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資産1億円になった凡人サラリーマンのポートフォリオ、全部見せます。【新NISA・資産形成】

弱い自分を前提に作ったポートフォリオ

前回の自己紹介で、「次の記事でポートフォリオを全公開する」と予告しました。

有言実行です。今回は数字をそのまま出します。
「ほんとに出すの?」と思いましたか。
出します。見栄もなく、盛りもなく、そのまま。

ただ、数字を並べるだけだと自慢話になってしまうかもしれないし、意図しないことなので、
「なぜこの構成なのか」
「どうしてこうなっていったのか」
を一緒に書きます。
背景を知ってもらってこそ、
参考にしてもらえると思うので。


現在のポートフォリオ

運用総資産:約1億円

s&p500 オルカンなどのインデックスファンド中心構成
ポートフォリオのリアルな内訳

一見、いろいろ持っているように見えるかもしれません。「なんか複雑そう」と思った人、安心してください。
私もたまに見返して「これ全部把握してるか?」と自問することがあります(笑)。

でも実態はシンプルで、S&P500やオルカン等のインデックスファンドが中心です。

個別株は一部だけ。現金比率が低いことも含め、その理由等は後述します。


「遠回りしてわかった『素人がプロに勝てない』という現実」

正直に言うと、最初からこのポートフォリオだったわけではありません。
目指していたわけでもありません。

7年前に投資を始めたばかりのころは、
もっとごちゃごちゃしていました。
気になった個別株を買ってみたり、
テーマ型のファンドに手を出してみたり。
(AIとか、半導体とか、そういう流行り系)
「これ、なんかよさそう」
という感覚だけで動いていた時期があります。

今思えば、根拠のかけらもない。
その迷走の話は別の記事でちゃんと書きますが、たどり着いた結論はシンプルでした。

個別株は、私には運ゲーだということ。

プロでも難しいことを、素人の自分がやって勝てるわけがない。テーマ株も同じで、ギャンブル性が高すぎるし、私にはセンスがないと感じました。

「わからないものやプロに勝てないものには手を出さない」——その結論に至るまでに、少し時間と授業料がかかりました。
同じ遠回りをしてほしくないから、このnoteを書いています。


1億円を超えたとき、初めて「守る」ことを考えた

このポートフォリオに組み替えたのは、運用資産が1億円を超えたタイミングです。

1億円という数字を初めて画面で見たとき、「あ、なんか増えてる」という感じで気づいたので、特に感動もありませんでしたが、謎の達成感はありました。「え、マジか」という感じで(笑)。

でもそこで初めて、「守ること」を具体的に意識するようになったんです。それまでは「増やすこと」だけを考えていた増やすフェーズから、守りながら育てるフェーズへ。自分の中で何かが切り替わった感じがしました。

同時に、出口のこともあらためて真剣に考えるようになりました。このお金を将来どう使うのか、何歳ごろにどういう形にしたいのか。

「ゴールから逆算する視点」が加わったことで、構成が変わっていきました。

ゴールドや債券が入っているのは、ゴールからの逆算視点の結果です。成長を狙うためではなく、長期でリスクを分散して、将来のフェーズ移行をスムーズにするための存在として持っています。

「利回りが低い」と言われることもありますが、それでいい。そういう役割だから。
どういった逆算でこうなったのか、なぜゴールドなのかは、別の記事で書きます。


全ての銘柄に、「役割」を持たせています

このポートフォリオで私が一番大事にしていることがあります。

それは、保有しているもの全てに、説明できる役割を持たせるということです。

「なんとなく持っている」——そういうものをできるだけ排除してきました。
役割のないものは、判断を鈍らせます。
相場が荒れたとき、「これ売るべき?持つべき?」という問いに答えられなくなる。

ちょっと聞いてみますが、あなたの保有銘柄、全部に役割を説明できますか?

