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「もっと若ければ」は、本当に投資できなかった理由ですか。

「もっと若ければ、投資を始めていたのに」

そう思いながら、踏み出せていない。

この記事にたどり着いた人は、
そういう人だと思います。

一つだけ聞かせてください。

遅い、って、誰と比べている話ですか。


私は会社で、
投資をしていると話すことがあります。

同世代や先輩から返ってくる言葉は、
だいたい決まっています。

「もう遅いよ」
「もっと若かったならやってたのにな」
「今は株も高いし、今さらでしょ」

会社の人間関係というものがあるので、
「そうですよね」
と返して終わりにしていました。

先輩相手に
「それは違います」
とはなかなか言えない(笑)。

でも、心の中ではずっと思っていました。

「今が高い」という感覚はわかります。

ただ、少しだけ掘り下げてみてほしい。

今が高いということは、
これから上がらないということになります。

もし本当にこれから上がらないなら、
それは資本主義の破滅です(笑)。

日本というか、世界の大部分が終わっている。

その未来は、
たぶん農業最強で物々交換の世界です。

そんな未来が、
あなたが生きている間に来ると思っていますか。


私の答えを先に出しておきます。

40代から始めても、遅くない。

50代から始めても、遅くない。

60代から始めても、遅くない。

70代は……少しだけ、設計を考えた方がいいかもしれません。

でも「遅すぎて意味がない」ではない。

ただ、「遅い」という感覚の中身は、
人によって少し違います。

もう少し分けて話します。


「遅い」と感じる理由。

大きく2つあると思っています。

一つ目は、時間軸の漠然とした不安。

「積立期間が短い分、増えない」
「若い人には追いつけない」という感覚です。

二つ目は、具体的な目標と期限がある場合。

たとえば100万円の余剰資金を、
5年後に1,000万円にしたい。

この二つ目については正直に言います。

必達の目標なら、選択肢は狭くなります。
リスクも高くなる。

「遅い」と感じる感覚は、間違っていない。

ただし、「遅いからやらない」は違います。

目標に届かないかもしれないけれど、
何もしないよりは近づける。

それは、やる理由になります。

今日この記事で話したいのは、
多くの人が感じているもう一つの方、
時間軸の漠然とした不安です。


少し冷たいことを書きます。

そうですよね、と返しながら、
正直なところ自分でも似たようなことを
考えたことはありました。

だからわかるんです。

「今から始めても遅い」という感情の正体は、
始めない理由を探しているだけの場合が多い。

高値をつかむかもしれない。
相場が悪いかもしれない。
若い人には追いつけないかもしれない。

全部、始めない理由として機能しています。

心当たり、ありませんか。


私が投資を始めたのは39歳のときでした。

39歳の当時、投資の知識はほぼゼロでした。

「遅い」なんて、一ミリも考えなかった。

動機は単純で、貯金で寝かしておくのがもったいなかっただけです。

崇高な理由は、ない。

そこに余剰資金があるから、始めた。

少し名言に寄せすぎましたかもしれません(笑)。

7年後、資産は1億円を超えていました。

39歳・知識ゼロから始めた人間の、
7年後の話です。

大部分はインデックスを積み立てて、
ほったらかしていた。

結果論にはなりますが、始めた時期もよかった。

それだけでした。


「でも退職金やまとまった貯蓄は、
いざというときのために現金で置いておかないと」

この感覚、私もわかります。

入院するかもしれない。
介護が必要になるかもしれない。

急に現金が必要になる場面は、確かにある。

ただ、投資信託や株などは、
タイミングの良し悪しはあれど、
システム的には1週間あれば現金化できます。

定期預金のように満期を待つ必要はない。

もし私が65歳の定年まで一度も投資を始めていなかったとしても、退職金が入ってきた瞬間に同じことを考えていたと思います。

「これ、寝かしておくのはもったいないな」と。

「遅い」という発想は、
たぶんそこでも出てこなかった。

生活防衛資金は別に確保した上で、それ以外の「使う予定のない現金」の話をしています。


投資で一番重要なのは何だと思いますか。

知識ではないと思っています。
メンタルでもない。

時間、だと思っています。

ここで矛盾を感じた人、鋭いです。
「遅くない」と言っておきながら、
時間が大事と言っている。

事実として、時間は長い方がいい。

20代から始めた人より、40代から始めた人の方が不利なのは本当のことです。

ただ、それは「やらない理由」にはならない。

40代から始めた人より、
50代から始めた人の方が不利になる。

今日始めた人より、
明日始めた人の方が1日分だけ短くなる。

時間が大事だからこそ、今が一番早い。

そういうことです。


「でも積立期間が短いと増えないじゃないか」

その通りです。

だから、期間に見合った設計をすればいい。

私の場合は10年以上あったので、
迷わずインデックスの積立にしました。
S&P500とオルカンです。

5年前後なら、
リスクを抑えたバランス型や債券の組み合わせ。
オルカン、ゴールド、国債などです。

3年しかないなら、
個人向け国債を選択肢に入れます。
日本国債は1年以上持てば、元本保証です。

投資は株式だけじゃない。

インデックスファンドだけでもない。

メガバンクの定期預金金利は0.375%〜です。
(2026年6月時点)

悪くはないですが、物価上昇に追いつけているかどうかは別の話です。

「遅い」という問いより、
「今の自分に合った設計は何か」
という問いの方が、ずっと使えます。


70歳で「もう遅い」と止まるには、
人生はまだ長すぎます。

40代なら、なおさらです。

「今日が一番若い日」という言葉があります。

ベタだと思っていました。

7年やってみて、
本当にそれだけだったと気づきました(笑)。

積立の設定をして、あとは何もしない。

その間に、少しだけ景色が変わっていきます。

そして、同じ言葉が頭に浮かぶと思います。

「あのときが一番若い日だった」と。


冒頭で聞きました。

遅い、って、誰と比べている話ですか。

たぶん、いません。
比べる相手が、最初からいなかった。

今、手元に使う予定のない現金があるなら。

銀行口座で寝かしておくだけでいいか、
一度だけ考えてみてください。

遅すぎる、なんてことはありません。

私は今日も積み立てを続けています。

投資を始めようとして、
踏み出せていない理由があれば、
コメントで教えてもらえると嬉しいです。


凡人太郎


次は、人生初めて資産相談をした話

メインで利用している銀行から、
メールが来ました。

「資産相談を受付中です」

想定してなかった展開になりました(笑)。


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凡人太郎|7年で1億のサラリーマン投資家│インデックス投資 私の記事が参考になれば、それが一番の喜びです。 引き続き応援よろしくお願いします。