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物販の中でもなぜ私は中国輸入Amazon販売を選んだのか?

私はもともと、アフィリエイトを10年以上続けて生計を立ててきました。

アフィリエイトを始めた経緯や、これまでどのように取り組んできたのかについては、以下の記事に詳しく書いています。

そんな私が36歳になって、10年以上続けてきたアフィリエイトから大きく舵を切り、中国輸入Amazon販売を本格的に始めました。

理由は単純に、

「もっとお金を稼ぎたかったから」

だけではありません。

もちろんビジネスなので利益は重要です。

ただ、それ以上に大きかったのが、

自分自身のブランドを作り、長期的に積み上がっていく事業を持ちたい

と思うようになったことでした。

アフィリエイトの場合、自分でサイトやメディアを作ったとしても、基本的には他社の商品やサービスを紹介して収益を得ます。

自分自身で商品を作っているわけではありません。

10年以上アフィリエイトに取り組んだからこそ、次にやるビジネスでは、

「売る力」だけではなく、「商品そのもの」を自分の資産として持ちたい。

そんな気持ちが強くなっていきました。

そこで候補になったのが物販です。

ただ、「物販」と一言で言っても、本当にいろいろな方法があります。

  • せどり

  • メルカリ販売

  • eBay輸出

  • Amazon輸出

  • Shopee輸出

  • メーカー卸

  • 海外総代理店

  • 国内仕入れ

  • 中国輸入

  • OEM・ODM

さらに大きく分ければ、

有在庫販売と無在庫販売

という違いもあります。

私は物販を始める前に、

「自分はどの物販をやるべきなのか?」

というところからかなり調べました。

その結果、最終的に選んだのが、

中国から商品を仕入れて、日本のAmazonで販売する方法

でした。

今回は、なぜ数ある物販の中から中国輸入Amazon販売を選んだのかを書いてみたいと思います。

なお、先に書いておきますが、

この記事は他の物販を否定するための記事ではありません。

どの物販にもメリットがありますし、実際に大きく稼いでいる人もいます。

あくまで、

「自分がどんなビジネスを作りたかったのか?」

という条件に照らし合わせた結果、中国輸入Amazon販売を選んだという話です。


最初に決めたのは「何をやるか」ではなく「何をやらないか」

最初から、

「中国輸入Amazon販売をやろう」

と決めていたわけではありません。

むしろ最初に考えたのは、

「そもそも自分が長期的にやりたくないビジネスモデルは何か?」

ということでした。

私の場合、大きく3つありました。

①「売って終わり」を繰り返す物販はできるだけ避けたい

短期間で商品を仕入れて販売し、利益を得る。

これは決して悪いことではありません。

むしろ、手元に資金がない時期には非常に魅力的だと思っています。

例えば5,000円で仕入れた商品が1万円で売れて、すぐに現金が増えるのであれば、キャッシュを作る方法としては優秀です。

ただ、自分が3年、5年、10年と取り組む事業として考えたときに、

商品を探す

仕入れる

販売する

売り切る

また次の商品を探す

というサイクルを永遠に続けることには、あまり魅力を感じませんでした。

私が欲しかったのは、

「売れる商品を探し続ける事業」ではなく、「売れる商品を育てていく事業」

だったからです。


②特定のツールやコミュニティがなくなると成立しないモデルは避けたい

もちろん私自身、現在もリサーチツールなどは使っています。

ツールを否定するつもりは全くありません。

便利なものはどんどん使えばいいと思っています。

ただ、

「このツールが使えなくなったら稼げない」

あるいは、

「このコミュニティから情報をもらい続けなければ商品を見つけられない」

という状態にはしたくありませんでした。

ツールやコミュニティは、あくまで効率化のために使う。

ビジネスの根幹そのものは自分で理解しておく。

この状態を作りたかったんです。


③他社への依存度が高いビジネスはできるだけ避けたい

これは10年以上アフィリエイトを経験したことも大きく影響しています。

メーカーの商品を売る。

広告主の商品を紹介する。

他社の商品を仕入れる。

もちろん、それだけでも立派なビジネスです。

ただ、取引先の都合で条件が変わったり、商品の供給が停止したりすれば、自分ではどうすることもできません。

次に長期的に取り組むのであれば、

できる限り「自分の商品」「自分のブランド」を中心にしたビジネスにしたい。

これが大前提になりました。

この3つを基準に、候補となる物販を一つずつ考えていきました。


無在庫販売をメインにしなかった理由

物販を調べていると、必ず候補に入ってくるのが無在庫販売です。

注文が入ってから商品を調達するので、大量の在庫を先に購入する必要がありません。

これは物販においてかなり大きなメリットだと思います。

私が現在取り組んでいる中国輸入Amazon販売では、基本的に先に商品を仕入れます。

50万円仕入れる。

100万円仕入れる。

売上が伸びれば、さらに仕入れ金額も増えていく。

当然、キャッシュは在庫へ変わります。

その点、無在庫販売であれば在庫リスクや初期資金をかなり抑えられます。

それでも私が最初の物販として無在庫を選ばなかったのは、

マーケットプレイス上での無在庫販売は、プラットフォームの規約やアカウントへの依存度がかなり高くなる

と考えたからです。

例えばAmazonでは、第三者が商品を発送するドロップシッピング自体が一律禁止されているわけではありませんが、自分自身が販売者であることを明確にし、第三者の情報を梱包明細書や外装などから取り除き、販売者として責任を負うなどの条件があります。

eBayでも卸売業者から購入者へ直接発送するドロップシッピングは認められていますが、eBayで注文を受けた後に他の小売店やマーケットプレイスから商品を購入し、そのまま購入者へ発送させる方法は認められていません。ポリシー違反の場合には、出品削除や販売制限、アカウント停止などの措置につながる可能性があります。

