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特別区・技術職(電気)の勉強方法

※全体の流れ(公務員)を先に確認したい方は、こちらにまとめています。




以前の特別区の技術職は、「教養試験・専門試験・小論文」の一次試験、「面接の二次試験」で複数段階の構成されていました。しかし、採用が難しくなっている影響もあり、一次試験で教養試験・小論文を廃止し、専門試験のみを課す制度に改定されました。

つまり簡単になりました。

また専門試験は、落とす試験ではなくなっています。最終的な合否を左右するのは面接試験です(最近ではそれが顕著です)。

また、技術区分(電気・機械・建築など)においては、大学学部の制限が設けられておらず、文系出身者や未経験者でも挑戦しやすい障壁の低さが、特別区技術職の魅力の一つです(自治体によっては制限があります)。

以下では、専門試験を突破するための戦略、さらに面接に勝つための準備法を段階を追って解説します。


電験三種を軸にした専門試験対策:理論・機械中心に専門試験はカバーできる

専門試験は、電験三種(理論・機械・電力)をしっかり押さえれば、大部分の出題に対応可能だと感じます。過去問を分析した限り、多くの問題は教科書レベル・基本問題であり、ひねった応用問題はほとんどありませんでした。

特に理論・機械は、専門知識の根幹となる分野であり、ここができればある程度は得点できると思います。
電力科目の分野もカバーしておくと、さらに良いと思います(電験三種の電力科目で対応可です)。

専門試験においては、模範解答が公開されていません。そのため、自分自身で答案作成する必要があります。

専門試験のみになってからは、「専門試験での合格率がかなり高く、9割以上の受験者が通過する」ような試験になっています。場合によっては全員合格しています。このことから、筆記のボーダーラインはそれほど高く設定されていない可能性があります。つまり、筆記での差は小さく、面接試験でふるいにかけるという流れです。


面接:合否を決める本番勝負

専門試験で差がつかない今、面接の重要度が飛躍的に高くなります。実際、特別区では、面接の配点が大きいと指摘する受験指導者も多く、面接試験で合否が分かれます。とはいえ、面接といっても身構える必要はなく、準備をしっかりすれば問題ない試験です。

以下は、面接試験で差をつけるための準備ポイントです。

1. 自己分析・経験整理を日々行う

一次試験の合格発表後、直ちに面接準備を始める受験者が多いですが、それでは時間が足りません。面接対策をする上で早期から自己分析を行ってください。志望動機、自己PR、想定される質問の回答などは、一次試験前から整理しておくべきです。

2. 面接カード・3分プレゼン対策(新規採用者はマスト)

特別区採用試験では、面接カードを提出し、その内容に基づいた質問がされます。面接カードには以下のことの記入が求められました(現在はもしかしたら違うかもしれませんがおそらく同じだと思います)。

・特別区でどのような仕事に挑戦したいか、あなたの強みと志望動機も含めて具体的に書いてください。
・あなたが一つのことをやり遂げた経験を挙げ、その中で最も困難だと感じたことと、それをどのように乗り越えたか書いてください。
・目標達成に向けてチームで行った経験の中で、チームの貢献につながったあなた独自のアイディアを、自分自身の役割を踏まえて書いてください。

だいたい面接カードはこんな内容でした。

また、面接の冒頭で3分程度のプレゼンを行います。それから面接カードを踏まえての面接です。

3. 面接質問の想定と深掘り準備

特別区面接での典型質問例には、以下のようなものがあります:

  • なぜ特別区を志望するのか

  • あなたの技術職としての強みは何か?

  • 特別区の○○という政策についてどう思うか

  • 過去の失敗経験とそこから得た学びは?

  • 配属先が希望と違ったらどうするか?

等の基本的な内容です。
また、面接は個別形式(面接官3名 vs 受験者1名)で行われます。パーテーションで区切られた中で行うので、自分の声が小さいとかき消されるかもしれません。

4. 面接では専門用語は使用しない

面接官には必ずしも技術職ではないと思います。したがって、専門用語は使用しない方が良いと思います。事務職の管理職が面接を行うこともありますので、自分の知識をひけらかすような話し方は相手に良い印象を持たれませんし、控えた方が良いと思います。


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