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「薬害エイズ事件」から考えるコロナワクチン問題

1980年代、HIVが混入していた輸入非加熱製剤を血友病患者の治療に使用したため、多数のHIV感染者やエイズ患者を生み出した「薬害エイズ事件」が起きました。裁判では、厚生省や製薬会社が隠してきた事実が次々と発覚。国や製薬会社が「安全」だと言っても、安全ではないこともあるのです。

薬害エイズ事件

薬害エイズ事件については、下記のサイトに情報がまとまっています。

厚生省が承認した非加熱血液製剤にHIVが混入していたことにより、治療に使った血友病患者の3割、約1400人もがHIVに感染してしまいました。被害患者とその遺族は1989年に、非加熱製剤の危険性を認識しながらも、それを認可・販売した厚生省と製薬企業5社を被告とする損害賠償訴訟を起こします。そして、1996年3月に、被告が責任を全面的に認め和解が成立。国は被害者救済を図るために、原告らと協議をしながら各種の恒久対策を実現させることを約束しました。

NHKのサイトに、薬害エイズ事件に関する動画がありました。4分ぐらいの動画ですが、厚生省が非加熱製剤の危険性を知っていたことを示すファイルが発見されたり、菅厚生相が原告患者らに謝罪する場面が見られます。


被害者の言葉

「子どもへのワクチン接種とワクチン後遺症を考える超党派議員連盟」の会長となった参議院議員・川田龍平氏は、この薬害エイズ事件で被害にあった患者の1人です。10月20日には、「専門家を交えたワクチン大議論会」を開催しました。


川田氏は、生後6ヶ月で血友病と診断。治療のために投与された輸入血液製剤によりエイズウイルスに感染したと、10歳のときに告知されます。17歳のときに薬害エイズ訴訟原告団に加わり、19歳のときにHIV感染者として実名公表にも踏み切りました。

上記のサイトには、「薬害エイズ裁判和解25周年記念集会」での川田氏の言葉が掲載されています。

以下、一部を引用します。

薬害被害の当事者が声を上げ続けることが、周りを動かし、社会を変えてゆける、「動けば変わる」。あの時皆さんと共に手にした「生きる誇り」や「尊厳」は、45歳を迎えた今の私にも、大きな力を与え続けてくれています。

二度と同じ過ちを繰り返させないとの思いから、医薬品の安全性を確保する法律と制度をつくるため、議員になってからも、必死で取り組んできました。一番に取り組み、10年かけて臨床研究法を成立させ、党派を超える多くの議員らの協力も得つつ、これも10年以上に渡る努力の末、ようやく一昨年に医薬品医療機器法(薬機法)の改正と「医薬品等行政評価・監視委員会」の設置に至りました。しかし、これからも「独立性」「専門性」「機動性」を備えた第三者機関による監視が機能するためには、不断の努力が必要です。

近年、新型コロナ感染症の蔓延という危機に人類が曝されています。新たなワクチンや治療薬が開発され、効果に期待が高まっていますが、ワクチンは万能ではなく、必ず副反応があり、たびたび悲惨な薬害事件を引き起こしていることを忘れてはなりません。今後も、医薬品や医療行政に対する厳しい監視を続けると同時に、病気の予防や、健康増進など、薬に頼らない医療にも目を向けていきたいと思います。

薬害エイズをはじめ、多くの被害を生み出してきた薬害事件を風化させず、政府へ反省を促すとともに「いのちを守る社会の実現」に向けて、全力を尽くします。どうか皆さん、一緒に頑張りましょう。

https://www.habatakifukushi.jp/record/rally/wakai25th-m21/

そして、11月4日に開催された「コロナワクチンについてわかってきた事実/世の中を流れを変えていく勉強会」でも、薬害被害者としての思いも含めて、国会議員という立場でコロナワクチンについて語っています。川田氏の発言は、94分頃と145分頃からです。

https://www.nicovideo.jp/watch/sm41329774

・薬害は、繰り返し起きている。
・薬害エイズのとき、日本はアメリカより2年4ヶ月も遅れて対応した。
・ファイザーのワクチンに関するデータは、秘密になっていることが多い。価格についても、何度も国会で質問しているが「秘密である」という回答しか得られない。

など、薬害やコロナワクチンについて語られました。

この勉強会では、他の出演者からも、国と製薬会社の関係について疑問が投げかけられています。

2021年6月に、当時のワクチン担当大臣は、「ワクチンデマについて」というタイトルでブログを書き、「コロナワクチンの長期的な安全性について特段の不安があるということはありません」「新型コロナワクチンに関して、ADEの可能性は考えにくいとされています」「中には医師免許を持っているにもかかわらず、デマを流す人もいます」などと言っていました。

けれども、2022年3月に提出されたファイザー社のリスク管理計画書には、「ADEによって重症化する可能性があると考えられる」と書かれています(下記参照)。

早くからその可能性を指摘していた人たちの発言を、「デマ」だと言い切っていたのです。

薬害被害者として国を見てきた人と、数ヶ月しか治験を行っていないワクチンに対して「コロナワクチンの長期的な安全性について特段の不安があるということはありません」などと平気で言い切る人の言葉、どちらに耳を傾けますか?