「なんとなくよさそうだったから」「友達が買ってたから」——かつての私もそうでしたし、説明なんてできませんでした。

たとえば、私のポートフォリオの役割はこんな感じです。

  • ​S&P500: NISA枠をフル活用する「成長のエンジン」

  • ​国内株(TOPIX): (理由は別記事ですが)あえて持つ「為替への守り枠」

  • ​米国債券: 将来の安定性を高めるための「種まき」
    S&P500が大部分を占める理由も含め、それぞれの役割は、また別の記事でじっくり書きます。

こういった役割が明確だと、相場が荒れても判断に迷わなくなります。
これ、やってみると思った以上に精神的に楽になりますよ。
「この銘柄はこういう役割だから、今は動かさなくていい」と、自分を落ち着かせる根拠になります。


個別株の話。趣味枠、あります。

日本個別株も少し持っています。3銘柄です。
※銘柄名は今回は省略します。役割の話がメインなので。

それぞれにちゃんと役割を設定していますが、1銘柄だけ正直に言うと、趣味枠があります。
完全に感情で持っている。投資としての合理性は、薄い。我ながら「それでいいのか」と思いますが、持っています。

でも、人間だから仕方ない部分もあると思っていて。全部を合理的にしようとすると、逆にストレスになって続かなくなります。
「これは趣味」と割り切って極小にとどめ、それ以外はルールに従う。そういう設計にしています。

正直なところ、インデックス投資は楽しくありません(笑)。だから、個別株で自分のセンスを試して、いわゆる投資家的な感覚を楽しめる要素としては役割があります(笑)。

ダイエット中に「一口だけならチョコ食べるのはOK」と決めておくほうが、完全禁止より長続きするのと同じ理屈です。

「完璧な合理性」を求めすぎると、長く続けられなくなる。これも、自分の特性を理解した結果です。


『暴落で動けない』自分を認めたら、投資が楽になった

基本的にリバランスは、しません。

ここは少し意外に思う人がいるかもしれません。
買ったら、そのまま持ち続けます。

「え、それって管理してないってこと?」と思った人、半分正解です(笑)。

理由はシンプルで、自分の特性を受け入れたからです。

リバランスの理屈はわかります。暴落したときに株を買い増して、上がりすぎたものを売って比率を整える。頭ではそれが正しいとわかっている。

でも、暴落しているときに「さあ買おう!」と積極的に動けるかというと、自分にはその勇気がありません。正直に言います。ビビります。

コロナ暴落のときも、売らずに耐えることはできました。でも下落局面で買い増す気持ちにはなれなかった。他にも大きな下落が何度かありましたが同じでした。

そこで気づいたんです。リバランスって、暴落時に立ち向かう勇気がないと意味がない、と。

だったら、最初から「偏っても死なない比率」で資産を組み、リバランスなしで機能する仕組みを設計すればいい、と。


現金比率は低い

現金比率が低いのも、私の特性に基づく最適化です。
暴落時に使える現金があると、底値を狙いたくなる。でも勇気がない。

それだったら、本当に最小限の「生活防衛資金±α」にして、いつ来るかわからない暴落待ちの機会損失を無くすことと、できる限り投資というマーケットにお金を預けることが私には最適解であると気付いた結果です。

まずは、自分の弱さを認めて、その弱さを前提に仕組みを作る。
かっこよくはないけど、これが私なりの答えです。

私の特性に基づく最適化です(キリッ
とか自信溢れる感じ言ってますけど、弱いだけです(笑)

かっこいい投資家より、続けられる凡人のほうが、長期では勝てると思っています。
凡人太郎という名前、伊達じゃないんです。(笑)


まとめると、3つだけ

難しいことはしていません。

「わからないものには手を出さない」
「役割のないものは持たない」
「自分の特性に合った仕組みを作る」

この3つを意識してきた結果が、今のポートフォリオです。

逆に言うと、この3つさえ守れば、誰でも似たような設計ができると思っています。
才能じゃなくて、仕組みの話だから。


次回:新NISAの枠、どう使う?

ここまで読んで、「で、実際どこから始めればいいの?」と思った人もいるんじゃないかと思います。

わかります。ポートフォリオを見て「なるほど」と思っても、最初の一歩は別の話ですよね。

次の記事では、新NISAの枠をどう使うかについて書きます。どう使うのが最適解なのか、私自身の使い方も含めて、できるだけシンプルに説明するつもりです。

「NISAを始めたいけど、何から手をつければいいかわからない」という人に、特に読んでほしい内容になります。

凡人太郎


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