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仕事を人生の主役にしなくなってから|わたしにとってのワークライクバランス

「#ワークライクバランス」診断をきっかけに、自分にとっての「働くこと」と「好きなこと」について考えてみました。

仕事だけでもない、好きなことだけでもない。

アラフィフになった今だから見えてきた、自分なりの「ちょうどいい」の話です。


「ワークライクバランス」という言葉を聞いて、正直なところ最初はよくわかりませんでした。

ワークライフバランスなら聞いたことがあります。

でも、ワークとライクのバランスとは何だろう。

そんなことを思いながら、doda×noteの投稿コンテスト「#ワークライクバランス」をきっかけに、自分にとってのワークライクバランスについて考えてみることにしました。

まずはdodaのワークライクバランス診断をやってみました。

結果は「没入型アクターモード」。

説明を読んでみると、「自分で、演出する。やるべきことの遂行と、やりたいことの充実が両立しており、オンとオフの切り替えができている状態。」といった内容。

今の働き方や暮らし方を思い返すと、「そうかもしれないな」と思う部分もあります。

ただ、診断結果を眺めながら考えているうちに、わたしにとってのワークライクバランスは、少し違うところにあるのかもしれないと思いました。

働くことは当たり前だった

20代、30代の頃のわたしは、働くことについてあまり深く考えたことがありませんでした。

健康だから働く。
独り身だから働く。
看護師だから、どこかに勤務する。

それが当たり前。

仕事観や人生観というほど大げさなものもなく、「正社員として働き続けるものだ」と思っていました。

今振り返ると、何を大切にしたいのか、自分はどう生きたいのかを考えることもなく、ただ目の前の仕事を続けていた気がします。

働き方について考えた5か月

そんなわたしが働き方について考えることになったのは、勤務していたクリニックの閉院がきっかけでした。

5か月ほどの無職期間。

先の見えない不安はありましたが、ありがたいことに夫が支えてくれて、失業保険もありました。

その間、ハローワーク主宰のセミナーに参加したり、在宅ワークの研修を受けたりしました。

「これから何をしたいんだろう」
「どんな働き方が合うんだろう」

そんなことを考える時間でもありました。

けれど結局、明確な答えは見つかりませんでした。

そして流れに乗るように保育園で働き始め、派遣社員から直接雇用になり、今に至ります。

考え抜いて選んだというより、結果として今の働き方にたどり着いた感じです。

今思うと、あの5か月は答えを見つける時間というより、自分自身を見つめ直す時間だったのかもしれません。

今の働き方は、かなり理想に近い

現在は週3〜4日勤務です。

本音を言えば、週3日勤務がもう少し増えたらうれしい。

でも、今の働き方はかなり理想に近いと思っています。

休日が週に3〜4日あるので、週末は夫と過ごし、平日の休みは自分のために使えます。

手帳を書いたり、noteを書いたり。
本を読んだり、編み物をしたり。
運動をしたり、友人に会ったり。

そういう時間を持つことができます。

派遣社員から直接雇用になるときに、

「6時間勤務を週5日」
「8時間勤務を週4日」

どちらかを選べる機会を与えてもらいました。

わたしは迷わず後者を選びました。

通勤時間も勤務時間の一部だと思っているからです。

一日の勤務時間が長くなっても、勤務日が減る方が自分には合っていました。

仕事は大切です。

でも、仕事だけのために生きているわけではない。

この頃からそんな感覚が、以前よりはっきりしてきました。

「もっと頑張らなくていいの?」と思っていた頃

ただ、こんなふうに思えるようになったのは、年齢を重ねたからというのも大きい気がします。

20代や30代の頃のわたしだったら、週3〜4日勤務を選ぶことに、どこか罪悪感を持ったと思います。

正社員として週5日働くことが当たり前。

しっかり働かなければいけない。

そんな思い込みがありました。

昨年度は仕事を頑張りすぎたと思う部分がありました。

その経験から、「仕事中は、自分の能力を最大限に使うことが正解」という考えにとらわれすぎているのかも、と思うようになりました。

アラフィフになり、自分にとって何が大切なのかが少しずつ見えるようになってきました。