つまり、

「在庫を持たないから簡単」ではありません。

むしろ自分で商品を持っていないからこそ、

仕入れ先で突然欠品する。

注文後に商品を確保できない。

発送が遅れる。

追跡番号の反映が遅れる。

仕入れ先の梱包を完全にはコントロールできない。

といった問題が起こる可能性があります。

そして、それによって顧客対応やアカウントパフォーマンスへ影響が出れば、最終的に自分の販売アカウントへ跳ね返ってきます。

私は、

在庫リスクを取らない代わりに、仕入れ先とプラットフォームへの依存度が高くなる

という構造に感じました。

そのため、最初の主力事業としてマーケットプレイス型の無在庫販売を選ぶことはありませんでした。


ただし、Shopifyを使った無在庫販売は今後検討している

ここは少し矛盾しているように聞こえるかもしれませんが、

今後、Shopifyを使った無在庫販売には挑戦してみたいと思っています。

私の中では、

「マーケットプレイス上で無在庫販売すること」

と、

「Shopifyで自分のショップを作って無在庫販売すること」

は少し意味が違います。

Shopifyではドロップシッピング向けの商品調達・注文管理の仕組みを利用でき、ドロップシッピングから自社ブランドへ発展させる方法も公式に紹介されています。

さらに、自社ECであればストアのデザイン、商品ページ、LP、ブランドストーリーなどを自分で設計できます。

また、ShopifyにはメールやSMS、顧客セグメントなどを活用して、既存顧客との継続的な関係を作っていく仕組みがあります。

ここは非常に魅力的です。

私は10年以上アフィリエイトをやってきたので、

SEO、

広告、

LP改善、

アクセス解析、

クリック率、

CV率、

コンテンツマーケティング、

といったWebマーケティングには長く関わってきました。

Shopifyの場合、Amazonのように最初から巨大な集客力を持つマーケットプレイスへ出品するわけではありません。

基本的には、

自分でアクセスを集める力が必要になります。

これはデメリットでもあります。

ただ、私の場合は逆に、

アフィリエイトで培ったWeb集客の経験と物販を組み合わせられる

という意味で面白いと思っています。

もちろんShopifyだから何でも自由というわけではありません。

Shopifyでドロップシッピングをする場合でも、販売者として法律や規制を守り、販売商品に対する責任を負う必要があります。

ですので、

Amazonで商品開発や物販を覚える
→ ブランドを育てる
→ 将来的にShopifyを第二の販売基盤として持つ

という順番を今のところ考えています。


せどりを選ばなかった理由

次に考えたのが「せどり」です。

物販初心者にとって、せどりにはかなり大きなメリットがあると思っています。

すでに市場で売れている商品を仕入れるので、

「そもそも、この商品に需要があるのか?」

をゼロから考える必要がありません。

商品によっては仕入れてすぐ販売できるため、キャッシュ化も比較的早いです。

そのため、

物販でまず5万円、10万円、20万円と現金を作りたい

という目的なら、選択肢として十分ありだと思います。

ただ、私が3年、5年と続けるビジネスとして考えると少し違いました。

特に店舗せどりの場合は、

店舗へ行く

商品を探す

価格を確認する

仕入れる

持ち帰る

出品する

という作業が発生します。

自分が健康で元気なときは問題ないかもしれません。

でも、

体調が悪い日でも、売上を作るために体を動かして仕入れに行かなければならない。

私はこの働き方を長期間続けたいとは思いませんでした。

もちろん電脳せどりもありますし、同じ商品を繰り返し仕入れられるケースもあります。

すべてのせどりが店舗を回り続けるスタイルというわけではありません。

それでも、

利益が出ていた商品の価格差がなくなる。

仕入れ先から在庫がなくなる。

