職場の昼飯をポートフォリオで考えたら、サイゼリヤがオルカンだった。
お昼ご飯の話をします。
投資の話ではありません。
でも、ほぼ投資の話です。
私のランチポートフォリオは、
こうなっています。
・サイゼリヤ:50%
・松屋:20%
・びっくりドンキー:20%
・コンビニ:10%
……ポートフォリオという言葉を使うあたりで、
何かがおかしいとは自分でも思っています(笑)。
でも効率厨として、
設計に根拠がないのは気持ち悪い。
というわけで、真面目に分析します。
あなたの昼飯は、設計されていますか。
コアは「低コスト・高回転・ストレスゼロ」
サイゼリヤが50%を占める理由は、
シンプルです。
安い。早い。判断コストがゼロに近い。
「何にしようか」という思考時間が、
昼休みの資産です。
サイゼに入った瞬間、
この思考コストがほぼ消滅します。
ミラノ風ドリア、300円。以上。
爆発的な感動はない。
でも、だいたい満足して帰れる。
どこかのオールカントリーで聞く言葉。
これは構造的に、インデックス投資と同じです。
「何を買うか」という判断を放棄することで、
最大のコストを削っている。
マーケットを毎日分析して「今日はどれを買うか」と悩み続けた人が、コツコツ積み立てた人に最終的に負けるのと同じ構造が、昼休みにも存在しています。
どこにしようか30分悩んで、
たいして変わらないものを食べて帰ってくる。
そういう同僚を、私は何人も見てきました(笑)。
松屋は「純粋なコスト効率」枠
20%を占める松屋は、
バリュー株的なポジションです。
牛めし並で紅しょうがを盛れる喜びも込みで、
コスパは異次元。
ただ、毎日は行きません。
なぜか。
毎日行けるほど、感情が動かないから、です。
もう一つ、理由がある。
行くたびに紅しょうが牛丼が完成します。
これは凡人太郎の仕様上、避けられない。
問題は、これが続くと健康ポートフォリオの
塩分比率が上昇していくことです。
複利で塩分が積み上がるのは、
長期的にはかなりのリスク要因になりかねない。
効率厨として、
ここは慎重に比率をコントロールしています。
20%が限界です(笑)。
びっくりドンキーは「好き枠」
これが個別株枠です。
月に数回、なんか食べたくなる。
理由を言語化しろと言われても、
「好きだから」としか出てきません。
ただ、正確に言うと
「ハンバーグが食べたい」ではありません。
「びっくりドンキーのハンバーグが食べたい」
のです。
これは、セクターを買うのとは違います。
ハンバーグというカテゴリに投資しているんじゃない。
びっくりドンキーという銘柄を選択している。
高い。遅い。でも行く。
財務は弱い(昼休みの時間を圧迫する)。
でも保有を続けている理由が明確にある。
これ、役割が言えている状態です(笑)。
あなたの昼飯に、こういう銘柄はありますか。
問題は、コンビニです
10%。
これが、唯一の誤算です。
会議室を出た時点で、もう負けています。
コンビニに行くのは自分の意志ではありません。
会議が長引いたとき選択肢が消えた結果として、たどり着く場所です。
サンドイッチ片手にメールチェック。
昼休みが昼休みじゃない、あの10分間。
少し、悲しい。
投資で言えば、これは「待機現金」です。
本当は市場に入れたい。でも、タイミングの問題で手元に残っている状態。
さらに、コンビニに着いてからも、
いくつか判断が発生します。
サンドイッチにするか、おにぎりにするか。
2個にするか、1個にするか。
時間と判断コストのバランスが、
どこをとっても悪い。
待機現金が多い人は「いつか底値で動こう」と
思いながら、結局動けないままが続く。
コンビニの10分間も、似たような構造です。
「今日は仕方ない」が、
暴落のように、不定期に訪れる。
会議で下落が発生した場合、
選択肢は残り少ない。
その日の残業という損切りをしないために、
致し方なく残った選択を選ぶ。
少し悲しい位置づけです。
では、たまに知らない店に入るとどうなるか。
メニューを開く。
「おすすめ」という文字が目に入る。
……待て。
これはお店のマーケティング戦略ではないか。
利益率が高いから、
おすすめと書いているだけじゃないのか。
信託報酬でマネタイズするアクティブファンドが「推奨ポートフォリオ」を提案してくるのと、
構造が同じなんじゃないか。
本当においしいものは、
どこかに隠れているはずだ。
テーマ株の連想ゲームをするように、
メニューを読み解こうとする。
価格帯、原価率、人気の背景……。
考える。考える。考える。
昼休みは有限です。
結論が出ない。
損切りラインを超えた。
「このおすすめのやつで。」
美味しい。
抵抗した時間が、少し恥ずかしい(笑)。
結局、
何度試してもプロのおすすめの方が外さない。
これ、市場平均に勝とうとするのと、
同じ話だと思いませんか。
で、このポートフォリオは正解なのか
そこに気づくのに、どれだけ遠回りしたか。
7年間ポートフォリオを設計してきたら、
昼飯まで同じ構造になっていました。
我ながら、どうかと思います(笑)。
効率厨の職業病と言えばそれまでですが。
ちなみに今日の昼飯は、サイゼリヤです。
予定通りです。設計通りとも言います。
凡人太郎
他の方が書かれた記事をよく拝見させていただいているのですが、ある日、こんなタイトルの記事を見つけました。
【新投資スタート】きゅうり株成長記録②米国株インデックス投資家の次なる戦略的ポートフォリオ
「きゅうり株。」
そんな成長銘柄があるのは知りませんでした。
もちろん、即座にタイトルを押しました。
タイトルに違わず大ヒット作でした(笑)。
記事を書かれたお小遣い2万円の軍師さんに、
構造を真似させてもらっていいか、と、
お尋ねしたところ、快く承諾いただけました。
お小遣い2万円軍師さん、
ありがとうございました!
シリーズ化されているため、
第1回のものをご紹介します。
次回は、投資を始める年齢の話。
職場でたまに投資の話をすることがあります。
先輩からは、もっと若ければ、やってたんだけどな。
と回答があることも多い。
「そんなことないです。
始めないと勿体ないですよ。」
とは言えないですが、言いたい話です。
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