#1518 漫画論108|キン肉マン④(黄金のマスク編)
本日もキン肉マンを掘り下げていきましょう。
前回7人の悪魔超人編の続編的な感じで、更に上位互換の敵が現れてドキドキした名作「黄金のマスク編」について紹介します。
このシリーズも大好きでしたね。
キン肉マン|黄金のマスク編 あらすじ

7人との悪魔超人という死闘を終えて、超人たちは平和に健康診断を行っていました、が!
休む暇もなく新たな敵が登場してしまいました。その名も悪魔騎士!
こいつらは宇宙のすべての超人においての平和の象徴と呼ばれ、キン肉神殿にまつられている黄金のマスクを盗み、正義超人殲滅を目指して喧嘩を売ってきました。
そんな黄金のマスク(ゴールドマン)自体が悪魔騎士のボスである悪魔将軍と同義語だったりして若干ややこしいんですが、その辺はあまり深く考えなくても話は進むので、解説も省略します笑
前回の7人の悪魔超人編はミート奪還がメインミッションだったのに対し、今回は黄金のマスク奪還がメインミッションになるのですが、今回は「正義超人と悪魔超人、どちらが生き残るかの戦争」と言えるでしょう。
ロビンも言っていましたし・・・

この辺はアニメの再放送でもメチャクチャ熱くなって見ていた記憶もありますし、前回もお伝えしましたが僕が初めて読んだのが14巻という、このシリーズがもっとも盛り上がっていた時期だったので、メチャクチャ印象に残っていますね。
悪魔超人編の焼き増し的な展開という声もありますが、そもそもの設定が面白くて、敵キャラも魅力的なので、全然気にならなかったですし、本当にワクワクして続きを楽しみにしていました。
キン肉マン|黄金のマスク編 好きなシーン
10位 超人に対して高圧的なドクター

このドクターは人間のように見えますが、メチャクチャスパルタで高圧的ですよね笑
オイルマンなんて石油を貯蔵できるだけでて有能ですし、必要な国などではメチャクチャ重宝される超人と思うのですが、罰走させられてますからね笑
まぁしれっと50kg増えて体重計に乗るオイルマンもどうかと思いますが・・・
そしてこのドクター、次のページではテリーマンにデレデレしていて、人を見て判断しています。
なかなか人間らしい人間でしたね笑
9位 キン肉マンを「うすのろ」と罵るカナディアンマン

キン肉マンは悪魔騎士の1人目のスニゲーターとの戦いで、なぜか戦い終えた後に死んでしまうのですが、それをみてカナディアンマンがとんでもない暴言を言い出します。
先ほどのドクターのような、なんというか人間らしい超人ですよね笑
この「うすのろ」というワードはマズかったのか、以降の再発版では修正されているようです。ロビンマスクも使っていましたが・・・
あと利根川も使ってましたね笑
8位 復活して数話で死ぬウルフマン

そんな感じでスニゲーター戦であっさり死んでしまったキン肉マンを救うべく、ウルフマンが立ち上がります。
13巻でバラバラの状態から蘇生するのですが、同じ13巻でまた死ぬという・・・短命の力士となってしまいました。
7位 アフリカを攻められて攻撃を受けるアマゾンマン

これはシンプルに、ゆで先生が「アマゾンはアフリカにある」と思ってしまっていた故のミスでしょう。あまり突っ込むのは野暮ですね。
しかし、「アフリカ」と括るのも雑ですよね・・・笑
この辺は担当も編集長も何も思わなかったのかだけが気になります笑
6位 サンシャインとザ・ニンジャの謎の入れ替わり

この交代も本当に謎でしたが、これはゆで先生のミスだったようです笑
サンシャインを4Fに置きたかったのに2Fにおいてしまったので、「これはマズい」と思ってこの謎の交代を行ったようですね笑
5位 リングを支える超人たち

そしてこれは本当に良いシーンでした。
キン肉マンと悪魔超人の死闘で、なぜかモブの超人たちがリングを支える事となり、前述のカナディアンマンやアマゾンマンが頑張るんですね。
この辺は正義超人の友情を感じましたね。
4位 悪魔将軍の陰部がサンシャインだったこと

ここはアニメで見ていた時がメチャクチャ印象に残っています。
友人の家でアニメでこの回を見ていたんですが、その時友人の兄が「サンシャイン、チンコじゃん」とか言い出しまして笑
今考えると小学生レベルのジョークなのですが、当時小学生か幼稚園児だった僕は腹抱えて笑った記憶がありまして、未だにサンシャインを見ると思い出してしまいますね笑
3位 ジェロニモが技を喰らっているのを解説するジェロニモ