競合が増えて利益が薄くなる。

といったことがあれば、また新しい商品を探す必要があります。

結局、

常に「次に売れる商品」をリサーチし続ける比重が高い。

ここが自分には合わないと思いました。

私は、

100商品を次々探すより、少数商品で何年も育てる方をやりたい。

そう考えて、せどりは候補から外しました。


メルカリをメインにしなかった理由

次にメルカリです。

私はメルカリについては、

短期間でキャッシュを作るなら、かなり優秀なプラットフォーム

だと思っています。

例えば家にある不用品を販売するのであれば、そもそも仕入れ資金が必要ありません。

スマートフォン一つで始められ、

商品を出品する。

購入される。

発送する。

売上金が入る。

という物販の基本も経験できます。

そのため、

手元に資金がない人が、まずメルカリで不用品を売って10万円、20万円を作る

という使い方は、むしろおすすめです。

一方で、私が求めていた

「長期的にブランドを育てる」

という目的とは少し違いました。

基本的には、

出品する。

売る。

取引が完了する。

そしてまた次の商品を販売する。

という一件ごとの取引の色が強いと感じました。

私がやりたいのは、一つの商品を販売して終わるのではなく、

商品ページを改善する。

レビューを分析する。

商品自体を改善する。

同じ商品を何年も販売する。

そこから関連商品を作る。

ブランド全体を育てる。

というビジネスです。

また、事業の大部分を一つのマーケットプレイスアカウントに依存することにも不安がありました。

これはAmazonでもeBayでも同じなのですが、

プラットフォームを利用している以上、アカウントの利用制限や規約変更のリスクをゼロにはできません。

特に私の場合、短期的な売買を繰り返すより、

商品そのものやブランドに価値を積み上げたい

という目的がありました。

そのためメルカリについては、

短期間の資金作りには向いているけれど、自分が長期的に育てたい事業とは違う

という結論になりました。



eBay輸出を選ばなかった理由

次にかなり調べたのがeBay輸出です。

eBay輸出については、今でも非常に面白いビジネスだと思っています。

日本の商品を海外へ販売できるので、

日本と海外の価格差を利益に変えられる

という魅力があります。

国内ではそれほど高くない商品でも、海外では需要があり、高値で販売できる商品もあります。

ただ、自分が長期間取り組むことを考えると、いくつか気になった点がありました。

まず通常のeBay輸出を考えると、

売れる商品をリサーチする。

仕入れる。

出品する。

検品する。

海外へ発送する。

返品や問い合わせに対応する。

というオペレーションが必要になります。

販売数が増えれば、当然一人ですべてを処理するのは難しくなります。

そのため発送代行や倉庫を利用したり、外注スタッフへ作業を委託したりして、オペレーションを構築していく必要が出てくると思いました。

もちろん、それを仕組み化できれば強いです。

ただ私の場合、

「商品を育てる」というより、「販売アカウント・物流・外注を含めた仕組みを育てる」という比重が大きくなりそう

と感じました。

私は組織化があまり得意ではありません。

人を増やして売上を増やすというより、

できるだけ一人、もしくは少人数で売上を伸ばしたい。

ここが自分の理想です。


eBayで気になったもう一つのポイントが「サスペンド」

そしてeBayを調べる中で、かなり気になったのが、

アカウントの制限・サスペンドに関する管理

でした。

eBay公式でも、アカウント情報を確認できない場合、購入者の問題が未解決の場合、ポリシー違反がある場合、未払い費用がある場合などに、アカウントが制限・停止されることがあると説明されています。停止中は出品や販売ができなくなったり、売上金の支払いが保留されたりする可能性があります。

