工夫"が必要。
もちろん、信頼できる友人や先輩もいました。でも、それとはまた別の支えとして、私が自然に選んだのが「書くこと」だったんです。

1人きりで自分と向き合う時間もこの上なく大切だった
社会人になってからは、ノートが私の「相談相手」になりました。大好きな美術関連企業に就職したものの、保守的な社風が自分には合わず、計り知れないモヤモヤを抱える毎日。
「このままでいいの? 私は本当はどう生きたいんだろう」
そう問いかけながら、ノートに向き合い続けました。そのジャーナリングの延長線上で、心理学と出会い、社会人学生として通信制大学に編入。心理職への転身を決意したのです。
つまり、私にとって"書くこと"は、心を救うだけでなく、人生の方向を決める羅針盤でもあったのです。
すべての始まりは、中学2年生の手帳から
書くことが好きになったきっかけは、中学2年生のとき。憧れの絵師さんが「手帳を書いている」とブログで話しているのを見て、私も真似をしたくなり、初めて小さな手帳を買いました。
地元の文具店で、色とりどりの手帳が並ぶ棚の前でときめいたことを、今でもはっきりと覚えています。「どれを選ぼう?」と悩む時間が、とにかく幸せだった。
それ以来、毎年のように手帳を買って、日々の出来事や小さな気づきを書くことが増えていきました。

高校生の頃は、落ち込んだ日も、将来への漠然とした不安も、すべてノートに書いていました。大学生になると、愚痴も夢も目標も考えたことも、すべてを綴るようになり、社会人になってからは、ノートが「心の避難場所」へと変わっていきました。
書くことで、自分の中に"安心できる居場所"が生まれたのだと思います。
忙しい毎日でも続けられる。3児の母が実践する"朝5分のジャーナリング"
今は、1歳・4歳・6歳の3人の子どもたちを育てながら、仕事にも取り組む日々。それでも、できるだけ朝の5分、保育園の送りの後、あるいは昼休憩に、ノートを開くようにしています。
書くことは、私にとって"心の整理整頓"。片づけが得意ではない私は、頭の中までごちゃごちゃになりがちです。だからこそ、ノートを開くことで思考を整理し、優先順位を見直す時間を持っているんです。
朝のわずかな時間に、
「今日、何を大切にしたいか」
「どんな気持ちで一日を過ごしたいか」
を書くだけで、その日がぐっと豊かになる感覚があります。ほんの5分でも、"自分に戻る時間"があるだけで、1日の質が大きく変わるのです。

"夫の転勤"と"自分の人生"。葛藤の中で見つけたジャーナリングの力
夫は全国転勤のある会社員。結婚当初から「数年ごとに転勤」が当たり前の生活が待っていました。
転勤の話がちらつく度、私は深く迷いました。
「夫に付いていく生活を続けていけば、私のキャリアは途切れてしまう。でも、一緒に行かなければ、家族という形が崩れてしまうんじゃないか。」
何を選ぶのが正解なのか、誰にも答えは分からない。
そんな中で、私は何度もノートに気持ちを書き出しました。迷いも不安も弱さも、全部さらけ出すうちに、「自分の人生は自分で舵をとりたい」という思いが、少しずつ、でも確かに明確になっていきました。

そして私は子供たちとともに帯同をやめ、地元の東京に定住し、自分の仕事を続けるという選択をしました。今は、個人事業主として、そして心理カウンセラーとして働いています。(夫は現在東京勤務で同居中。)
ジャーナリングがなければ、この選択はできなかった。書くことが、人生の舵を自分で取り戻す力になったのです。

"書く5分"で心を取り戻す。忙しいあなたへ伝えたいこと
ジャーナリングは、人生のスピードを少しだけ緩めて、自分の心と静かに対話する時間です。
忙しい毎日の中で、「本当の自分の声」を聞くことは、思っている以上に難しい。でも、ノートを開く5分があれば、誰かの期待やノイズに埋もれた"自分"を、もう一度取り戻すことができます。
このnoteでは、そんな「5分でできる心のメンテナンス」を一緒に実践していきたいと思っています。
誰かのためではなく、"自分で自分を支える力"を育てていくために。
あなたも、ノートと一緒に、小さな一歩を踏み出してみませんか?