これはもうゆで先生、担当、編集長と公開までに関わった全員が違法薬物でもやっていたんじゃないかと疑いたくなるくらいのハイパー・アホ・展開です。
技をくらっている人間が、なんでオーディエンスにまぎれて驚いてんねん!という話ですが、ここまで言うと「乖離」とか「解脱」とかミスの上のレベルを考えてしまいますよね笑
とにかく今見てもカオス以外の何物でもないクレイジーな展開でしたね。
2位 スキンヘッドだったバッファローマン

これは評判最悪だったらしいですし、僕もいたくショックを受けたものでした笑
これは「正義超人に生まれ変わる決意表明」みたいな意味でのヅラ外しだったらしいのですが、とにかく評判が悪くてこの設定は以降のシリーズで無かったことになりました笑
1位 だって、オラは人間だから・・・

そしてこれはキン肉マンの歴史に残る名シーンですね。
超人ではなく、超人に憧れる人間だったにも関わらず、悪魔騎士最強とも言われるサンシャインをやっつけたのは素晴らしかったですし、多くの読者に勇気を与えてくれたのではないでしょうか。
しかしながらジェロニモはその後、念願かなって超人に生まれ変わるんですが、以降の戦績は振るわず、「人間の頃の方が強かった」と言われてしまう始末でした笑
キン肉マン|黄金のマスク編 好きな超人
10位 ウォーズマン

本作は顔面をキン肉マンにぶち抜かれたり、体の中で勝手に戦われたり、アシュラマンに赤子のように扱われたり・・・散々でした。
このシリーズ辺りから弱体化が本格化した気がしましたね・・・
9位 ポルターガイスト

これは読者投稿の超人であり、作中には登場していない(36巻の全員集合の所にはいたような気も)のですが、僕はポルターガイストのキン消しを持っていたので、非常に思い入れがあったりします。
しかも結構雰囲気あって強そうじゃないですか?
なので僕はキン消しで、かなりこのポルターガイストのは重宝していた記憶がありますね。
8位 カナディアンマン

そして本作で良くも悪くも目立ってしまったのは彼ですね。
前述の「うすのろ発言」はいただけませんでしたが、プラネットマンの戦略ミスで生命維持装置無しでも大丈夫というちょっと良い扱いになっていたにも関わらず、井戸に入らなかったのが理由か気づいたら生命維持装置に戻され笑
その後、リングを支えるときはイニシアチブを取って頑張っていましたね。
7位 ジャンクマン

その両手といい、なかなかインパクト大な敵でした。
技も多彩でロビンマスクを苦しめて、印象に残った敵キャラでしたね。幼少期の僕にはなかなか怖い存在でした。
ケンコバはジャンクマンが一番好きみたいですが、それはこの黒パンツがレスラーとしての王道をわきまえているというのが理由なようです笑
6位 ザ・ニンジャ

ザ・ニンジャはなかなか魅力的なキャラクターでしたね。やはりどの時代でも、どの作品でも忍者はカッコいいです。
この作品ではまだまだ悪の描写が多いですが、それでも随所ではカッコよくて、次の次のシリーズの王位争奪編にも登場しましたね。
5位 サンシャイン

サンシャインはギミックも多く、本当に見ていて楽しい敵でしたね。
この「砂」を武器とする設定は、のちにONE PIECEのクロコダイルもかなり使われているでしょう(クロコダイルの方がカッコいいですが…)
それでもなかなかの恐怖を感じさせてくれた好キャラクターですね。
4位 委員長(ハラボテ・マッスル)

そして本作で大きく株を上げたのは委員長ことハラボテ・マッスルでしょう。
なぜか悪魔将軍に目をつけられて、キン肉マンvs悪魔将軍でリングを支える一因に巻き込まれて、そこで持ち前のリーダーシップを発揮し、ボロボロになりながらプレイング・マネージャーとして超人たちに的確な指示をしていたのは流石でした。
あの悪そうなスカルボーズすら従えてましたからね笑
3位 アシュラマン

そしてアシュラマンですね。
当初はここまで残すキャラクターとして思ってなかったようですが、とにかくその存在感だったり発想がなかなか素晴らしく、魔界のプリンスとして残るべくして残る存在となりました。
とにかくカッコよかったですね。
ちなみに作画の中井先生は、腕が6本あるので描くのが毎回面倒なようです笑
2位 ジェロニモ

そして正義超人のニューカマーとして登場したジェロニモです。
そのあまりにも自然にメンバー入りした姿を見て、当初は「僕は知らないけど、みんな知っている存在なんだろう」とか思っていたんですが、みんなそう思っていたようで、初出の超人でした笑
生命維持装置無しで行動したり、ゆでたまご先生には珍しく伏線を考えられていた存在であり、このシリーズは無駄にプラネットマンに氷漬けされるキン肉マンを鼓舞したり、ウォーズマンの体内に詳しかったりと大活躍でしたね。
1位 悪魔将軍

