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#105: 履歴書では見えてこない「あなたのオンリーワン」を、ロジックツリーであぶり出す方法

「自分の強みがわからない…」
そう感じるのは、あなたが何も持っていないからではないです。
ただ“整理の仕方”を知らないだけだと思います。

このnoteでは、「自分の強みや特異性」を“ロジックツリー”というツールを使って見える化する方法について書きます。

つまり、強みは探すものではなく、分解すれば“すでにあなたの中にある”ということ。

前回のnote#104「オンリーワンのつくりかた ── 無理だと思っていた僕の整理術」では、「あなたはすでにオンリーワンである」という前提をベースに、自分の特異性を見つける視点を紹介しました。

ただし、その“オンリーワンらしさ”をまだ活字にできていない人には、「どう整理したらいいのか」が見えないことも多いはずです。

今回は、そんな方に向けて――
オンリーワンを“思いつけない人”のために、思いつけるようにする方法
をお届けします。

活用するのは、note#66「ロジックツリー超入門 ── 問題がごちゃついたら、線で考えるだけで整理できる」でも紹介した“ロジックツリー”という思考法。


このときは、主に“問題を解決する”ための道具として紹介しましたが、今回はそれを“自分の経験や特性”の整理に使ってみます。

特に、「強みを探すのが苦手な人」にこそ、この方法はおすすめです。
論理的に分解していくうちに、思いもよらない“意外なストロングポイント”が浮かび上がることがあるからです。

そういう意味で、ロジックツリーは「思考を整理する道具」であると同時に、「意外な発想を引き出す装置」でもあるのです。

今回のnoteは、
もしあなたがーー
✅ SNSプロフィールに何を書いていいかわからない
✅ 自分の強みをうまく言葉にできない
✅ 履歴書や面接で「自分らしさ」が出せない
と悩んでいる場合、この記事は、きっと何かヒントになるはずです。


1. 「強みが見えない」のは、あなたのせいじゃない

「強みって何だろう」「自分にしかできないことって何だろう」
そう考えると、つい“何か新しいスキルを獲得しなければ”と思ってしまいます。でも実は、それはすでにあなたの中にあります。

あなたがこれまで経験してきた仕事、暮らし、失敗、そして続けてきた何気ないこと――。
それらを見つめ直せば、“他の人には簡単に真似できない経験”が、必ず眠っているはずです。

でも、それが見えない理由はシンプルです。
多くの人が「履歴書的に自分を分解してしまっている」から。
つまり、“時間軸”で区切るという方法に慣れすぎてしまっている。

学歴→職歴→最近の実績──という整理の仕方は、確かに一般的ですが、これでは自分の特異性が「表層のラベル」止まりになることも多いのです。

だからこそ、時間軸ではなく“別の軸”で分解する思考法が必要なのです。


2. ロジックツリーで“経験”を分解してみる

ロジックツリーは、本来“問題”を因数分解して構造的に整理するための道具です。
note#66では、悩みを解決するステップとして紹介しました。

今回はそれを、自分の「経験」に応用してみます。
ポイントは、“経歴”ではなく“経験”ベースでMECEに分解してみること。

そして時間軸に縛られず、いろいろな「軸」で自分を切り取ってみることで、思いもよらない自分の輪郭が見えてくるはずです。

たとえば、こんな切り口で分類してみてください:

  • 活動の軸:本業・副業・ボランティア・地域活動・家事・子育て・介護・趣味・学び直し

  • 役割の軸:リーダー・サポーター・調整役・ファシリテーター・企画屋・縁の下の力持ち・単独プレイヤー

  • 思考スタイルの軸:論理重視/直感重視/共感重視/数字志向/観察型/行動優先型/慎重に詰める型

  • 環境の軸:都会/地方/多拠点/実家暮らし/ひとり親/Uターン/Iターン/会社員/フリーランス/副業中

  • 興味・価値観の軸:教育への関心/地方創生志向/環境意識/暮らしの最適化/効率化が好き/人の成長を見るのが好き

  • ストーリーの軸:大病をしたことがある/引きこもり経験/留学/挫折からの復帰/働きながら学んだ/人を支えた経験

これらの軸は、どれも“あなたの経験”を再発見する入り口になります。
さらに分解してツリーを細かくしていくと見えてきたりもしますので、その辺はご自身で手を動かしてみてください。

そして、複数の軸を掛け合わせることで、よりあなたらしい輪郭が見えてくる。

たとえば ──
「都会育ち」×「今は地方で子育て」×「共感型で人の話を聞くのが得意」×「学び直し中の40代」
これだけでも、簡単には真似できないポジションが生まれます。

ロジックツリーを使って、これらを丁寧に分解していけば、
「まさかこんな自分に価値があるとは思わなかった」という発見につながることも、実際によくあるのです。


3. 書き出せたあなたは、すでにオンリーワン

note#104でも書いたとおり、理論上、あなたはすでにオンリーワンです。
その証拠は、誰にも真似できない人生をあなたが歩んできたこと。
ただ、それが“言語化”されていないだけ。

だからこそ、まずはこの方法をとりあえず試してみてほしいのです。

ロジックツリーを使って、自分を「時間軸」ではなく「多軸的」に見つめ直す。
そうすると、誰かが見落としていたような“あなたらしさ”が、ふわっと浮かび上がってきます。

そして、意外にもその“強み”は、自分にとってはあまりにも当たり前で気づきにくいことが多い。
僕自身もそうでした。たとえば、AIを使うことは自分にとっては当たり前すぎて、強みだと思っていなかったんです。
でもロジックツリーで掛け合わせてみたとき、それが他の要素と組み合わさることで「僕のガソリンスタンドらしさ」になっていくことに気づきました。
そこから発信を始め、取り組みも形にしていっただけです。

こうして整理できた“現時点のオンリーワンな自分”を起点にする。
そしてその上で、「なりたいオンリーワン像」に近づくために、必要なスキルや知識をあとから足していけばいいのです。

逆に、もしこの土台がないまま「他人と比べて近づこう」とすると、必要のない資格や自己啓発に時間とお金を費やすことになってしまいます。

まずは今ある経験を構造化して、「自分という素材の強み」を言葉にする。
それが、あなた自身のブランディングの第一歩です。

最後まで読んでいただきありがとうございました。

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