コロナワクチン接種、週100回×4週間クリアで医療機関に支援金!?
コロナワクチン接種の現場では、誤接種の報告が相次いでいます。なぜ同じような間違いが、こんなに頻繁に起きるのか不思議でなりません。そしてもう1つ気になっているのが、全国で展開されている接種体制支援事業です。決められた期間に、決められた人数以上の人に接種すると医療機関はかなりの支援金が得られます。もしかしたら、この支援事業が、誤接種を誘発させている要因の1つなのではないでしょうか。
コロナワクチンの誤接種
コロナワクチンの誤接種については、以前から何度も取り上げています。
東京都台東区では、5歳から11歳の子ども133人に、誤って使用期限が切れた新型コロナの小児用ワクチンが接種されたという報告がありました。
以下、TBS NEWS DIGからの引用です。
子ども133人に期限切れの新型コロナワクチンを誤接種、これまでのところ健康被害の報告なし~東京・台東区
TBSテレビ 2022年12月9日(金) 20:49
東京・台東区で5歳から11歳の子ども133人に誤って、使用期限が切れた新型コロナの小児用ワクチンを打っていたことが分かりました。
これまでのところ、健康被害の報告はないということです。
台東区によりますと誤接種があったのは、台東区内の1か所の医療機関で、今年6月から11月までに5歳から11歳の子ども133人に誤って、使用期限が切れた新型コロナのワクチンを接種したということです。
区がワクチン接種記録を確認したところ、この医療機関で誤接種が判明。期限が3日から140日切れていたということです。
医療機関が、冷凍での有効期限を冷蔵の保存期間と誤って認識していたことが原因だということです。
これまでのところ健康被害は報告されていないということですが、台東区は対象者に謝罪し、希望者に抗体検査や再接種を実施するとしています。
半年もの間、有効期限の勘違いに気づかなかったということですが、本当に誰も気がつかなかったのでしょうか。
もう1件、大分県でインフルとコロナワクチンの間違いがありました。
インフルエンザと新型コロナのワクチンを誤って接種
NHK NEWS WEB 大分 NEWS WEB
12月06日 14時42分
臼杵市は、市内の医療機関で、インフルエンザのワクチン接種を希望した10代の女性に新型コロナのワクチンを接種するミスがあったと発表しました。いまのところ、女性の健康状態に問題はないということです。
臼杵市によりますと、今月3日市内の医療機関でインフルエンザのワクチンを接種するはずだった10代の女性に、医師が誤ってオミクロン株対応の新型コロナワクチンを接種したということです。
医師は、直後に誤りに気づいて本人と保護者に謝罪するとともに、医師会を通じて市に報告しました。
看護師が誤って新型コロナワクチンを用意し、医師も女性が新型コロナワクチンの接種を希望していると思い込み、最終的な確認を怠ったことが原因だということです。
市によりますと、女性はことし10月にオミクロン株対応のワクチンを接種していましたが、これまでのところ健康状態に問題はないということです。
市はこの医療機関に対して再発防止を徹底するよう指導するとともに、ほかの医療機関に対して文書による注意喚起を行いました。
「看護師が誤って新型コロナワクチンを用意し、医師も女性が新型コロナワクチンの接種を希望していると思い込み、最終的な確認を怠ったことが原因」と書かれています。医師も看護師も、この女性がコロナワクチン接種に来たと思いこんでいたということです。
12月12日のニュースにも、同様の誤接種がありました。
以下、FNNプライムオンラインからの引用です。
インフルワクチンのはずが新型コロナ 今治市の医療機関が誤接種 「確認が不十分」 健康被害なし【愛媛】
テレビ愛媛 2022年12月12日 月曜 午後7:30
今治市の医療機関がインフルエンザワクチンの接種に訪れた男性に、誤って新型コロナウイルスのワクチンを接種していたことが分かりました。
今治市によりますと、市内の医療機関が10日、インフルエンザワクチンの接種に訪れた50代の男性に新型コロナのワクチンを誤って接種しました。
この医療機関では両方のワクチン接種が行われていて、接種直後に看護師がミスに気付きました。
男性は4回目の新型コロナワクチン接種を終わらせていて、接種回数が現在1回限りのオミクロン株対応ワクチンを2回接種したことになりますが、11日までに健康被害はみられないということです。
ミスが起きた理由について、この医療機関は「確認が不十分だった」と説明、この男性に謝罪しています。
接種体制支援事業
全国で同様のコロナワクチン接種体制支援事業が行われていますが、岡山県が出している資料がわかりやすくまとまっています。

