930ページの洋書を5日で読み切った結果😂 その1
少し前に↑のような記事を書きまして。
手元のペーパーバックで930ページにも及ぶ↑の小説をできるだけ速く読み切ろうという試みをしました。
予定していた期間は7月7日から7月12日までの丸6日。単純計算すると1日155ページずつ読めば6日できれいに終わる算段です。
って言うだけならなんとなく簡単そうに見えますが、これは私にとって未知の領域です😇
約2年前にYuval Noah Harariの「Nexus」を読んだときの読書スピードは↓でした。
9/13 前書き21P+本編78P=計99P(本編0-78P)
9/14 本編33P (78-111P)
9/15 本編103P (111-214P)
9/16 本編100P (214-314P)
9/17 本編86P (314-400P)
9/18 本編4P (400-404P)
この頃は1日100ページが限界でアップアップだった模様です😇
それから1年後(今から10ヶ月くらい前)には↓のようになった模様です。
昨日までの4日間に読んだ量が割と記録更新な感じだったのでちょっと書いておきます😂
9/23 145ページ
9/24 75ページ
9/25 145ページ
9/26 145ページ
きれいに145ページに揃っていますが、記録更新と言ってることからも分かるとおり、この頃はそれが限界でした。
で、今回は「1日155ページ読めば終わるな😇」ということで大ボリュームの小説を1週間以内に読み切ろうというなかなか無謀な試みだったのですが、結果はどうなったのでしょう😂
1日に読んだページ数
今回はそれぞれの日に読んだページ数が↓のようになりました。
7/7 140ページ
7/8 171ページ
7/9 183ページ
7/10 205ページ
7/11 229ページ
計928ページ
平均185.6ページ/日
日が経つにつれてめっちゃ加速してる😂 初日と最終日のページ数が89ページくらい違います。以前だったら丸1日分に匹敵するであろう違いです。
序盤に読了したページ数が少ないのには理由があるのですが、それについては後ほど説明します。
とりあえず、今の私は本気出せば1日で200ページ前後は読めるようです😇
時間は計ってないので分かりませんが、今回はもう1日に使える時間をまるごと全部この本読むのに投じたので、毎日7〜10時間くらいは費やしたと思われます。
今回初めてやってみたこと:メモ取り
普段読書をするときにはやらないのに今回だけ特別にやったことがあります。それは、本を読んでる間にせっせと内容に関するメモをとることです😂
3ヶ月ほど前に↓の記事を書きまして。
カナダの歴史の本を読んだけど人名とか地名とか組織とかそういうのが全然分かんなくて最後まで読み切っても内容ほぼ何もわかってないみたいな凄惨な読書体験でした😂 カナダ人なんてトルドー以外誰も知らんみたいな感じでしたから😇・・・・
去年今回読んだ本と同じ著者が書いたUp Countryという860ページある小説を読んだ↑のですが、この小説は登場人物がそこまで多くなかったにも関わらず途中で「〇〇ってなんだっけ?」「☓☓って誰だっけ?」とかなることが度々あったので、今回はその手の事故を未然に防ごうということで新しい手順を導入しました。
そんなわけで、今回は小説を読み勧める中で
・新キャラの名前と概要(所属部署など)
・略語
・過去の事件
などの先々繰り返し出てくると思われる要素が出てきたら毎回いちいちメモをとることにしました。
速く読み切るチャレンジをしているのにいちいちメモを書いていたら遅くなりますし、やるかどうか若干迷ったのですが、この間のカナダの本を読んでた時は意味も分からずページをめくり続けるのがシンプルに苦痛だったのと、序盤に意味が分かんなくなったらそのまま900ページ以上読み進めるのは無理だろうと思ったので結局やることにしました。
結論から言うと、この戦略は大当たりでした。というか、これやってなかったら5日で読み終わんなかったかもしれません。
メモは100円ショップで買った小型のメモ用紙にとっていったのですが、1枚を裏表で計2ページとして、枚数は↓のようになりました。
7/7 8枚(16ページ)
7/8 4枚(8ページ)
7/9 2枚(4ページ)
7/10 1枚(2ページ)
7/11 0枚(0ページ)
うおっ、なんか等比数列の如く毎日半減してますね😂
最初の100ページくらいだけで登場人物が30人くらい出てきて、一人ひとり全部メモってたら結構な量になりました。後半になると主要人物は固まってるし、新しく出てくる人は覚えなくても大丈夫と分かるチョイ役みたいなのが増えてきたのでメモはどんどん減っていきました。
