2026アカデミー賞ノミネートに挑む、日本映画。
第98回アカデミー賞の発表は3月15日。
その前段階となるノミネート作品は、3日後の1月22日に発表される。
注目は2部門でショートリスト(ノミネートの前段階の候補。各部門10〜35作品)に入っている『国宝』と、長編アニメ部門の各作品だ。
『国宝』はノミネートにたどり着けるか?
国宝はカンヌで世界初公開し、国内では息の長い上映で、半年過ぎて日本国内興行収入の実写映画の記録を更新した。
さらに、アカデミー賞のショートリストにも食い込み、期待が膨らんでいる。北米でのお披露目には、トム・クルーズが協力したという。
国際長編映画賞でもし受賞となれば、濱口竜介監督の『ドライブ・マイ・カー』以来4年ぶりとなるが、国際長編映画賞のノミネートは非常にハードルが高い。近年、ますます多くの国々から候補作が寄せられるようになっているからだ。
しかも今年は、カンヌでグランプリを獲り、ヨーロッパで賞を総なめにした『センチメンタル・バリュー』、ブラジルからゴールデングローブ賞で外国語映画賞など2部門を得た『ザ・シークレット・エージェント』など、競合が非常に強い。
ノミネートを予想するGold Derbyの予想を見てみよう。


現状では、『国宝』がノミネート5枠に入るのは相当難しそうだ。昨年数々の奇跡を成し遂げてきた同作、果たしてミラクルはまだあるのか。
自分は、メイクアップ・ヘアスタイリング賞でのノミネートに期待している。この部門であれば受賞も夢ではないからだ。

長編アニメ部門、ノミネートに残れる日本作品は?
一方の長編アニメーション部門は、35作品のショートリストに、6作品の日本作品が残っている。
『チェンソーマン レゼ篇』
『ChaO』
『劇場版プロジェクトセカイ 壊れたセカイと歌えないミク』
『劇場版「鬼滅の刃」無限城編 第一章 猗窩座再来』
『ひゃくえむ。』
『果てしなきスカーレット』


この部門は比較的構図がはっきりしている。
大本命の『KPOPガールズ』、対抗する『ズートピア2』『星つなぎのエリオ』というアメリカ3作品に、フランスの2作品『Arco』『アメリと雨の物語』が続く。
日本の6作品のうち、『劇場版「鬼滅の刃」 無限城編 第一章 猗窩座再来』『果てしなきスカーレット』少し遅れて『チェンソーマン レゼ篇』の3作品がこれを追う。



12月12日の時点では、1番人気『KPDH』は1.57倍。『ズートピア2』3倍。3番人気に『果てしなきスカーレット』5倍。『哪吒2』7倍、『アルコ』10倍、『星つなぎのエリオ』11倍、『アメリと雨の物語』15倍、『夢の中で』17倍、『壮大なる人生』21倍、『アニマルファーム』21倍、11番人気『鬼滅の刃』26倍と続く。


何とかノミネートに食い込んでもらいたい。各作品の健闘を祈ろう。
『果てしなきスカーレット』の海外での評価については、別記事でも触れている。
