医学の知識ゼロで医学情報の嘘を見抜く最強メソッド!【042】医師でないからこそ言えることがある
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「医師をも疑え」「医師は偉い、という幻想を捨てよ」
医師が発信する医学的に誤った情報に騙されないようにするためには絶対に必要な姿勢であると、私が再三にわたって訴えていることです。
私は医師ではありません。
「医師でもないくせに、何を偉そうなことを!」というお叱りの声もあるかもしれませんね。
ですが、医師でないからこそ客観的になれるのだと思っています。
私は、臨床医学の世界に何のしがらみも、誰とも何の利害関係もありません。
だからこそ、言えることがあります。
医師でないからこそ、医師が言わないこと、言えないことを遠慮なく言えるのだと。
近年の臨床研究における最大級の研究不正に「ワクチンと自閉症不正論文事件」があります。
1998年、世界最高峰の医学ジャーナルLancetにひとつの論文が掲載されました。
麻疹とおたふく風邪と風疹の三種混合ワクチン(MMRワクチン)が子どもに大腸炎や自閉症を引き起こすという研究内容です。
この論文がきっかけとなり、イギリスでは多くの人がワクチン接種を回避し、麻疹に感染する子どもが増えました。
社会的にも非常に大きな負の影響を及ぼす大事件となったのです。
この論文の不正を暴いたのは、医師ではない一人のジャーナリストでした。
彼の執念とも言える調査と取材により、この論文は後に、まったくのでっち上げであったと認定され、2010年にはLancetによって完全撤回されるに至っています。
さらに、この論文の代表著者は医師免許をはく奪されたそうです。
現在では、いかなるワクチンも大腸炎や自閉症を引き起こすなどというエビデンスは確認されておらず、ワクチンと病気との関係性は否定されています。
それにも関わらず、科学など意にも介さない反ワクチン主義者たちは、いまだにこの論文を引用して、ワクチンの有害性を主張すると言います。
「言論の自由のもとに真実が明らかにされる」
高い倫理観をもった一人のジャーナリストが、不届きな一部の医師によって貶められた医学への信頼を取り戻させたのです。
この事件については、英語版ウィキペディア↓↓に詳しいです。
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