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投資の勉強と不安は比例する│持ち続けるための構造とあこがれ

投資を始めるとき、始めてから、
「もっと勉強しないと、いつか痛い目を見る。」

そう思って、なんとなくYouTubeを開いたことはありませんか。

金利の話。為替の見方。決算書の読み方。米国株の今後。

気づいたら、1時間経っていた。

でも、不安が消えていない。

むしろ、増えていた。

そんな結末もありませんか。

少なくとも私は、あります。
それでも、資産は1億円を超えました。

今日は、その話をします。


勉強するほど、不安になる。

情報を追えば追うほど、
気になることが増えます。

金利が上がると株が下がる。
でも利上げ停止が見えると上がる。
中東情勢が悪化すると原油が動く。
でも為替との関係もあって……。

全部追おうとすると、きりがない。

きりがないから、
いつまで経っても「わかった」にならない。
ただ、「わかった」気分にはなる。

でも、最終的に何が怖いかというと、
「次の暴落がいつ来るか」です。

でも、それは誰も知らない。

生成AIに「次の暴落はいつですか」と聞いたことがあります。秒で返ってきました。

「タイミングを予測することは、
現在の学術研究の水準では不可能です」

7年間の答えが(笑)。

情報を増やしても、この答えは変わらない。

「わからない」を知識で包んでいるだけでした。

その私が、どういう結論にたどり着いたか。


売買手法の勉強は、半日でやめた。

チャートとファンダメンタルズです。

PBRとPERで銘柄を絞り込んで、
チャートで方向感を確認してから売買する。
それだけを半日で一通り調べました。

わかった気がした。
この感覚、ありませんか。

じゃあ実際にやってみよう、
と思ってシミュレーションを始めました。
1週間くらい。

で、何が起きたか。

チャートで勉強した通りに動いたときもあった。翌日あっさり逆に動いたときもあった。
何も起きないまま平行線のときもあった。

どのパターンでも、理由がわからなかった。

上がれば「そうなる気がしてた」
下がれば「あのシグナルか」
動かなければ「まだ待ちか」。

後からなら何でも説明できる。
でもそれは、説明じゃなくて後付けだった。

効率厨として、これが一番きつかった。
再現性がないと、続ける意味が見えないんです。

私は再現性にこだわるタイプです。
同じことをやれば、同じ結果が出る。
そういう手法じゃないと、信じて動けない。

1週間やって、
「私には、これを続けても再現性に自信が持てるようにはならない」
と気づきました。
根拠があってそう思ったわけじゃない。
でも確信はあった。

だから、やめました。

ここで気づいたのは、もう一つあります。

インデックス投資は、再現性の話ではなかった。

「この方法を使えば勝てる」
という技術の話ではなく、
「これを信じ続けられるか」という話だった。

そこで初めて、
自分がやるべきことが見えた気がしました。


オルカンは、分析して勝つ場所がない。

ここが、この話の核心です。

「インデックス投資は勉強しなくていい」

よく聞きます。
でも、私はもう少し正確に言いたい。

オルカンの場合は
「勉強しなくていい」じゃなくて、
「分析して勝つための勉強場所がない」
構造になっています。

財務指標で何を絞り込みますか。
全世界の株式市場を?

チャートで何を確認しますか。
2,500銘柄を?

2,500銘柄を分析する未来を想像して、
静かに閉じました。
あなたなら開き続けられますか。

そういう話じゃないんです。

オルカンを持つために必要な判断は、
「資本主義は続くか」という一点だけ。
特定の企業でも、国でもなく、
その上にある概念ごと信じられるかどうか。

分析の入り口が、そもそもない。

短期売買で勝つには、
センスと経験の両方がいる。
でもインデックスはどちらも要らない。
効率厨としては、
むしろこっちの方が筋がいい(笑)。

だから「勉強していないと不安」という感覚自体が、オルカンには当てはまらない。
不安の解消先が、そもそもここじゃない。

1つ言うと、私だって、
センスがあれば個別株で儲けたい。
期待値の最大を取りに行きたい。

でもセンスがありませんでした。
今でもそこは変わってない確信がある(笑)。

だから、
個別株で戦える人が羨ましくてたまらない。
尊敬もするし、そうなりたいと今でも思う。

でもなれそうにない(笑)。


「分析しない」と「信じていない」は、別の話。

「勉強しない=何も考えていない」
ではありません。

暴落が来たとき、人は売りたくなります。

そのとき何が支えになるかというと、
知識の量ではなく「長期では戻る」
という確信です。

信じていなければ、どれだけ勉強していても、
暴落のとき売ってしまう。

信じていれば、勉強しなくても、
持ち続けられる。

でも正直、最初から信じ切れていたわけでもない。
最初の数年は、YouTubeを開いて、
不安を増やして閉じていました。

それでも続けたら、気づいたら信じていました。
7年かかりましたが(笑)。


信じる根拠は、シンプルだった。

私が到達したのは
「米国が終わる世界線が、そもそも想像できない」という感覚でした。

経済が崩壊して、巨大テックが消えて、
テクノロジーが止まる。
そこまで崩れるなら、
たぶん私の資産だけ心配している状況じゃない。

だったら私は、完全に理解し切るより、
信じて持ち続ける方を選びました。
これが根拠です。
分析でも、データでも、専門知識でも、ない。

カッコ悪いかもしれません。
でも、この感覚を信じ抜いた結果が、
この1億円でした。


「勉強しなきゃいけない気がする」なら、一つだけ確認してほしい。

自分が持っているものを、なぜ持っているか。

言えますか。

もっと言うと、誰かに納得してもらえるような
説明ができますか。

暴落で30%減ったとき、売りたくなるかどうかを一度だけ想像してみてください。
その答えが、
今の自分に足りているものを教えてくれます。

「不安だから買っている」
「勉強した結果として買っている」
そのどちらでもなく、
「これが続くと信じているから持っている」
まで落ちているなら、あとは続けるだけです。

全部のニュースを追う必要はない。

勉強の総量を競う必要は、ない。

冒頭で、
「1時間見て不安が増した」と書きました。

じゃあそのYouTube、明日も開きますか。

「信じているかどうか」
が確認できているなら、たぶん開かなくていい。

開きたくなったときが、
確認するタイミングです。

今の自分は「勉強が足りない不安派」ですか。
それとも「信じているから追わなくていい派」ですか。

ちなみに私は今でも、
不安に負けてYouTubeを徘徊して、
さらに不安になるループをやらかすことがあります(笑)。

それでも明日も、
投資本は買わずに、いつものサイゼリヤです。


凡人太郎


個別株を中心にしたポートフォリオの人って、
かっこよくないですか?

noteでもポートフォリオを公開している方を見ますが、個別株9割とか見ると、尊敬しかない。

そんな人になれなかった凡人の投資。
もし、興味を持っていただけたなら、
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次回は、好きな話題になると面白くない私になる話。

投資の話。もちろん大好きです。

趣味の話って、聞かれたら楽しく話せませんか。

ただ、私の場合は実際に話すと、
面白くない人間になる。

そんな話です。


👉️次の記事(職場で投資の話になると、0.3秒で面白くない人間になる。)

👈️前の記事(【効率厨の罠】生成AIを都合のいいYESマンにしていた投資家の話)

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