通常の接種単価は2070円を基本とし、それにこの支援金がプラスされるということです。例えば、週100回以上の接種を4週間以上行うと、接種1回ごとにプラス2000円が支援されるので、接種1回が4070円になり、通常の約2倍にすることができます。
支援期間は、来年の3月末まで延長されました。


条件をクリアするためには、週5のクリニックだと、1日にかなりたくさん接種しなければなりません。1日に40~50人も接種したら、間違いも起きやすいのではないでしょうか。
下記は、川崎市の小児に対する接種体制支援金です。



接種後の健康被害が多数報告され、国会の質疑でも取り上げられたのに(下記参照)、まだ全国でこのような接種体制支援事業を展開しています。
数をこなせば多額の支援金が得られると思ったら、「とにかくコロナワクチン」「コロナワクチン、目標まであと◯人」などと、頭の中がコロナワクチンでいっぱいになってしまうのかもしれません。そういったことも、誤接種につながってしまうのではないのかと考えてしまいます。
1つめの記事で、期限切れワクチンを接種された希望者には「抗体検査や再接種を実施する」と書かれていました。期限切れワクチン接種を1回とカウントして、再接種も新たな1回としてカウントされるのでしょうか。もしカウントされるとしたら、本当に誤接種なのかという疑念を抱きます。
また、期間中に3週間はクリアしていて、最後の週にあと1人足りないなどの場合、支援金を得たいと思っている医師はどのような気持ちになるのでしょうか。まさかとは思いますが、これほど誤接種が多いと魔が差してしまう医師もいるのではないかと考えてしまいます。ニュース記事を見る限り、誤接種しても謝罪すれば許されてしまうのですから、悪魔のささやきに負けてしまうということはないのでしょうか。
そんなことはないと信じたいですが、これほど誤接種が多いと、あるかもしれないと思ってしまいます。インフルとコロナワクチンの取り違いでは、インフルを希望したのにコロナを誤接種はあるのに、コロナを希望したのにインフルを誤接種というニュースはまだ見たことがありません。あるかもしれませんが、ネットの記事を見る限り、そのような誤接種は起きていないと思います。
大学内で大学拠点接種を実施する場合の支援金
文科省からも、大学単位での団体接種の実施に当たって経費の支援があるというお知らせが出ています。
「新型コロナウイルス感染症緊急包括支援交付金(医療分)大学拠点接種(オミクロン株対応)に係る地域貢献の基準」の策定について(通知)(令和4年11月30日) (PDF:1002KB)
大学附属病院が当該大学内で大学拠点接種を実施する場合、以下の2つの「個別接種促進のための支援」について、大学附属病院の個別接種の実績に、大学拠点接種の実績を上乗せして、支援を受けることができると書かれています。

文科省は、子どもたちにオミクロン株対応ワクチンの接種を勧めているような事務連絡も出しています。
令和4年11月18日付の事務連絡には、下記にように書かれています。
オミクロン株対応ワクチンの接種に関する児童生徒や保護者への情報提供について(令和4年11月18日)(PDF:242MB)
政府においては、重症予防効果等が従来型ワクチンを上回るとともに、今後の変異株に対してもより有効であることが期待されているオミクロン株対応ワクチンについて、希望する全ての対象者が年内に接種を受けることができるよう、接種体制の確保や周知・広報に取り組んでいるところです。
オミクロン株(BA.5)対応ワクチンは、マウスのデータで申請され、ヒトに接種した試験はまだ途中です。効果が期待されているというだけで、予防効果の持続期間も確立されていませんし、安全性についてもまだわかっていません。そのことは書かずに、接種を勧めるのは下記と矛盾しています。
全てのワクチンの接種は強制ではなく、児童生徒については、本人や保護者の判断が尊重されるべきものですが、その判断に当たっては、接種対象の範囲、ワクチンの効果や副反応、接種に関する相談先の情報等について十分に周知されることが重要ですので、引き続き、地域の衛生主管部(局)と教育委員会等が連携した周知・広報をよろしくお願いし
ます。
前回の記事で、厚労省のワクチン分科会にファイザー社と関係があった人物がいることを取り上げました。
文科省の初等中等教育分科会にも、臨時委員として「ファイザー株式会社炎症・免疫部門 取締役執行役員 部門長」が名を連ねています。
以下、委員名簿から一部引用。

これも、利益相反にならないのでしょうか。