最初の100ページくらいでは人がいっぱい出てきた上に視点が色んな人のところに目まぐるしく変わっていったのでメモを見ながらでもついていけなくなってしまって、途中で読むのをやめてメモを改めて読みながら登場人物の相関図を新しく書いたくらいです😂
2日目にも結構新しい登場人物が出てきたのでそれなりにメモをとることになりましたが、初日ほどではありませんでした。
略語も結構メモしていて、これがかなり助けになりました。略語は1回目はちゃんと説明つきで出てくるのですが、その後は説明無しで何度も出てくるので意味を忘れると理解の妨げになります。
メモした略語には
PA(Port Authority)
ESV(Emergeny Service Vehicle)
ETA(Estimated Time of Arrival)
FAA(Federal Aviation Admin)
RIV(Rapid Intercept Vehicle)
NYPD(New York Police Department)
R&R(Rest and Recuperation)
とかが並んでいます。これらのうちNYPDを含むいくつかは何の解説もなく「これくらいは知ってるよね?^^」みたいなノリで出てくるので、ググりました😂 意味は文脈から予測がつく場合もありますが、固有名詞はググったほうが確実です。まぁNYPDについてはアメリカの刑事ドラマを見ていたので最初から知ってたんですが😇
PAとかRIVが序盤で何回も出てきたんですが、なかなか覚えられなくてしょっちゅう「これなんだっけ?」ってメモを見てました😂 PAなんて最初ペンシルバニア州のことかと思ってた🤣
最初の方に出てくる登場人物は空港関係者が多くて、部署やら役職やらが
Ground Control Rescue One
JFK International Airport Control Supervisor
New York Center Air Traffic Control Shift Supervisor
Emergency Service
こんな感じでメモって相関図作らないとマジでワケ分かんなくなること間違いなしだったので、こまめにメモをとってて良かったです😂
あと、主人公が属するテロ対策組織にFBIとCIAとNYPDの人たちが入り乱れてて誰がどの組織の人かもメモ取ってなかったら絶対途中でこんがらがってました😇
特定の登場人物を指して役職名が単体で使われることもあったので、そういう意味でも役職は重要でした。
メモ取りの効用
そんな感じで序盤には延々とメモを取っていたので初日は目標だった155ページに到達しなかったのですが、後半に1日200ページ以上読めたのにはこれらのメモがかなり効きました。
登場人物を整理しながら自前で相関図を書いてみたり、出てきた人や略語をメモしたり繰り返して参照したりする間に、頭の中に各人物の関係とか誰が何した人かとかそういう情報が結構丁寧に刻まれていくのですね。
文章を読むときはそういう背景を理解しているかどうかがかなり影響するのですが、序盤にあやふやだったそれらの情報が後半に至るころには頭にきれいに畳み込まれて、メインの登場人物が絞られることも相まって読むときの負荷がかなり減ったように思います。
メモをとらずにあやふやなまま読んでると、「これ誰だっけ?」「この人CIAだっけ?FBIだっけ?」「RIVってなんだっけ?」とかそんな疑問に頻繁にぶつかって理解度が落ちる上、それが積み重なると最早話の内容自体が謎だらけ、なんてことになりかねません。そうなっていたらおそらく最後の2日に200ページ以上読み進めることは難しかったでしょう。
実際のところ、ここまで来ると英語が分かるとかわからないとかそんな次元の話ではなくなります😇 ぶっちゃけ日本語でもこんがらがったものは読んでもよくわかんないですからね。
ちなみに我々は日本語で読んだことを全部わかっていると過大評価する傾向がありますが、日本語で読んだものでも改めて内容について突っ込んで聞かれると実は何もわかってなかった、なんてことはしょっちゅう起こります😂
最後の数百ページでは内容に夢中になって読み進めてる間に「あれ?もう10ページも進んだの?」みたいなことが頻繁に起きましたが、これは脳みその中で「これ何だっけ?あれ誰だっけ?」みたいな疑問がほとんど生じなかった影響があると思われます。
そんなわけで、必要に応じて色々内容についてのメモをとることで全体の理解度が高くなって、読解のスピードも跳ね上がるというなかなかありがたい結果に着地できました。
英語表現もメモる
私は洋書読んでる時に面白いと思った英語表現や自分で使いたいと思った英語表現は専用のノートにせっせとメモをとっているのですが、今回とった内容に関するメモはそれとはまた別になります。
