【ラットのラト丸②】病状と経過
①はこちら
1歳半という若さでこの世を去ったラト丸。
どんな病状でどういう経過をたどったのをかを書き留めていこうと思います。
ラト丸の症状
ラットによく見られるのが鼻音。
ラットには呼吸器に感染する菌やウイルスが多く、特にそれは呼吸した時の鼻詰まりの音のように聞こえてくることが多いです。
ですが実際にそれで症状が重くなることは少なく、この症状で動物病院を受診する人は少ないです。
特に言われているのがマイコプラズマ肺炎です。
これは小さいころに不衛生な環境で繁殖され、慢性感染することが知られています。
*多いと言われていますが今まで5匹ラットを飼育し、マイコプラズマだったラットはいないので昔に流行っていたのが今でも言われてるだけかもしれません。
ラト丸もメインの症状は鼻音と呼吸困難でした。
病名は解剖して検査をするまで確定しませんでした。(また次回書きます)
経過
経過のまとめ動画がいちばん下にあります
文字より画像という方は下にスクロール!
2019.11

約1ヶ月齢でペットショップから購入
元々くしゃみやポルフィリン(ハーダー腺分泌物でストレス下で分泌が増える)が多い子でしたが元気食欲はあったため、治療はせず様子見していました
2020.10
ブーブーという異常鼻音が聴取される
点鼻薬としてゲンタマイシン点眼液を1日2回実施して改善
2020.12
異常鼻音再発、点鼻薬で改善なし
レントゲンにて鼻腔と肺を撮影するも異常なし
2021.1

異常鼻音、増悪傾向
レントゲンにて左肺が白くなっており内服を開始
1日2回、液体にして投与
抗生剤:エンロフロキサシン7mg /kg / BID
抗炎症:トラネキサム酸 10mg /kg / BID
2021.1末
改善なく抗生剤、ステロイド剤追加
ドキシサイクリン 5mg /kg / BID
プレドニゾロン 0.5mg /kg / BID(1mg/DAY)
胃薬やビタミン剤も追加
ネブライザー(吸入器)を購入し毎日1回実施
ゲンタマイシン、ムコフィリン、デキサを薬液として使用

2021.2末
レントゲン検査にて肺の白さは改善、症状も改善

ステロイドを0.5mg/DAYに減量したのち内服を一旦やめる
ネブライザーは2日に1回のペースで実施
体重は430g(11月)から400gまで減少
2021.3末
異常鼻音はないが努力性呼吸
(お腹を大きく凹ます呼吸、呼吸が苦しい時に見られます)
レントゲンにて、左右とも肺が白い
内服薬1月と同じものを再開、ネブライザーを毎日に増やす
2021.4.13
内服薬にて効果がなく状態悪化
点滴を開始
内服薬に加えてステロイド剤を点滴にも入れる
内服と皮下注射合わせてプレドニゾロン2mg/kg/DAY
2021.4.14
少し状態回復、努力性呼吸
この後抗生剤変更、ステロイド増量試すが体重は減っていく
食欲も少しずつ落ちていくため、いつものご飯のほかに野菜やヨーグルトなど食べやすいものをたくさんあげる
2021.5.13


肺、レントゲン検査にて今までで一番白く呼吸悪化
2021.5.14

朝から呼吸悪く、嘔吐
普通ネズミは吐く生き物ではありませんが、呼吸できずに空気を飲んでしまい、胃にガスが溜まることで胃液を吐いていました。
食欲はパタリとなくなり、呼吸するのが精一杯の状態に
経過の動画
安楽死の決断
2021.5.14の朝、私が気づいてから3時間以上いっぱいいっぱいの呼吸と止まらない嘔吐。
これまでいっぱい頑張ったし、もうしんどいのは嫌だね。
人間のエゴとはわかっていますが私は安楽死を決断し、その日中にラト丸をお空にかえしました。
安楽死については色々な意見がありますがどういう状況になった場合実施するかなどは次の機会にお話ししようと思います。
少し専門的な記事になってしまいすみません。
ここまでお読みいただきありがとうございました!
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