eBayについて発信している人を見ると、

「サスペンドを避けるためには、

  • 売上を急激に増やしすぎない

  • リターンリクエストやディスピュートを放置しない

  • 評価を稼ぐためだけに安い商品を大量購入しない

  • 偽物を扱わず、きちんとした商売をする

ことが重要」

という話を見かけます。

これについて公式情報まで調べてみると、かなり納得できる部分がありました。

ただし、

「売上が急増したら即サスペンドされる」

という意味ではありません。

eBay公式では、注文数が突然大きく増えた場合、将来の注文や未配送注文について売上金が一時的に保留される場合があると説明されています。これは急成長している期間でも取引が問題なく完了することを確認するための仕組みです。

また、eBayにはSelling Limitという出品可能枠があり、販売実績や購入者からのフィードバックなどを確認しながら枠を調整する仕組みになっています。イーベイ・ジャパンも、新規セラーについては最初から高額商品を大量に扱うのではなく、販売経験を積みながら徐々に単価を上げていくことを案内しています。

つまり私の理解としては、

「売上を伸ばしてはいけない」のではなく、アカウントの実績と顧客対応能力に合わせて健全に伸ばしていく必要がある

ということです。


リターンリクエストやディスピュートへの対応も必要

返品リクエストや購入者とのトラブルを放置することにも注意が必要です。

eBayでは、商品未着や返品などの問題について販売者が解決できず、eBayが介入して販売者側に責任があると判断したケースなどがセラーパフォーマンスへ影響します。

一定基準を下回る「Below Standard」になると、販売活動に制限がかかったり、追加コストが発生したりする可能性があります。

さらにPayment Disputeが発生した場合には、eBayから連絡を受けた後、原則として5日以内に受諾するか証拠を提出して争う必要があります。

放置した場合、購入者側に有利な判断となる可能性があります。

つまり、

「商品を出して売れれば終わり」ではなく、販売後の返品やディスピュートを含めてアカウントを管理すること自体が重要

ということです。


評価稼ぎ目的で安価な商品を大量に買うのも注意

これは調べていて特に面白かった部分です。

eBayでは、新規アカウントで評価が少ないことを気にして、

「まず安い商品をたくさん購入して、評価を増やした方がいい」

という話を見ることがあります。

しかしイーベイ・ジャパン自身が、

評価数を増やすことを目的として安価な商品を大量購入する行為は、Feedback manipulation policyに違反するとみなされる可能性がある

と注意喚起しています。

eBay本体のポリシーでも、フィードバック数を人為的に増やす目的の取引や繰り返し購入は禁止されており、違反した場合には販売制限やアカウント停止などの措置につながる可能性があります。