後半では内容に関するメモをほとんど取らなくなった代わりに、英語表現は大量にメモるようになってました😇 と言っても読書の流れを止めたくなかったので、出てきた英語表現と登場したページだけ雑に書きなぐってどんどん先に進んでいたのですが。
このメモはA5サイズのノート17ページに及んでいます。結構いっぱいメモりましたね😂
面白かった表現とか、発音だけ知ってたけど綴りが怪しかった単語をたまたま見つけたときとか、わかんない単語を調べたときとかに必要に応じてメモってました。
こっちは人物とかをメモるときより頭も時間も大して使わないので負荷は軽めです。
ちなみに一番最初に調べてメモった単語は「schmuck」でした。意味はjerkとかassholeとか日本語にするのが難しいですが、disりのニュアンスを込めて人を形容するときに使う名詞と考えて良いでしょう😂
序盤の100ページくらいは飛行機を巡るお話なのですが、その時に出てくる飛行機に関する単語にわかんないのが多くてしょっちゅう画像検索してました。
galley, fuselage, dome, lavatory, Coach, reverse thrust, taxiway, tug, starboard
あと、私けっこう職務質問されるので、作中に出てきた「spot-check」という単語もメモりました😂 これで
I'm often spot-checked.
Police officers often spot-check me.
They waste my time by spot-checking me so often, while I never bring anything illegal with me.
とか言えるぞ🤣
日用品とか日常的な動作とかを表す表現は小説が一番覚えやすい
メモった表現の中には、日常的によく見かけるけど英語で何ていうかはあんまり知らない単語とか、ドラマとか映画だと画面見てれば分かるから確実に言葉にされない動作を表す表現とかそういうのがたくさん含まれています。この手の言葉は小説で覚えるのが一番早いんじゃないかと思います。
ごく普通の名詞なのにあんまり馴染みがないもの
overnight bag(多分日本語ではボストンバッグって呼ばれてるやつ)
carafe(多分コーヒーとか入れるやつ)
bifocal(コンタクトレンズだと思われ)
turf(芝生?)
peep hole(扉についてる覗き穴)
barf bag(エチケット袋)
swivel chair(グルグル回る椅子、私も今座ってる)
courtesy light(多分車の天井についてるライトのこと)
billfold(折りたたみの財布。ワイも使ってる)
よく見かけるけど普段はいちいち言語化されない表現
The elevator came, we got on, and rode down to the lobby then walked out to Broadway, I hailed a taxi, and we both got in.
この一文だけでも「エレベーターに乗る」「建物の外に出る」「タクシーを捕まえる」等の色んな日常動作を拾えます😇
I sat at my desk
「席につく」は"at"を使うのかーとかそんな感じでメモ。
You came to distrust Ted
「Tedを信用できなくなった」みたいな感じですかね。
↓も似たような感じで
This has got to be important
「これは大事(おおごと)になってきた」みたいな意味でしょうか。
物事の移り変わりを英語で表現するのに地味に自信がないので、こういう表現を実地で回収できるのはありがたい話です。
the streetlights had come on.
「街灯がついた」みたいな意味と思われ。come onでいいのね。
こんな感じで、ノンフィクションとかYoutube、映画やドラマ等ではあまりお目にかからない表現もたくさん出てきます。ノンフィクションやビジネス書の方が小説より簡単だと言われる所以でしょう。
その1まとめ
本当はこの小説の内容とかについて書きたいことがまだ山盛りあるのですが、今の時点でこの記事が5800文字くらいに達しているので続きはまた別記事として投稿しようと思います😇
読む速度がメチャクチャ速くなったのには内容が面白くて続きが気になってどんどん読めたおかげ、というのももちろんあります。まだ2冊しか読んでいませんが(2冊だけなのに合わせて約1800ページ、おかしいだろ🤣)、私的にNelson Demilleの小説はかなり面白いです。
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