新NISA枠の正しい使い方。1億円投資家が「ガチホ一択」の理由。【資産形成・インデックス】
NISA、最初は使っていませんでした。
突然ですが、告白があります。
私、新NISAの前身であるNISA制度を、
しばらく使っていませんでした。
理由は単純で、めんどくさかったからです。
口座を別に作るのがめんどくさい。
手続きがめんどくさい。
なんかよくわからないのがめんどくさい。
「まあ、証券口座で普通に買えばいいか」
というノリで、ずっとスルーしていました。
7年で1億円を達成した投資家の話、とかでアピールしている割には出だしがひどいですね(笑)。
でもこれが凡人のリアルです。
当時の私に「もったいない」と言っても、
たぶんこう返ってきます。
「でも別に、証券口座でも買えるし……」と。
そうなんです。買えるんです。
でもそれ、将来の自分がかなり損をする選択だったと、今ならわかります。
追記
NISAの仕組みはもう知ってるよ、という方は
「ガチホって、言葉では簡単なんですが。」
の見出しから読んでもらえればと思います。
「20%」の意味を、ちゃんと想像したことありますか?
「NISAがお得」というのは、もう多くの人が知っていると思います。
でも、「どれくらいお得か」を自分の数字で想像したことがある人は、意外と少ないんじゃないかと思います。
かつての私もそうでした。
通常の証券口座で投資をすると、
利益に対して約20%の税金がかかります。
100万円の利益が出たとき、手元に残るのは80万円。20万円は税金で消えます。
「まあ20万円くらいなら……」と思いましたか?
ちょっと待ってください。
これが、1000万円の利益になると200万円の差。3000万円なら600万円の差。長期投資で複利が効いてくる後半になればなるほど、この差はじわじわと、でも確実に広がっていきます。
どうせ買うなら大儲けしたいですよね?
私もしたいです(笑)。
ちょっと儲かればいいやで買うこともあるかと思いますが、ほとんどのケースは増やすことを一番の目的として、その銘柄を買ってるのではないでしょうか。だったら、利益が出れば出るほど、やはりNISAがお得です。
私が「めんどくさい」とスルーしていたのは、
このインパクトをちゃんと想像できていなかったからです。
そもそも「定期預金よりマシ」くらいの気持ちで投資を始めていたので、利益に税金がかかるという感覚が薄かった。
税金の話は、利益が出てから考えればいいや、と。
でも投資って、出口のことを入口で考えておかないといけないんですよね。これ、やってみてはじめてわかることでした。
もしまだNISA口座を使っていない人がいたら、ぜひ一度、将来の利益から20%が静かに消えていく未来を想像してみてください。けっこう、ぞっとします。
ちなみに。NISA口座の開設手続き、書類記入等、だいたい30分くらいで終わります。
人生でこれほどコスパのいい30分は、そうそうない。
NISA枠の結論:ガチホ一択です
NISA枠をどう使うか。私の結論はシンプルです。
ガチホ(長期保有)一択。
これだけです。
「え、それだけ?」と思いましたか。
そうです、それだけです。
シンプルに見えて、これが一番難しくて、一番大事です。
考えてみると、NISA制度って「長く持つことが前提」の設計になっているんですよね。
非課税で運用できる期間が長いほど複利が効く。
国が作った制度が「ガチホしてね」と言っているわけです。
だったら、素直にそれに従えばいい。
難しく考えすぎなくていい。
巷で言われているとおり、NISA枠の答えは最初から一つです。ここは多くの方も同じような結論かと思います。
だから今日書きたいのは、その先の話です。
ガチホって、言葉では簡単なんですが。
ただ、正直に言います。
ガチホって、
やってみるとけっこうしんどい瞬間があります。
それもそれなりの頻度で……。
暴落が来たとき、含み損が膨らんでいくのを画面で見ながら「でも持ち続ける」という選択をするのは、頭でわかっていても体がざわざわします。
ニュースが「株価大暴落」と騒いで、SNSが「売れ売れ」の雰囲気になっても「動かない」でいられるか。
これ、メンタルだけの問題じゃないんです。
もっと根本的な話で、
要は「この投資先を、本当に信じているか」
ということだと思っています。
信じられないものを持っていると、含み損になったときに耐えられない。「やっぱりこれ、ダメだったのかも」
と思い始めると、売りたくなる。
NISA枠で売ると、その枠は来年まで復活しません。
年末ならいいのでは?と思う方はそのとおりかもしれません。
ただし、条件が多くつきます。
利益は出てる?年始すぐに枠を埋められる?底値はいつ?投資のプロでも底値は誰もわからない。
だから私は、NISA枠に入れるものは「どれだけ下がっても信じて持ち続けられるものだけ」という基準で選んでいます。
信じられるかどうか。これだけが基準です。
個別株をNISA枠に入れるなら、一つだけ確認させてほしいんです。
個別株をNISA枠に入れている人もいると思います。
それ自体は何も言うことありません。
ただ、一つだけ正直に聞かせてください。
「どんな状況でも、売らない覚悟がありますか?」
個別株は、インデックスと違って「会社そのもの」に投資しています。
業績が悪化することもある。予想外の不祥事もある。最悪の場合は倒産もある。
含み損が数十パーセントになっても、ニュースが連日悪報道でも、それでも持ち続けられるか。
そこで、個別株をNISA枠に入れる判断として
私が使っていたやり方にはなりますが、
「3つの視点」を共有します。
もし、どれにも該当せずに「うーん……」と詰まるなら、その銘柄はNISA枠には向かないかもしれません。
暴落時の覚悟:株価が50%になっても、「安売りセールだ」と笑って買い増せるか?