つまり、

評価を増やすためだけに取引を作るのではなく、普通に売買をして実績を積み上げる

という当たり前の運営が重要ということですね。


偽物や知的財産権についてもかなり注意が必要

当然ですが、偽物を販売してはいけません。

eBayでは偽造品や偽物の出品を禁止しており、真正品であることを確認できる商品だけを出品するよう求めています。

知的財産権を侵害した商品についても、出品削除、警告、販売制限、アカウント停止などにつながる可能性があります。

結局、

偽物を扱わない。

出品ポリシーを確認する。

返品や問い合わせを放置しない。

評価を人為的に作らない。

アカウントの実績に合わせて販売規模を伸ばす。

という、当たり前ですが誠実な商売を続けることが重要なのだと思います。

もちろん、これを守れば絶対にサスペンドされないという意味ではありません。

ただ、eBayを事業としてやるのであれば、

商品リサーチだけではなく「アカウントを健全に育てる」という意識もかなり重要

だと感じました。

勿論、中国輸入Amazon販売を検討していた当時は、Amazonにも規約があるのを知っていました。

ただ、ebayほど複数のオペレーションを同時に覚える必要はないかなと思いました。


eBay輸出でも「売れる商品を探し続ける」という問題は残る

もう一つ、自分にとって大きかったのが商品リサーチです。

一般的なeBay輸出で日本の商品を海外へ販売する場合、

「今、海外で何が売れているのか?」

「日本と海外でどれくらい価格差があるのか?」

「どの商品なら利益が残るのか?」

を継続的に調べる必要があります。

もちろん、一度リピートできる商品や安定した仕入れ先が見つかれば状況は変わります。

メーカー卸と組み合わせて、

メーカーから商品を仕入れる

倉庫へ納品する

eBayで販売する

という形まで作ることができれば、かなり仕組み化できると思います。

このモデルは今でも面白いと思っています。

ただ、その場合でもメーカー商品を販売するのであれば、

最終的に育てているブランドそのものは自分のブランドではありません。

ここが、当時の私が求めていたものとは違いました。


Amazon輸出を選ばなかった理由

Amazon輸出もかなり調べました。

Amazon.comなど、海外のAmazonへ商品を販売する方法です。

これも将来的には面白いと思っています。

特に自社ブランドの商品を持っているのであれば、

日本で売れた商品を海外Amazonへ横展開する

という方法はかなり魅力的です。

ただ、物販未経験の状態から始めることを考えたとき、

最初から商品開発と海外販売を同時に覚える必要はない

と思いました。

国内Amazonで販売するだけでも、

商品リサーチ、

仕入れ、

商品ページ作成、

広告、

在庫管理、

物流、

返品、

レビュー分析、

キャッシュフロー、

など、覚えることはかなりあります。

そこへ海外販売を加えると、

国際物流、

関税、

税金、

各国の規制、

現地の文化、

言語、

為替、

なども考える必要があります。

Amazon自身も、グローバルセリングでは輸出手続き、国際的な法律や規制、言語や文化の違いなどが課題となり、市場調査や戦略策定が必要になると説明しています。

例えばヨーロッパで販売する場合、販売方法によってはVAT登録や輸入VAT、現地規制への対応なども必要になります。

物販を始めた当時の自分からすると、

覚えることを増やしすぎる必要はない

と思いました。

まず、

自分自身も消費者として感覚が分かる日本市場で商品を販売する。

日本Amazonで売れる商品を作る。

ブランドを育てる。

その後、

「この商品なら海外でも売れるのではないか?」

となった段階でAmazon輸出を考える。

物販初心者の場合はこの順番の方がシンプルだと思いました。


Shopee輸出を選ばなかった理由

Shopeeについても調べました。

東南アジアや台湾などへ日本の商品を販売できるのは、かなり魅力的です。

ただ、私が当時調べた中では、

利益率を高く保ちながら規模を拡大する難易度が高そう

という印象を持ちました。

ここは少し注意が必要で、

「Shopeeは利益率が低いプラットフォーム」

と断定するつもりはありません。

実際にShopee Japan自身も、高い利益率を実現している販売例を紹介しています。

ただ、日本から海外へ販売する以上、

商品原価だけではなく、

  • プラットフォーム手数料

  • 国際送料

  • 梱包費

  • 広告・プロモーション

  • 為替

  • 返品関連コスト

などを含めて利益計算する必要があります。

Shopee Japanも、海外販売の価格設定では仕入れ額に利益、送料、各種手数料などを含めて考えるよう案内しています。

また、越境ECでも、為替変動も利益へ影響します。Shopee Japanも2026年の記事で、売上金を円へ換えるタイミングによって利益が変わることを解説しています。

そして市場によっては価格競争もかなりあります。

例えばJETROが2026年に公開したベトナムEC市場の記事では、EC販売ではプラットフォーム手数料に加えて梱包・配送費や返品関連コストが発生し、同一商品を扱う店舗同士で価格競争になりやすいことが紹介されています。

