1億投資家の投資哲学がブレて、NASDAQ3倍ブルを買ってしまう話
以前、レバレッジ商品のリスクに関する
記事を書きました。
ボラティリティドラッグのこと。隠れコスト。
「成功体験の後に人は壊れる」という話。
その記事を書いた本人が、
NASDAQ100の3倍レバレッジを買いました。
自分でも、少し笑えます(笑)。
1億円を超えてから、もう増やすフェーズは終わったと思っていました。
守りに入っていく時期だ、と。
その人間が、例外を作りました。
これはその決断に至るまでの思考プロセスです。
正解かどうかは、まだわかりません。
正解が出るのは、たぶん数年後です。
スシローが、きっかけでした。
趣味枠として持っていたスシロー。
回転寿司で一番好きだから買った、
という銘柄です。
気づいたら、
評価額が900万円近くになっていました。
最高値を更新し続けていた。
株式分割の発表も出た。
「そろそろ売り時かな」という感覚は、
ずいぶん前からありました。
半分売ることにしました。
評価額の半分だから450万。
税金を引くと、
手元に来るのは370万円くらいです。
この370万円を、どこに置くか。
そこから考え始めました。
頭の中にあったことを、順番に出します。
資金の置き場として、
米国に絞って考えていました。
これは自分だけの判断ではありませんでした。
プロに相談したとき、
米国はまだ強いという見立てを聞いていた。
その話が頭にあって、
方向性が絞られていった感じです。
ある意味、そそのかされた部分もある(笑)。
「まだ強い」という確信自体は、
相談前からありました。
ただし、
近いうちに大きな調整が来ると思っています。
レバレッジという性質を考えると
調整を絶対に待ったほうがいい。
わかっています(笑)。
でも、タイミングを見ないと決めています。
調整が来るのは確実ですが、
それがいつかなんて、誰にもわかりません。
20年スパンで見れば、世界のトップクラスであり続ける可能性が高い、という見立てがある。
問題は、そこじゃなかった。
どうやって入るか、です。
個別株で入りたかった。
正直に言うと、
SpaceXとAnthropicは個別で買いたい。
最近のメディアを見ていると、AIといえばClaudeという流れが来ている気がしています。
そうなったとき株価がどう動くか、
投資家として想像は難しくない。
OpenAIじゃなくてAnthropicなのは、
そういう理由です。
なんとなく興味がある、
というレベルではありません。
将来性に対して、
かなりはっきりした確信があります。
ただ、上場してIPOで買おうとしても、抽選です。
当たる気が正直しません(笑)。
上場してからだとタイミングの難しさがある。
そうなると、個人的には、
NASDAQ指数に乗るのが現実的なルートになる。
大統領選と株価の関係を、調べました。
資産相談で、大統領選前後の株価の動向についても教えてもらいました。
帰ってから、SBI証券に掲載されていた資料(岡三アセットマネジメント作成)を確認しました。
https://search.sbisec.co.jp/v2/popwin/info/fund/report/fund_shiryou200117_12.pdf
私は、数字という事実に弱いです。
並べてしまったら、もう動きたくなっていた。
指数はNYダウです。
NASDAQじゃないのはわかってます(笑)。
でも傾向として見るには十分でした。
過去10回で見ると8回プラス。
マイナスの2回は選挙とは別の要因で相場全体が崩れた年です。直近5回だけ並べるとこうなります。

