ハムスターを長生きさせるには?【3歳半まで生きたハムスターの話①】
🐹一般的な寿命
犬猫は飼うの大変だしなぁ
そうだ!ハムスターはどう?
こんなふうに割と気軽に買えるし飼えるハムスター
そしてその魅力にハマり、代々ハムスターを飼っているご家庭も多いかと思います。
ただその寿命はなんと
ゴールデンハムスターで1.5〜3年
ジャンガリアンハムスターで2〜3年
ロボロフスキーハムスターで2〜2.5年
と一般的に言われており、なかなか長生きする生き物ではありません。
そんなハムスターですがどうにか長く一緒にいたい!
私もそんなふうに思って代々ハムスターを飼育してきました。
今回は一般的な常識や専門書から得た知識、これまでの経験則をまとめようと思います。
🐹うちのハム次郎
以前飼育していた長毛ロングゴールデンのハム次郎。
なんと彼は3年半生きてくれました。
彼は性格が穏やかで、何をしても噛まない子でした。

体重は約115g
食べていたのは
イースター ハムスターセレクションメンテナンス
GEX ハムスタープレミアムフード ゴールデン用
週1回くらいのおやつ
たったこれだけです。
🐹ハム次郎の死因
以前の記事でもお話ししたように、うちで飼育された子は死んだ後、解剖をして死因を特定します。
(かわいそうに思うかもしれませんが、私の知識のひとつとなり、治療の答え合わせとなり、飼い主様が飼っているハムスターへより良い治療を提供するために必要なことだと思っています。)
病理解剖の記事はこちら
ハム次郎も例外ではなく、解剖して病理検査を実施しました。
*肝細胞変性、胆石症
*心房内の血栓
「何事もなく長生きしたねぇ」というハムスターの解剖をすると大体出てくる結果かなと思います。
*ハム次郎の場合は何事もないことはなかったのですが必死に治療していました。詳しくは後日。
ゴールデンハムスターはやっぱり肝臓と心臓がネックなことが非常に多いです。
もうこれは車のタイヤが削れるのと同じように、摩耗という言葉がピッタリで、どうしても経年劣化していく臓器だからです。
(ちなみにジャンガリアンとロボは腎臓にくることが多い気がします。猫もそうですね🐈)
🐹ハムスターを長生きさせるには
大前提として適切な広さ、温度であり、安全な環境下(落ちたり挟まったりする可能性のないケージ)での単頭飼育であることとします。
結論から書いていきます。
①太らせないこと
②ストレスを与えないこと
③本人のポテンシャル
この3つが重要だと思っています。
①太らせないこと
守れてない人が多すぎる!
特にジャンガリアンハムスター
太っているのは100%人間のせいです。
痩せさせないならそれでいいですが、人間と同じで太く短く生きていくのだという自覚を持ちましょう。
適正体重から大きく外れているのに寿命を全うすることはかなり難しいです。
ゴールデンハムスター 80−180g
ジャンガリアンハムスター 30−45g
ロボロフスキーハムスター 20−25g
どうですか?守れていますか?
私がいつも飼い主さんにお伝えすること
『ひまわりの種1個はマクドナルドのハンバーガー1個と思ってください。』
毎日1個ハンバーガー食べないですよね?
ましてや子供に食べさせませんよね?
消費カロリーに対して摂取カロリー量が多いと肥満になります。
ただそれだけなんです。
②ストレスを与えないこと
これもまた我々には難しいですよね。
ついついかまいすぎちゃいます。
新しい遊具を入れてみたり、ご飯を色々変えてみたり、覗き込んだり触ったり。
基本的に犬猫のように懐く生き物ではなく、単独行動をするハムスターが多いです。
【かまいすぎないこと】 これもかなり重要だと思っています。
インスタでよく見るうちの子は懐いてて、ここで寝ちゃうんです〜みたいな投稿ありますよね。
大半は太ってて動けなくなって疲れ果てて寝てるだけです。
本当に懐いてる子も、もしかしたらいるかもしれませんが、本当にごく僅かだと思います。
③本人のポテンシャル
『ここまできてなんやねん!』
そう思われた方も多いかもしれません。
けどこれはとっても大事!
しかし買うときにはわからないから何ともこっちのやりようはないですね。
このポテンシャル、具体的にいうと
・体が丈夫なこと、元々の臓器が強いこと
・ガンになりにくい遺伝子を持っていること
・治療を受け入れられる性格、つまり噛んだり逃げ惑ったりせず穏やかなこと
今までの経験上、ガンにならなければ寿命を全うしてる子がほとんどです。
*余談:雌の場合は子宮蓄膿症もネックですが、早めの外科手術で治ります。
気付くのが遅く衰弱してしまうと厳しい。
また費用や、高齢であることを理由にした本人負担を考慮し手術まで望まれない人が多い。
もちろんこれ以外にも病気はありますが、多くは不適切な飼育が原因なっていると私は感じています。
またいくら身体が強くても、万一病気になったとき検査はできない、薬は飲まないだとかなり厳しいです。
麻酔をかければ検査はできても負担はかかります。
薬を飲まない、飲ませられないと治らないし投薬自体ストレスになるからです。
🐹まとめ
ハムスターを長生きさせるには
①太らせない
②かまいすぎない
③本人の持って生まれた体の丈夫さや性格
これが重要です!
①と②は我々の努力次第!
次回はハム次郎の病歴や治療歴について詳しく書こうと思います。
ここまで読んでいただきありがとうございました!

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