つまり、日本から商品を送る場合、

利益をしっかり乗せると現地の商品より高くなり、価格を合わせると利益が薄くなる

という商品も出てくるだろうと考えました。

実際に、xをリサーチしていると、還付金抜きだと利益を残せる方が少ない方多い印象を持ちました。

また、結局、

「海外で今何が売れるのか?」

「どの商品なら送料を払っても利益が残るのか?」

「どの国で売るのか?」

というリサーチを継続する必要があります。

これも当時の自分には、

まず日本国内で自分の商品を作ってから海外へ展開した方がいい

と感じました。

Shopee自体を否定しているわけではありません。

むしろブランドが育った後の海外販売チャネルとしては、今後検討する価値があると思っています。


海外総代理店・メーカー卸を選ばなかった理由

海外総代理店やメーカー卸もかなり魅力的でした。

すでに完成している商品を扱えるので、自分でゼロから商品開発する必要がありません。

海外で売れているけれど、

「まだ日本ではほとんど販売されていない」

という商品を見つけ、日本総代理店になれれば、大きなビジネスになる可能性があります。

メーカー卸も同じです。

メーカーと安定した取引関係を作ることができれば、せどりのように毎回仕入れ商品を探す必要性も下げられます。

これは非常に大きなメリットだと思いました。

ただ、最終的に気になったのが、

取引先への依存度

でした。

メーカーから、

「来年から卸価格を変更します」

と言われれば利益率が変わります。

販売条件が変わる可能性もあります。

契約そのものが終了する可能性もあります。

商品が廃番になることもあります。

そして何より、

仮にその商品を何千万円、何億円と販売したとしても、

育てているブランドそのものはメーカーのブランドです。

ここが、自分が次にやりたかったこととは違いました。

私は、

「売れる商品を持っている会社から仕入れる側」ではなく、「売れる商品を持っている会社側」に行きたい。

そう思ったんです。

ただ、海外総代理店はキャッシュフローと現金化が強いので、先出しで在庫を持つビジネスにとってはキャッシュ面で補完できるメリットがあります。


そして残ったのが中国輸入Amazon販売だった

ここまでいろいろな物販を考えて、最終的に自分の条件に一番合っていたのが、

中国輸入Amazon販売

でした。

もちろん、最初からOEMで商品を作る方法もあります。

ただ、私はそれではリスクが高いと思いました。

物販経験がない状態で、

「この商品なら絶対に売れる」

と考えて500個、1,000個作ったとしても、もし売れなければ、大量の在庫が残ります。

それなら、

まず中国ですでに販売されている既製品を少量仕入れて、日本Amazonで販売してみる。

ここから始めればいい。

これがかなり魅力的でした。

特定のジャンルに絞って販売していけば、

どんな価格帯なら売れるのか。

どのサイズが人気なのか。

どのカラーが人気なのか。

何に不満を持たれているのか。

どんなレビューが付くのか。

どんなキーワードから購入されるのか。

といったことが徐々に分かってきます。

つまり、

既製品販売そのものを市場調査にできる

と思ったんです。


既製品販売からOEM・ODMへ進める

中国輸入Amazon販売に特に魅力を感じたのが、この部分です。

既製品販売で終わる必要がありません。

例えば商品を販売していると、

「この部分がもう少し大きければいい」

「この素材を変えてほしい」

「このカラーが欲しい」

「ここが壊れやすい」

「この機能はいらない」

といったレビューや市場のニーズが見えてきます。

だったら、その不満を次の商品へ反映すればいい。

工場と相談して、

素材を変える。

サイズを変える。

色を変える。

パーツを変える。

機能を追加する。

不要な部分を削る。

こうして改善していけば、

既製品販売からOEM・ODMへ進むことができます。

さらに、

ブランド名を付ける。

ロゴを付ける。

パッケージを作る。

商品ページを作る。

説明書を作る。

ブランドストーリーを作る。

ここまで進めば、

単純な、

「安く仕入れて高く売る」

という物販とは少し変わってきます。

市場を調べ、

顧客の不満を調べ、

商品を改善し、

自分たちの商品として販売する。

完全に、

「商品を育てるビジネス」

になります。

これが自分のやりたかったことでした。

実際にやり始めると、OEMやODMをするにあたって、他にも色々な要素を考慮する必要があります。


中国OEMなら商品によっては製造単価も抑えやすい

将来的にOEM・ODMをすることを考えたとき、中国にはもう一つ魅力がありました。

商品にもよりますが、

国内OEMと比較して製造単価を抑えられるケースがある

ことです。

もちろん、

「中国なら必ず安い」

という意味ではありません。

為替もあります。

国際送料もあります。

検品費もあります。

関税なども考える必要があります。

場合によっては国内製造の方が合理的な商品もあるでしょう。

それでも、

既製品販売

簡易OEM

OEM

ODM

と段階的に商品開発へ進めるところには魅力を感じました。

そして一連の輸入や商品開発に慣れてしまえば、

中国OEM・ODMだけにこだわる必要もありません。

将来的には、

国内OEM・ODMの商品を自社ブランドへ追加してもいい。

つまり私にとって中国輸入は最終地点ではありません。

オリジナルブランドを作るための入口

に近い感覚です。


Amazonはブランドを育てる場所として相性が良かった

そして販売先をAmazonにした理由もあります。

Amazonにはブランド所有者向けのAmazon Brand Registryがあり、一定の要件を満たせばブランド保護やブランド構築に関する機能を利用できます。

つまり、

単純に商品を出品して売るだけではなく、

同じ商品を長期間販売しながら、ブランドとして積み上げていける。

商品を発売する。

画像を改善する。

商品ページを改善する。

広告データを見る。

レビューを分析する。

商品そのものを改善する。

関連商品を発売する。

また改善する。

このサイクルを回していけます。

1商品目が売れる。

2商品目を出す。

3商品目を出す。

徐々に同じブランドの商品が増えていく。

ここに、

単発で商品を販売するのとは違う面白さ

を感じました。


FBAがあるから、一人でも売上を伸ばしやすい

もう一つ大きかったのがFBAです。

私は組織化があまり得意ではありません。

社員を10人、20人と雇って会社を大きくするというより、

できるだけ一人、もしくは少人数で売上を伸ばしたいタイプです。

AmazonのFBAでは、Amazonのフルフィルメントセンターへ商品を納品しておけば、受注、梱包、発送、カスタマーサービス、返品対応などをAmazonに任せることができます。

