【New York】牡蠣好きなら10月のニューヨークへ!オイスターバー名店とオイスター・フェスト体験記♪
ニューヨークといえば、ステーキやハンバーガー、ピザを思い浮かべる方が多いかもしれません。ですが実はこの街、かつては牡蠣の一大産地として知られていた“牡蠣の街”でもあります。

そして毎年10月、牡蠣好きにとって見逃せないイベントが開催されます。
ロングアイランドの港町、Oyster Bayで行われるオイスター・フェスティバルです。
今回は、ニューヨークでぜひ訪れてほしいオイスターバーの名店と、実際に訪れたオイスター・フェストの様子を、ご紹介します!
🦪 まずは王道から。Grand Central Oyster Bar

マンハッタンで牡蠣を食べるなら、まず訪れてほしいのがGrand Central Oyster Barです。グランド・セントラル駅構内にあるため、観光の合間にも立ち寄りやすい立地が魅力です。

店内に入ると、アーチ状のタイル天井が印象的なクラシックな空間が広がります。長いカウンターの奥には氷の上にずらりと並ぶ牡蠣。東海岸産を中心に、その日のおすすめが黒板に書かれています。
ニューヨーク周辺の代表的な牡蠣といえば「ブルーポイント」。塩味がしっかりしていてミネラル感が強く、後味は驚くほどすっきりしています。いわゆる“ブリニー(海水のような塩気)”な味わいが特徴で、東海岸らしいキリッとした牡蠣です。

$64(約10,048円)
初めての方は、数種類をミックスでオーダーするのがおすすめです。1個ずつ味の違いを比べる楽しさがあります。価格は時期にもよりますが、1個数ドル台から。ハーフダース、1ダースで注文する人が多い印象です。
観光で訪れる方は、ランチタイムやディナーのピークを少し外すと比較的入りやすくなります。クラシックなニューヨークの雰囲気の中で味わう生牡蠣は、旅の特別な一皿になるはずです。
🦪 ブルックリンで味わう洗練。Maison Premiere

もう一軒、ぜひ足を延ばしてほしいのが、ブルックリンのMaison Premiereです。有名人やセレブが数多く訪れるオイスターバーです。
地下鉄でウィリアムズバーグへ向かい、少し歩くと現れる重厚な扉。店内は薄暗く、アンティーク調のインテリアが並び、まるでニューオーリンズやパリのバーに迷い込んだかのような雰囲気。


ここでは牡蠣とカクテルのペアリングを楽しむのがおすすめです。
以前はハッピーアワーがあり、上質な生牡蠣を驚きの1ピース1ドルで味わえたのですが、今現在、オイスターハッピーアワーは実施していないようです。残念!!

グランドセントラルのオイスターバーが「王道のクラシック」だとすれば、こちらは「洗練された大人のオイスターバー」。同じ牡蠣でも、空間や演出が変わるだけで印象がまったく異なることを実感します。旅行中に少しドレスアップして出かけるのも楽しい一軒です。
🦪 忘れられない名店、Pearl Oyster Bar

かつてマンハッタン・ウェストヴィレッジにあったPearl Oyster Bar。
25年以上にわたり、地元の人々に愛され続けたシーフードの殿堂でしたが、残念ながら2022年10月に閉業してしまいました。


ロブスターロールと牡蠣で有名な小さな名店で、いつも行列ができていたのを覚えています。こうした店の歴史が積み重なって、ニューヨークの牡蠣文化は形作られてきたのだと感じます。

ロブスターロールを登場させたのはこのお店!
街は常に変化しますが、牡蠣を愛する文化は今も確かに息づいています。
🦪 10月のハイライト、オイスター・フェスト
そして、牡蠣好きならぜひ体験してほしいのが、Oyster Bayで開催される牡蠣の収穫祭“Oyster Festival”です。毎年15万人以上を動員するほどの大規模な野外イベントなんです。

マンハッタンからはロングアイランド鉄道(LIRR)でアクセス可能。ペンステーションからオイスターベイまで乗り換え一回で大体1時間半くらいです。
1983年にオイスターベイ出身のセオドア・ルーズベルト元大統領の生誕125周年を記念して行われたパレードで地元の牡蠣を振る舞ったのがきっかけで、その後オイスターフェスティバルとしてイベントが続けられているそうです。

会場に近づくと、港町ならではの開放的な空気と、屋台から漂う香ばしい香りに気分が高まります。

山のように積まれたオイスターベイで採れた牡蠣は手際よくさばかれいます。生牡蠣はもちろん、クラムやフライドオイスター、オイスターシチューなど、さまざまなメニューも。
紙皿いっぱいに盛られた新鮮でプリプリのオイスターを頬張り、ビールで流し込むその瞬間は、レストランとはまた違う豪快な美味しさが!!

生クラムも磯の香りがしてとってもジューシー!

ステーキサンドウィッチなど肉料理の屋台、
アップルパイやベルギーワッフルのデザートの屋台も!
地元の家族連れや友人同士で賑わい、どこか温かい雰囲気に包まれているのも印象的でした。洗練されたオイスターバーで静かに味わう牡蠣も素晴らしいですが、秋空の下で食べる牡蠣には、祝祭の特別感があります。

絶叫系アトラクションを楽しめました!
【旅行者向けアドバイス】
フェスは午前中から行くのがおすすめです。午後はかなり混雑します。
10月の港町は風が冷たいことがあります。防寒対策を忘れずに。
現金があるとスムーズな場面もあります。
人気メニューは売り切れることもあるため、気になるものはお早めに。
おわりに・・・

今はなき「The John Dory Oyster Bar」の生牡蠣
ニューヨークで牡蠣を楽しむなら、名店のオイスターバーと、オイスターベイのフェスの両方をぜひ体験してみてください。
レストランで味わう繊細な一粒と、港町で豪快に頬張る一皿。
その両方を知ったとき、きっとこの街が“牡蠣の街”であることを実感できるはずです。10月のニューヨークは、牡蠣好きにとって最高の季節です🦪
※レートは2026年3月現在、1ドル=約157円の計算
