「思っていたのと違う」から始まった、わたしの働き方
noteのお題企画「#新しい仕事に向き合うとき」をきっかけに、保育園看護師として働き始めた頃の戸惑いや違和感、そこから少しずつ見つけてきた、自分なりの距離の取り方について振り返ってみました。
不安から始まる、新しい仕事
新しい仕事に向き合うとき、わたしの中にまず浮かぶのは、不安です。
上手くやっていけるだろうか。
自分にできるだろうか。
嫌な人はいないだろうか。
これまで5か所の職場で働いてきましたが、ワクワクしたり、楽しみだった記憶は、あまりありません。
すべてが違っていた、はじめての環境
そんなわたしが「新しい仕事」と聞いて思い出すのは、保育園で働き始めた頃のことです。
新卒で大学病院に就職してから、何度か転職しましたが、ずっと臨床の現場にいました。
そこから初めて離れた場所が、保育園でした。
正社員ではなく派遣社員。
職場に看護師は一人だけの「一人職種」。
これまでとは、何もかもが違う環境でした。
「どう動けばいいかわからない」という戸惑い
働き始めてすぐに感じたのは、「どう動けばいいのかわからない」という戸惑いでした。
臨床では、最終的な判断は医師が行うことが多いです。
でも保育園では、何かあったとき、自分が判断しなければいけないと感じていました。
その責任の重さに、少し身構えていたように思います。
ただ実際には、最終判断は園長が行い、わたしは専門職として見解を伝える立場でした。
それがわかったとき、少し肩の力が抜けたのを覚えています。
自分なりに見つけた「関わり方」
それでも最初は、何をすればいいのかがわからず、手探りの毎日でした。
「今までの看護師さんは何をしていましたか?」と保育士さんたちに聞いてみても、「特に何もしていなかった」という答えが返ってくるばかりで、正直、何を手がかりにすればいいのか分からなくなりました。
それなら、と自分なりに動くしかありませんでした。
毎朝、各保育室を回って「変わったことはありませんか?」と声をかけるようにしました。
すると少しずつ、「これ見てほしい」と声をかけてもらえるようになりました。
しばらくすると、こちらから聞かなくても、保育士さんの方から相談してくれるようになりました。
頑張りすぎていた、あの頃のわたし
振り返ると、あの頃のわたしは、少し頑張りすぎていたと思います。
子どもたちの体調はすべて把握しておかなければ、と気負っていましたし、職員同士の会話にも、必要以上に入り込んでいたかもしれません。
派遣社員として働き始めたこともあり、「きちんとやらなければ」と思いすぎていたのだと思います。
「全部やらなくてもいい」と気づいたとき
そんな中で、少し考え方が変わるきっかけがありました。
保健業務よりも、保育の方に力を入れてほしいという配置になったことです。
そのとき、「あれもこれも完璧にやらなくてもいいのかもしれない」と思いました。
自分の中で、これくらいなら罪悪感を抱かずにいられる、というラインを決めてみました。
そうして働いてみると、特に困ることは起きませんでした。
それが、わたしにとって大きな転機になりました。
今のわたしの働き方
今は、「できることをやる」というシンプルなスタンスで働いています。
無理はしない。
出たくない行事には出ない。
職場とは少し距離を保つ。
そう決めることで、心地よく働けるようになりました。
職員の体調が気になることはありますが、過剰に踏み込まないようにもしています。
その人の身体は、その人のものだからです。
「これでいい」と思えた瞬間
以前のわたしは、「全部わかっていなければ」と思っていました。
でも今は、知らなくていいこともある、と思えるようになりました。
職場の人間関係も、必要以上に抱え込まない。
そうやって線を引けたとき、「これでいい」と思えた気がします。
新しい仕事に向き合っている人へ
新しい仕事に向き合うとき、最初からうまくやろうとしなくていいのだと思います。
できることを、できる範囲でやる。
それだけでも、ちゃんと積み重なっていきます。
保育園で働き始めたあの頃の自分にもし声をかけられるなら、「そのままでいい、よくやっているよ」と伝えてあげたいな、と思います。
最後まで読んでくださり、ありがとうございました。
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これからも、自分のペースで書いていきたいと思います。
✳︎ はじめましての方へ
▶︎「2回目の自己紹介|noteを始めて4か月」
この記事は、「働くことと、わたし」マガジンに入れています。
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