大規模接種会場での同時接種への疑問
東京都の大規模接種会場で、新型コロナウイルスワクチンと高齢者インフルエンザワクチンの同時接種が開始されました。同時接種は「医師が必要と認めた場合」に可能となるはずなのに、同時接種が当然のようにお知らせを出してもよいのでしょうか?
東京都の大規模接種会場で同時接種のお知らせ
以前の記事で、オミクロン株対応ワクチンとインフルエンザワクチンの同時接種について取り上げました。
10月13日から、東京都の大規模接種会場で同時接種が開始されたそうです。
東京都福祉保健局のサイトには、下記のように書かれています。
都の大規模接種会場において、新型コロナウイルスワクチンと高齢者インフルエンザワクチンの同時接種を開始しますので、お知らせいたします。接種は、新型コロナウイルスワクチンを接種し経過観察を経たのち、インフルエンザワクチンの順となります。
「医師が必要と認めた方」などの条件は書かれていません。
インフルエンザワクチンの添付文書には、下記のように書かれています。
7.2
医師が必要と認めた場合には、他のワクチンと同時に接種することができる。
「医師が必要だと認めた場合」とは、どのような場合なのでしょうか。そんなにみんな、同時接種が必要なのでしょうか。東京都が、同時接種が当然のようにお知らせを出してもよいのでしょうか。
しかも、オミクロン株BA.5対応ワクチンは、まだマウスでのデータしか出ていません。


BA.5対応ワクチンとインフルエンザワクチンの同時接種に関するデータも、まだ公開されていません。
追記:
10月13日付のリリースで、ヒトに投与して7日後のデータが出たと発表されました(下記参照)。

すべての会場でBA.5対応が接種可能となってるようですが、ヒトでのデータはまだ得られていないことも、接種前にきちんと説明されるのでしょうか。
