成長投資枠、何を買えばいい?答えは銘柄じゃなかった億り人の話
成長投資枠だけ、
何を入れるか決めきれないまま、
気づいたら数ヶ月経っていた。
そんな人に先に言っておきます。
銘柄はまだ決めなくていいです。
「何を買うか」を考える前に、
決めておくことが一つある。
そこを飛ばしたまま銘柄を選ぶと、非課税の恩恵を十分に活かせないまま終わります。
私自身、このものさしに気づくまで何年もかかりました。
何を持ち続けられるか。
そこが先でした。
投資を始めたばかりのころ、
成長投資枠を
「何か特別なものを入れる枠」
だと思っていました。
購入画面で
「特定口座」か「成長投資枠(NISA)」かを
選ぶとき、
「ここには違う何かを入れなきゃいけない」
という感覚があった。
だから旧NISAのとき、商船三井を入れました。
高配当株として。
結果として失敗だったとは思っていません。
配当もそれなりにもらえたし、
今も持っています。
ただ旧NISAは期限がある枠でした。
期限が来れば課税口座に移るか、売って新NISA枠で買い直すなどの判断が必要になる。
今思うと、
新NISAなら入れていなかったと思います。
一生持ち続ける前提で選ぶなら、
「高配当だから」
という理由では確信が足りなかった。
旧NISAだったから選べた、
というのが正直なところです。
私の場合は、
その企業のサービスを使い続け、
競合も観察して、多少の含み損でも
「まあ、持っておこう」と思い続けられる。
そのくらいの確信があって初めて、
個別株がNISA枠の選択肢に入ると思っています。
商船三井を旧NISAに入れたとき、
私にその確信があったかと言えば、なかった。
新NISAは期限がありません。
売らなければ、
ずっと非課税のまま持ち続けられる。
この違いに気づいたとき、
「成長投資枠に何を入れるか」
という問いの意味が変わりました。
つみたて枠と同じ銘柄を成長投資枠に入れても、問題ありません。
私も最初は「同じ銘柄を入れていいのかな」と迷っていました。
ただ、つみたて枠は金融庁が認めた銘柄に限定されていますが、成長投資枠はETFや個別株など、幅広い商品が対象です。
選べる幅が広いほど、
判断する軸がないと迷います。
だからこそ先に決める。
軸は一つだけです。
自分が納得して持ち続けられるか。
「どの銘柄が伸びるか」でも
「米国かそれ以外か」でもない。
新NISAは非課税で長期保有するための枠です。
売るたびに非課税のメリットを途中で手放すことになります。
だから私は、
「いつ売るか」を考える銘柄ではなく、
「売らなくて済む」銘柄を選びたい。
何十年でも持ち続けられるかを先に確認する。
それだけで、候補は自然と絞られます。
ライフイベントや急な出費で売ることもある。
でも少なくとも私は、長期保有する前提のものだけNISAに入れたいと思っています。
インデックスなら、
「納得して持ち続けられる理由」を
「市場全体が長期的に成長する」
という一点に絞れます。
個別企業を追わなくていい分、持ち続けやすい。私にはそれで十分でした。
今持っている成長投資枠の銘柄、
なぜ持っているか一行で言えますか。
もっと言うなら、投資に興味がある友人に、
納得してもらえそうな理由を説明できますか。
答えられたなら、その銘柄はNISA向きです。
「それなら、この先10年は持ち続けられるね。」
って言ってもらえそうなら、間違いない。
7年間で一度だけ、
成長投資枠に入れる銘柄を変えました。
昨年まで、
成長投資枠はS&P500のみでした。
毎月スプレッドシートで、
保有銘柄の内容や比率を確認しているので、
年末には「今年もこれでいいな」と確認するだけで、迷うことはなかった。
ただ、今年、初めて本当に迷いました。
「伸びると思うもの」と
「安心して持ち続けられるもの」が、
初めて一致しなかった。
米国比率が60%を超えていたのが気になった。
S&P500の塊がすでに十分あるので、
ピースとして米国以外を足すイメージで、
「先進国インデックス(米国除く)」と悩んだ。
「S&P500の方が伸びるだろうな」
とは今でも思っています(笑)。
効率厨としては負けを認めるような話ですが、
それでも持ち続けられる方を選びました。
最後に一つだけ聞かせてください。
その銘柄を選んだ理由、
10年後の自分にも説明できますか。
銘柄を選んでいるようで、
実は自分を選んでいる。
私は来年の年始も、スプレッドシートを開いて、最初に銘柄ではなく自分の軸を確認するところから始めます。
凡人太郎
つみたてNISAでオルカン。
成長投資枠は、何を?って思っている方は
結構いらっしゃるのではないでしょうか。
オルカンを信じて持ち続けている。
S&P500はまだ信じることができていない。
それなら、深く考えずに私ならオルカンです。
長期保有できることが、
NISA枠では何より大切なことだと私は思います。
同じ悩みを持つ仲間として、
これからも記事を書きたいと思いますので、
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次回は、投資の判断シリーズ第4弾。
テンバガーになった銘柄と
その銘柄と同じ額の現金。
どちらかを選ぶなら、どっちを選びますか?
私は一切迷いがありませんでした。
毎回のことながら、
その理由がこのシリーズの見所ではあるので、
言語化を頑張りました(笑)。
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