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『図書室のこだま』


放課後の図書室
古びた本の甘い匂いが漂うなか、
背表紙をたぐる君がいた

「どんな本を読むのだろう」

西日に溶けたタイトルを知りたくて
書架の影から指先に目をこらす

もうひとりの僕が、しきりに叫ぶ
「声をかけろ 勇気を出せ」

できないことを知りながら
無為にこだまする 後ろめたい時間






好きな人を、書架の影からそっと見つめ続けていた記憶、
みなさんにもおありでしょうか?


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ご覧いただき、ありがとうございます.
私のポートレイトシリーズは「少年(時代)にだけ見える憧れと理想が混濁した女性(の幻影)」というコンセプトで制作しています.

もし今回の1枚に、あなたの胸の奥に眠る「かつて置き去りにしてしまった切ない記憶」が重なったなら、ぜひ一度、私の試みの根底にある『グランドコンセプト』をご覧いただければ幸いです.

この写真の彼女「黒川凛」のシリーズは、無料ポートレイト集『Abeyance(アベイアンス)』に収録しています.

→ 黒川凛(くろかわ・りん)紹介

さらなる深み:制作の舞台裏(暗室)を覗いてみたい方へ

この1枚を定着するために、私がどのような試行錯誤を重ね、どのボツカットを乗り越えてこの最終案に辿り着いたのか。その全思考の裏側(プロンプトや未公開カット)を「メイキング・アーカイブ」として遺しています。

より深くなぎの世界の裏側を覗いてみたい方だけ、手にとっていただければ幸いです.
『図書室のこだま』現像ノート(単体:500円)
『abeyance』メイキング・アーカイブ(現像ノート全話入りマガジン)※マガジンは記事数に応じて任意のタイミングで価格が改定(値上げ)されます。収録記事が増えていく前の今が一番お得に手に入ります.(現在の価格は上記のリンク先にてご確認ください)


今回も拙作におつきあいくださり、ありがとうございました.
また次回、お会いできれば幸いです.

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