確かに手数料は大きいですが、これは自分にとってかなり必要不可欠だと思いました。

仮に1日10個売れる商品が、1日100個売れるようになったとしても、

自分が100件の商品を梱包して発送する必要はありません。

もちろん、

広告調整、

在庫管理、

発注、

商品改善、

資金繰り、

などの仕事は残ります。

それでも、

売上が10倍になったから、自分の作業量も10倍になるという構造ではない。

ここが重要でした。


同じ商品を、同じ仕入れ先から補充できる

個人的に中国輸入Amazon販売でかなり好きなのが、

一度売れる商品を作ることができれば、基本的には同じ商品を同じ仕入れ先へ再発注できる

ということです。

例えば月100個売れる商品ができた。

翌月も100個必要なら、同じ仕入れ先へ追加発注する。

月300個売れるようになった。

300個発注する。

月500個売れるようになった。

500個発注する。

もちろん実際には、

在庫予測、

品質管理、

物流、

資金繰り、

為替、

などを考える必要があります。

それでも根本的には、

売れる商品の発注量を増やしていく

という非常にシンプルな作業です。

毎月、

「次は何を仕入れよう?」

とゼロから探し続ける必要がない。

私はここにかなり魅力を感じました。

1商品目を作る。

2商品目を作る。

3商品目を作る。

その間も1商品目は売れ続ける。

そして商品数と販売数量が少しずつ積み上がっていく。

時間に対してレバレッジが効きやすい。

これは一人でビジネスをやる上で、自分が理想としていた形でした。


最大のデメリットはキャッシュフロー

ここまで中国輸入Amazon販売の良いところを書きました。

ただし、

かなり大きなデメリットがあります。

キャッシュフローです。

これは始める前から分かっていました。

そして実際にやってみて思いました。

想像していた以上に悪いです。

売上が伸びる。

在庫が減る。

在庫が減るから追加発注する。

さらに売上が伸びる。

今度はもっと大量に仕入れる。

さらに新商品も追加する。

その結果、

利益は出ているのに現金が増えない

ということが普通に起こります。

必要なのは商品代金だけではありません。

国際送料、

関税、

Amazon手数料、

FBA手数料、

広告費、

返品、

新商品開発費、

などもかかります。

さらに中国から仕入れる以上、為替が動けば同じ商品でも仕入れ価格が変わります。

売上が100万円から300万円になったとしても、

売上が3倍になれば、その売上を維持するための在庫も必要になります。

だから、

「売上が増えた=銀行口座の現金も増える」

とは限りません。

これは実際にやってみて、かなり実感しています。


それでも「キャッシュフローさえ整えば強い」と思った

ただ、私はこのデメリットをある程度理解した上で始めました。

そして逆に考えると、

このキャッシュフローさえ整えることができれば、かなり強いビジネスになる

と思っています。

なぜなら、やること自体は比較的シンプルだからです。

売れる商品を作る。

利益率を確認する。

適正在庫を把握する。

欠品しないように発注する。

広告費を適正化する。

返品率を確認する。

商品を改善する。

次の商品を追加する。

基本的にはこの繰り返しです。

不確定要素が少ない分、しっかりと改善しながら積み上げていき、成果を出していく方が私の性格的にも合っています。

だから、

利益の出る商品

適正在庫

適正な広告費

安定した仕入れ先

安定したキャッシュフロー

この状態を作ることができれば、

あとは販売数量や商品数を少しずつ増やしていけばいい。

「次に何をどうすればいいのか」という不確定要素が比較的少ない。

そこも中国輸入Amazon販売を選んだ理由の一つです。


私が欲しかったのは「商品を探し続ける物販」ではなかった

改めて考えると、私が中国輸入Amazon販売を選んだ理由はここに集約されます。

私は「商品を探し続ける物販」ではなく、「商品を育て続ける物販」をしたかった。

せどりにもメリットがあります。

メルカリにもメリットがあります。

eBay輸出にもメリットがあります。

