第4話 社内・専門用語は言い換えるべし!【ビヘイビア対策修行】
拙者はケース侍田中。
日々、ケース面接対策のことを考え、人々にケース的思考のすばらしさをどう伝えたら良いかを考えている。
ある日、大学の後輩、小次郎君から連絡があった。
話を聞けばJTC(いわゆる日系大手企業)に辟易し、戦略コンサルへの転職を目指しているという。
だが、ビヘイビア対策が不十分なまま転職活動に挑んでおり、苦戦していた。
そこで、拙者にビヘイビア対策の指南を依頼してきたというわけだ。
新たなる挑戦が、いま始まる…!
【前回までのあらすじ】
志望動機で”「成長したい」のみ述べる”は避けるべし。
田中「では、小次郎君は今どんな仕事してるか教えてくれるかな」
小次郎君「はい、現職ではセールススペシャリストとして働いています」
田中「ん、セールススペシャリストてどんな仕事?何のスペシャリストなの?」
小次郎君「はい、文字通り、セールスのスペシャリストとしてクライアントに接しています」
田中「(横文字が多いな…)要するに営業職てことかな?」
小次郎君「そうですね、提案しています」
田中(はじめから、営業職と説明してくれたらいいのに…)
――――
実は、小次郎君のように気づかぬうちに、職務経歴書や面接で社内用語や専門用語で説明してしまうことは多い。
普段の業務や社内で当たり前の様に社内・専門用語を使っていると標準語の様に扱ってしまうのだ。
同業界の転職であれば専門用語で説明しても通ずるだろう。
けれど、他業種への転職活動の場合には、面接官が社内・専門用語の意味あいを理解出来ない場合も多い。面接官の情報処理負担が重くなりネガティブな印象を与える。
コンサルだとクライアントとのコミュニケーション自体が業務事情必要になるので、「相手の理解レベルに応じたコミュニケーションが取れない人」と受け取られ評価が下がる。
なので、小次郎君の場合には「セールススペシャリスト」で終わるのではなく、「セールススペシャリストといういわゆる営業職として勤務しています」といった「社内・専門用語→一般的な言葉に言い換える」といった説明をしていけるとよいだろう。
そうすると、面接官の情報処理負担が減り話が入ってきやすくなる。
なお、これから転職を考える方は自分で社内・専門用語を使っているかの判別が難しい場合、友人やメンターといった第三者の人に聞いてもらいチェックしてもらうのがいいだろう。
―――――
小次郎君「そうだったんですね!セールススペシャリストは当たり前の呼び名かと思っていましたが、分からない人も多いのですね☆」
田中「コミュニケーションは相手に理解してもらうことが基本だから、聞き手の理解レベルを把握しながらコミュニケーションを取っていこう。聞き手の情報処理負担を下げるコミュニケーションスタイルが評価対象になるよ」
小次郎君「なるほど…気をつけます!」
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