目的の明確化:「値上がり益」を狙うのか、それとも「配当マシン」として割り切るのか?(ここがブレると、暴落時に危険)
出口の想定:「もし明日、NISA制度がなくなっても、その株を持ち続けたいか?」
覚悟するか、配当に割り切るか。
どちらかが腹落ちするなら、個別株をNISA枠に入れる理由としては充分です。
ただ、「なんとなく持っている」ことでNISA枠を使うのは少しもったいないかもしれません。
少し補足だけ。
私の場合、保有銘柄にはそれぞれ「役割」を決めています。
値上がり狙い・配当狙い・趣味の3種類で、事実として配当狙いのところだけ旧NISA枠を使用しています。
役割が決まっていると、含み損が出たときに迷わなくなる。
「これは何のために持っているんだっけ」が答えられれば、売るか持つかの判断軸がブレないんです。
この話、ちゃんとやると長くなるのでまた別の記事で書きます。
私はインデックス派です。でも、いろんな正解があります。
私自身は、NISA枠をインデックスファンド中心で使っています。
理由はシンプルで、インデックスが一番「ガチホしやすい」から。
個別企業と違って市場全体に投資しているので、「これだけ下がったら終わり」という状況になりにくい。
歴史的に見ても、長期では右肩上がりになってきた実績がある。
あと、そもそも資本主義社会が右肩上がりする仕組みとなっています。
※これだけで一記事書けるテーマなので、そこはまた改めて。
だから信じて持ち続けられる。
でも、これが唯一の正解だとは思っていません。
高配当株を信じている人もいれば、特定の業界を信じている人もいる。
それぞれが「これなら長期で信じられる」と思えるものに使うのが、結局一番続くと思います。
大事なのは、銘柄の選択よりも「ガチホできるかどうか」という一点。
NISA枠は「自分が信じるものを、長く持つための枠」
そう定義すると、何を入れるべきかが自然と見えてくるはずです。
誰かに正解を教えてもらうより、自分が信じられるものを見つけることが先、という話かもしれません。
まとめ:過去の自分へ
最初は口座開設すら億劫だった私が、ガチホ一択にたどり着いたのは、理屈よりも先に体で覚えたからだと思っています。
NISA枠を使うか使わないかで、将来の手取りは大きく変わります。
早く始めるほど、非課税と複利の効果が長く続く。
これは数字として明らかです。
「めんどくさい」とスルーしていた当時の私に、一言だけ言えるとしたらこれです。
「人生でこれほどコスパのいい30分は、そうそうない。」
あとは、ほったらかしでいい。それがNISAの一番好きなところです。
次回は、私が経験した「コロナ暴落」のリアルを書きます。
ガチホが正解だとわかっていても、暴落の真っ只中でそれを貫ける人は驚くほど少ない。
含み損が膨らみ続ける画面を前に、何を思い、何をしたのか。
また、トランプ関税で1,000万以上の下落経験。どう感じ、どう狼狽えたのか。
ありのままの「リアルな事実」をお届けしたいと思います。
凡人太郎
この記事が少しでも参考になったら、
「スキ」や「フォロー」で応援いただけると、
次の執筆の励みになります!
👉️次の記事(【暴落でも何も感じない】1,350万円溶けた凡人サラリーマンが実践する、再現できる暴落耐性のつくり方【新NISA・資産形成】)
いいなと思ったら応援しよう!
私の記事が参考になれば、それが一番の喜びです。
引き続き応援よろしくお願いします。この記事は noteマネー にピックアップされました

