カメラで撮る、レンズで撮る?
Range Finderサイトに掲載しているカメラのほとんどがカメラ本体とレンズが一体化していて、レンズ交換ができないカメラたちです。
一般的に一眼レフカメラはレンズ交換が可能ですし、ライカに代表されるいわゆる高級レンジファインダーカメラのほとんどもレンズ交換式です。「レンズ交換ができるカメラ = 一流」のような感じもします。


前回、「安原一式というカメラがありました」の記事に書いたとおり、当時の同僚から安原一式とレンズ3種類をお借りしました。いずれも名レンズで、安原一式本体より高価なレンズばかりでした。
その時、「これらの写真は安原一式でなくても、Lマウントのカメラであれば撮れる?」という素朴な疑問がわいてきたのでした。
カメラ一台で完結した閉じた世界
私もレンズ交換ができるレンジファインダー機が羨ましいような気持ちを持っていたのですが、コンパクトカメラが手元に増えるに従って、少々考え方が変わってきました。
カメラ本体とレンズが一体化しているカメラは、「これで一つの個体として完成している」のではないかという感覚になっていきました。設計者は本体とレンズのバランスを考えて最良の選択をしているに違いないと。「カメラ一台で完結した閉じた世界」がそこにあると。


そもそも写真はカメラで撮っているのか、レンズで撮っているのか、その両方なのか。レンズを取り外した状態を「カメラ」と呼んでいいのか、「カメラ本体」と呼ぶべきか・・・

(1) カメラ本体の数<レンズの数
(2) カメラ本体の数>レンズの数
(3) カメラ本体の数=レンズの数
カメラを趣味にされているみなさんの多くは、(1)のように、カメラ1台に対して複数のレンズを付け替えてお使いだと思います。(2)のように、レンズ1個に対してカメラ本体を複数でお使いの方は少ないはずです。私の場合はレンズ交換ができないカメラですので(3)です。また、「ライカ一台にレンズ一本!」とおっしゃる方も(3)ですね。
レンズ沼もジャンク沼も面白い
もちろん、交換レンズには個性がありレンズ沼に入っていくと、非常に深く魅力的であることも分かっているつもりです。私は、写真が好きというより、カメラが好きでこのカメラ沼に入った人間です。ボロボロのジャンク品であろうが、当時チープだと言われた不遇のカメラであろうが、そこに魅力を感じてレストアして愉しんでいます。

みなさんのnoteの記事を拝見していると、一口にカメラが趣味といってもその幅もその深さも本当に多様で、それぞれにカメラや写真との向き合い方があるものだと再認識しています。これからも楽しみにしています。
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