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#1348 雑誌論39|コミックバンチ

久々の雑誌論、ここ最近は「ヤングキング」「ヤングアニマル」となかなかコアな雑誌を攻めてますが、本日もコアな雑誌と僕の中で定義しているコミックバンチを紹介しましょう。


コミックバンチとは?

コミックバンチ(COMIC BUNCH)は、「日本一の漫画誌を作る!」というキャッチコピーを掲げて、新潮社にて2001年5月に創刊された日本の青年向け週刊漫画雑誌です。
元々集英社で、少年ジャンプの編集長を担当していた堀江信彦氏が、過去に担当していた北斗の拳の漫画担当の原哲夫と、シティーハンターやキャッツアイでお馴染みの北条司に声をかけて刊行された雑誌ですね。

発行形態は「週刊コミックバンチ」としてスタートし、主に20代〜40代の男性読者をターゲットとしており、創刊時には70万部を発行していた勢いがあった週刊誌だったのですが2010年に休刊となり、その後は月刊になったり、コミックゼノンに後継したりという感じですかね。


コミックバンチの魅力

1. ベテラン作家陣による重厚なストーリー

今の価値観で考えても、大御所を引き連れて雑誌を作ってしまうのはなかなかセンセーショナルですね。
ひとつの時代を作った原哲夫や北条司という1980年代のジャンプ黄金期を支えた大物作家が多数参加したことは若き漫画家にもよい影響を与え、読者の年齢層も高めで、「大人のための少年ジャンプ」とも呼ばれていたようです。


2. 人間ドラマに焦点を当てた作品が多い

この辺は青年誌あるあるですが、勇気・愛・義理・人情など、人間の根本的な感情をテーマにした作品が多く、大人の読者に共感を与えました。
「あ、これもバンチだったのね・・・」と気付く作品も結構あったりします。


3. 新潮社らしい文芸的アプローチ

同社が文学雑誌も多く発行していることもあり、ストーリー性や心理描写の深い作品が多かったのも特徴と言われています。
このへんは出版社パワーですね。

コミックバンチの読んでおきたい作品BEST10

※週刊・月刊含んでおります


10位 死役所

コミックバンチKaiという雑誌で連載しており、今のバンチの看板的な漫画です。過去にTOKIOの松岡主演で実写化もされておりました。
過去に少しだけ読んだんですけど、死後の世界の話で、人が死んだ後に霊界みたいなところにいって、そこで自分の人生を振り返る動画か何かを見て、自分の一生は何だったのか振り返るような、そんな漫画だった記憶があります。


9位 GANGSTA.

読んだこと無いんですけど、マフィアの話のようですね。
前に友人が面白いから読んだ方が良いと言っていたので、この辺のジャンルはそんな読んでないんですけど、機会があれば読んでみたいと思います。
ゴッド・ファーザーもいい加減見たいですね。


8位 JKハルは異世界で娼婦になった

転生モノも、ついにここまで来たかという話ですね笑
多分Facebook広告か何かでチラッとだけ読んだ記憶がありますが、なかなかセンセーショナルな内容だったのでここでも紹介してみました。


7位 裁判長!ここは懲役4年でどうすか

昔何冊か読みましたが面白かったです。
12人の怒れる男とかもありましたが、裁判って面白いんですよね。
ドラマ化、映画化もされたのがその証左でしょう。


6位 エンジェル・ハート

シティーハンターも謎や闇の多かった作品ですが、冴羽獠がお調子者のドスケベ野郎だったので全体的には明るい雰囲気があったのですが、このエンジェルハートはとにかくダウナーな印象がありました。
まぁ少年誌から青年誌に移行したのもありますが、そんな印象が強いですね。


5位 極主夫道

元々「極道主夫」だと思っていましたが、極主夫道でした。
本作は「くらげバンチ」というバンチからのれん分けされたWEBコミックのようですが、今のバンチ漫画で一番勢いがあるのが本作では無いでしょうか?
伝説のヤクザが足を洗って専業主夫になるとかそんな感じだったと記憶していますが、ありそうでなかったコメディ漫画だったりします。
この主人公は無駄に家事能力が高く、自分も一目置いたものでしたね笑


4位 蒼天の拳

創刊時の2枚看板の1つですね。
超大人気作「北斗の拳」の続編なんですが、時代的にはケンシロウが生まれる前の話ですね。
北斗の拳は荒廃した世界の話したが、蒼天の拳は中国が舞台であり、そこでケンシロウの叔父である同名の拳志郎がブイブイ言わせる感じだったと記憶しています。
昔まとめて読んだんですが、ビックリするくらい覚えてないですね笑


3位 アタック!

この辺からはしっかり覚えてますね。
シュートでお馴染みの大島司先生が、一瞬で終わったテニス漫画を経て、バレーボール漫画で帰ってきました。
舞台も掛川高校で、主人公はトシっぽい奴で、ヒロインも一美っぽい子で、とにかくシュートのバレーボール版みたいな感じでしたが、大島先生が書いたらどんなスポーツでもドラマティックで面白くなりますね。
大島先生は女性のようですが、堀内夏子先生と並んで学生サッカーを描くのが抜群に上手いですね。


2位 オーレ!

この漫画も面白かったですね。
主人公は市役所職員なんですが、出向で地元の弱小のJ2チームに出向し、人気も金も実力も無い、地方のチームで苦しむという話で、フロントの地方の現実を知ることができる作品です。
確か同時期にヤングジャンプで連載されていた「フットボールほど素敵な商売は無い!」と同じ感覚で楽しめる作品でしたね。

そんなチームはJ3降格寸前だったんですが、リーグ最終節で2006年をモデルとしたクソ強い横浜FCに勝って残留し、入れ替え戦で東国原英夫的な知事の支援を受ける宮崎に勝ってなんとか残留し、そして主人公が市役所を辞めてクラブチームに転職し、数十年後にメガクラブになるというエンディングはなかなか奇麗でしたね。


1位 ウロボロス -警察ヲ裁クハ我ニアリ-

そしてバンチと言えば何と言ってもこの作品ですね。
メインの復讐劇を進めていく中で、小さな悪党退治がたくさんあり、なかなか退屈せずに楽しめた作品でした。
この漫画を読んだら警察になるのは辞めようと思うでしょうね笑


まとめ

そんな感じでほとんど読んだことのない(読んだけど覚えてない)作品が多かったのですが・・・なんとか無理やりまとめてみました。
次回はヤングチャンピオン辺りを攻めたいと思います。

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