そして何といっても悪魔将軍ですね。
まさにラスボスに相応しいフォルム、存在感、強さ。とにかく強かったですね。
キン肉マンにトラウマを与えるくらいの鬼でした。
キン肉マン|黄金のマスク編 ベストバウト
10位 ウォーズマン vs アシュラマン

今回のシリーズはウォーズマンは本当にかわいそうでした。
唯一の見せ場となりそうだったのはキン肉マンとアシュラマンのバトルの前にアシュラマンの挑発に乗り…

あっさり恥ずかしい姿になってしまいました泣
令和の今だったら「ちょwwウォーズwww」みたいな感じで、ネットで叩かれてたでしょう笑
9位 キン肉マン vs スニゲーター

スニゲーターは悪魔騎士の所詮に相応しい、色々な能力を持ったグッドキャラクターでした。次々に変身していく展開とかもとてもワクワクしましたね。
ただ、キン肉マンの心臓を止めるほど追い詰めていたのかな・・・とは思っていますが笑
8位 キン肉マン vs プラネットマン

プラネットマンもギミックを多く持ったグッドキャラクターでしたが、ゆで先生は早くこの試合を終わらせたくて仕方なかったそうですね笑
とは言えキン肉マンを地球に見立てて、攻撃した地域の超人を全滅させるというなかなかチート級の技を持っていた敵でした。
7位 バッファローマン vs 悪魔将軍

これは「悪魔将軍が強すぎた」というインパクトを残したかっただけの試合だったんですが、前述の通りでバッファローマンがヅラだったショックが強すぎて、試合がなかなか頭に入ってこなかったんですよね笑
6位 キン肉マン vs アシュラマン

テリーマンを苦しめたアシュラマンとの戦いでした。
阿修羅バスターの弱点を探すゆえにキン肉バスターの弱点も露呈させてしまったのが悲しい限りでしたが、そこでキン肉ドライバーという新技を発見したのは流石でしたね。
5位 テリーマン vs アシュラマン

アシュラマンはとにかく怖い存在でした。
なぜかこの試合のみに適用された気がする「リングアウト」という概念がなければ、テリーマンも普通に倒せなかったでしょう。
そもそもあのカウントを誰がしていたのか謎ですが・・・笑
あと「腕を奪われる」というのも今考えるとよく分からない展開でしたね・・・
4位 ブロッケンJr vs ザ・ニンジャ

ブロッケンJRは前回、3人がかりでミスターカーメンを倒したので、今回は最後は運に助けられたのもありますが1人でザ・ニンジャを倒したので、成長が見えましたね。
そんな感じでギミックも多くて、見ていて退屈しない戦いでした。
ウォーズマンの身体の中に入って肺を傷つけるのとかは当時から違和感だったり、帽子を取ったブロッケンJRがスキンヘッドでなかなか衝撃だったりはしましたが・・・
バッファーローマンの衝撃ほどではなかったですね笑
3位 ロビンマスク vs ジャンクマン

ジャンクマンとロビンマスクの戦いは完璧だったと思っています。
ジャンククラッシュが脅威→鎧で防ぐ→相変わらず脅威→両腕で塞ぐ→前にもトゲトゲで流血→前のトゲトゲをリングに刺す→背後を狙うもダブルフェイスというチート技→ジャンククラッシュを喰らう・・・という感じで、とにかく一進一退、目まぐるしい戦いでした。
最後の逆タワーブリッジで仕留める展開なども素晴らしかったし、最後に「ちょっとだけ眠らせてもらうぜ…」も渋くてカッコよかったんですが、何故かジャンクマンの躯を仰向けにしたのは良くなかったですね笑
2位 キン肉マン vs 悪魔将軍

とにかく悪魔将軍の強さはメチャクチャでしたね。
「痛みを感じない」「ダイヤモンドより硬い」「そのくせ軟体だったりする」「実態が無い」みたいな感じで、チート級の能力を3つも4つも持つ変態でした。
必殺技もカッコよく、隙がないラスボスでした。
だから最後もバッファローマンが憑依して倒すみたいな感じで無理やり終わらせた感もあり、格落ちしないまま去っていた強キャラでしたね。
1位 ジェロニモ vs サンシャイン

そしてやはり悪魔騎士戦と言えばこの試合でしょう。
ジェロニモがテリーマンに「人間なんじゃね?」と疑われつつも、ボロボロになりながらしっかりとサンシャインを倒したのは感動しました。
ロビンマスクvsジャンクマン以上の攻防であり、地獄のピラミッドで体を貫かれても生き返り、途中で命絶えるも自分で自分に心臓マッサージを行い復活し・・・笑
とにかく熱い戦いでしたね。
まとめ
そんな感じでまたまた今回も長くなってしまいましたが・・・
本当に面白いシリーズでした。
次回は夢の超人タッグ編を紹介しましょう。