夫が生活を支えてくれているというありがたい環境もあります。

だからこそ、収入や肩書きだけではなく、夫や猫との時間、健康を保つこと、ひとりで過ごす時間も同じくらい大切にしていいのだと思えるようになりました。

若い頃のわたしなら、「もっと頑張らなくていいの?」と不安になったかもしれません。

でも今のわたしは、自分にとってのちょうどよさを選ぶことも、一つの生き方なのだと思っています。

宝くじが当たったとしても

もし宝くじで三億円当たったらどうするだろう。

そんなことも考えてみました。

不思議なことに、仕事を辞める気はあまりしません。

勤務日数を減らしたり、一日の勤務時間を短くしたりする相談はするかもしれません。

でも、今の仕事そのものを手放したいとは思いませんでした。

もちろん、お給料をもらっているから働いています。

けれど、それだけではない気もします。

子どもたちと関わること。

職場で大笑いすること。

若い職員さんの成長を喜ぶこと。

「ありがとう」と言ってもらうこと。

そういう時間は、仕事を辞めたら今までのようには得られなくなる気がします。

わたしにとって仕事は、収入を得る手段であると同時に、社会とつながる場所でもあるのだと思います。

仕事だけでも、満たされない

その一方で、仕事だけでは満たされないことも知っています。

夫との時間。

姉妹猫との暮らし。

手帳や日記を書く時間。

noteを書いたり読んだりする時間。

読書や編み物の時間。

健康のために運動したり、しっかり眠ったりする時間。

その中でも、わたしにとって大きいのは「ひとり時間」かもしれません。

朝、夫より先に起きて、静かな時間の中で手帳を開く。

日記を書いたり、モーニングページを書いたりする。

そんな時間があると、自分の気持ちや考えを整えることができます。

もし朝、時間が取れなくなったとしても、きっと別の形でひとり時間を探すと思います。

それくらい、わたしにとって必要な時間です。

もし週5日勤務に戻ったら、まず削られるのは読書や編み物など趣味の時間でしょう。

次にnoteを書く時間かもしれません。

それはやっぱり寂しい。

というより、苦しくなる気がします。

この一年、noteを書き続けてきて気づいたことがあります。

わたしは「書くこと」が思っていた以上に大切な人でした。

書くことで自分を整理し、自分を知り、自分を保っている。

noteを始めてから働くことへの考え方が変わったというより、自分が何を大切にしているのかが見えるようになった気がします。

また、在宅で仕事をしたいと思っていた時期もありましたが、わたしにとっては仕事に行くことそのものが、社会とのつながりを保つ役割も果たしていることに気づきました。

だから仕事だけでもだめだし、好きなことだけでもたぶん違う。

わたしには、そのどちらも必要なのです。

わたしにとってのワークライクバランス

今回、あらためて思いました。

わたしにとってのワークライクバランスは、仕事と好きなことをきっちり半分ずつにすることではありません。

仕事だけに偏らないこと。

好きなことだけにも偏らないこと。

夫や猫との時間があり。

健康を保つ時間があり。

ひとりで静かに過ごす時間があり。

社会とつながる仕事もある。

そんな暮らしの中で、自分にとっての「ちょうどいい」を探していくこと。

それが、わたしにとってのワークライクバランスなのだと思います。

昔のわたしは、働くことを当たり前だと思っていました。

今のわたしは、働くことも大切だけれど、それだけではないと知っています。

仕事を人生の主役にしたいわけでもない。

好きなことだけで生きたいわけでもない。

その間にある、自分なりの「ちょうどいい場所」。

noteを100記事書いて見えてきたものも、きっとそこだったのだと思います。

これからも、その場所を探しながら暮らしていきたいと思っています。

最後まで読んでくださり、ありがとうございました。
読んでくださることや、スキ・コメントなどで気持ちを寄せていただけることが、いつも励みになっています。
これからも、自分のペースで書いていきたいと思います。

✳︎ はじめましての方へ
▶︎「2回目の自己紹介|noteを始めて4か月」

この記事は、「働くことと、わたし」マガジンに入れています。

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