Amazon輸出もShopeeも、海外総代理店もメーカー卸も、それぞれ違った魅力があります。

だから、

「中国輸入Amazon販売が物販の中で一番優れている」

と言いたいわけではありません。

求めるものによって、最適な物販は違うと思います。

例えば、

まず5万円、10万円を作りたい。

ということであれば、不用品販売やせどりの方が向いているかもしれません。

海外へ商品を販売すること自体が好き。

という人なら、eBayが合うかもしれません。

海外市場に興味がある。

という人なら、Amazon輸出やShopeeも面白いでしょう。

営業や交渉が得意。

という人なら、メーカー卸や海外総代理店が向いているかもしれません。

在庫を持ちたくない。そして自分でWeb集客ができる。

という人なら、Shopifyを使った無在庫販売も面白いと思います。

ただ、私の場合は、

自分のブランドを持ちたい。

できるだけ一人でも運営できるようにしたい。

売上が増えても、自分の作業量を比例して増やしたくない。

同じ商品を長期間販売したい。

商品そのものを資産として積み上げたい。

将来的にはOEM・ODMへ進みたい。

この条件を並べていった結果、

一番自分に合っていたのが、

中国輸入Amazon販売でした。


最終的に目指しているのは「輸入屋」ではなくブランド

私が最終的に目指しているのは、

中国から商品を仕入れること自体ではありません。

中国輸入は手段です。

Amazonも販売するための手段です。

最終的に作りたいのは、

「このブランドの商品だから買いたい」

と思ってもらえる状態です。

中国で作る商品があってもいい。

日本で作る商品があってもいい。

Amazonで販売してもいい。

Shopifyで販売してもいい。

将来的にはeBay、Amazon海外販売、Shopeeなどを使って海外へ販売してもいい。

重要なのは、

自分たちが企画した商品を、自分たちのブランドとして販売すること。

そして一つの商品を販売して終わるのではなく、

1商品目の実績が2商品目につながり、

2商品目の実績が3商品目につながり、

ブランド全体が少しずつ大きくなっていく。

そんな事業を作りたいと思っています。


このスタイルでどこまでいけるのか試してみる

中国輸入Amazon販売を始めたからといって、絶対に成功する保証はありません。

競合も増えます。

広告費も変わります。

為替も変わります。

Amazonのルールも変わります。

仕入れ価格も変わります。

商品選定を間違えれば、当然在庫も残ります。

それでも今のところ、

自分の性格と、これから作りたい事業にはかなり合っている

と感じています。

私は組織を大きくすることが得意なタイプではありません。

だからこそ、

少ない人数で、

売れる商品を作り、

同じ商品を同じ仕入れ先から補充し、

FBAに物流を任せ、

利益が出る商品を一つずつ積み上げていく。

まずはこのスタイルを徹底してみます。

そして将来的には、

Amazonで作ったブランドや物販経験に、Shopifyなどの自社ECも加えていきたい。

アフィリエイトで身につけてきたWeb集客。

Amazon販売で身につけている商品開発や物販。

この2つを組み合わせれば、また違った展開もできると思っています。

このスタイルで、

一人の事業としてどこまで月商を伸ばせるのか。

現時点では分かりません。

月商500万円なのか。

1,000万円なのか。

2,000万円なのか。

それ以上までいけるのか。

これは実際にやってみなければ分かりません。

ただ、

人を増やす前に、商品を増やす。

作業を増やす前に、仕組みを作る。

単発の利益を追う前に、ブランドを積み上げる。

これが、10年以上アフィリエイトを続けてきた私が、次の事業として中国輸入Amazon販売を選んだ理由です。

今後も実際に取り組む中で、

売上が伸びた話だけではなく、

在庫、

広告、

キャッシュフロー、

為替、

商品選定、

失敗した商品、

資金繰り、

OEM・ODM、

そしてブランド作りについても、

できるだけリアルな部分を書いていこうと思います。

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