さらに4年サイクルの平均。

今年は中間選挙年にあたります。
データで見ると、平均+3.3%のフェーズです。
仮にデータ通りに推移するとなると、今年は大暴落することになります(笑)。
ただ、それでも「動いていい」という気持ちが出てきました。
根拠というより、許可に近い感覚でした。
それに、スシローを一部売るタイミングはずっと考えていた。
その資金先として、
S&P500でいいかなとも思っていた。
でもあえてリスクを取ってもいいと思えたのは、
もう一つ理由があります。
370万がゼロになっても、
今の私なら「失敗したな」で流せる自信がある。
損失許容額の自己診断が先にあった。
それだけは設計だったと思っています。
押し切ったのは、プロの一言でした。
守りすぎているかもしれない。
そういう感覚は、薄々ありました。
自分では認めたくなかった。
認めると、また動かないといけなくなるから。
資産が一億円に到達したとき、
ポートフォリオの見直しをやり切りました。
残存するリスクは、
さらに最適化しようとしてしまうこと。
これを自分の戒めとして、結論付けた。
だからあえて、見ないようにしていた。
そんなとき、資産相談でこう言われました。
「もっと攻めてもいいと思いますよ」
自分が感じていたことを、
代わりに言語化してもらった感覚でした。
370万は今の総資産の約4%。
刺激として持てる金額だという本音が、
その一言で表に出てきた。
それが最後の引き金になりました。
なぜ3倍か。これが一番怪しいです。
「中途半端に2倍いくくらいなら3倍」
という発想が出てきた。
同時に、
自分の中でこういう理由が並び始めました。
スシローって、
よく考えると外食産業で中国依存も高い。
落ちるときは結構落ちる。
7年持っていた実感として、NASDAQ3倍ブルと
値動きの荒さはそんなに変わらない。
さらに言えば、今のポートフォリオの中で、
リスクが一番大きいのはスシローです。
それをNASDAQ3倍ブルに替えるなら、
ポートフォリオ全体のリスクレベルはあまり変わらない。
……書きながら気づいていました。
後付け理由が、山ほど出てきています(笑)。
自分で言っててわかります。
「買いたい」が先にあって、
理由はあとから来ている。
後付け理由が出てくる感覚、
あなたにも覚えがありませんか。
私はある(笑)。しかも今がそれです。
ただ、今回だけは、
この後付けを設計の材料にするのをやめました。
そのまま走ることにした。
自分で書いた注意事項を、
自分で踏みに行っている(笑)。
設計の記事を書いてる人間とは思えない。
買ったのは、大和アセットマネジメントのNASDAQ3倍ブルです。
SBI証券で相談させてもらっておきながら、
別の会社の商品を買いました。
SBI証券の方、ごめんなさい(笑)。
期間は、最初から決めていました。
次の大統領選挙の結果が出るあたりまで。
それ以上は持たない、
というルールを自分の中に置いた。
「役割を言えない銘柄は持たない」
というのが自分の原則です。
この枠の役割は、巨大IPOの動きに乗り、
次の大統領選前後まで保有すること。
それ以上でも、以下でもない。
ゴールを先に決めた。
そこは守れていると思っています。
自分で書いた記事を、自分で破る。
わかってます。自分で書いた記事です(笑)。
レバレッジの危険性を書いた記事で言いたかったのは、「レバレッジは悪だ」ではありませんでした。
役割と上限を決めてから使え、という話でした。
今回は、
一応その条件を満たしていると思っています。
「一応」というのが正直なところです(笑)。
もう一点。
以前「自信が出てきたときほど、判断が狂う」という内容を書きました。
今の自分は、
少し自信がある状態で買っています。
これが気になっています。
今でも気になっています。
ただ、
自信と根拠は別物だと思うことにしました。
自信があるから買った、ではなく、
根拠を積み上げた結果として自信になった。
そうなっているといいな、という(笑)。
で、正解なのか。
わかりません。
上がれば「設計が当たった」と言うだろうし、
下がれば「やっぱり感情だった」と言われるかもしれない。
自分でもそう思うかもしれない。
それでも今の思考プロセスを
正直に残しておきたかった。
「衝動か設計か」を問い続けてきた人間が、
どういう回路でこの判断に至ったか。
人は、自分のルールに例外を作り始めた瞬間から崩れる、と書いたこともあります。
今がその瞬間かもしれない。
ゴールは決めた。損失許容額も決めた。
それでも、走ることにしました。
あなたは、自分のルールを破りたくなったとき、どうしましたか。
よければ、コメントで教えてください。
凡人太郎
レバレッジのことを書いた記事です。
スシローのことを書いた記事です。
これまで書いてきた記事とは、かなり真逆の行動をしていると思っています(笑)。
だからこそ、記事に書いてみようと思いました。
書けば書くほど、後付け感がすごい(笑)。
大統領選アノマリーも過去実績であって、
予測の根拠としては成立しない。
私のブレてる思考回路を言語化してみましたが、
いかがだったでしょうか。
あれこれ後付け理由を付け足したら文章が、
いまの倍くらいになっていました。
消してーーー、リライトしてーーー。
さすがに自重して削ったのは、ここだけの秘密です。
こんな私ですが、興味を持っていただけたなら、
「フォロー」しておくと、また何かに手を出す記事を見つけやすくなります。
ここまで読んでいただけた方へのおまけ
NASDAQ3倍ブルを買ったのは、
2026年5月下旬です。
その後すぐ、大きな調整がありました。
その前日と当日のスクショを貼っておきます。
惨敗記録です(笑)。


次回は、記事を書くネタがない話。
最近、だいぶネタ切れ感があります(笑)。
でも、そんなネタ切れ感をネタにして、
記事を書いてみようと思います(笑)。
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