見出し画像

英語が話せない原因は日本語の説明力。「御社の強みは?」に日本語できちんと答えられますか?

「急に海外からの来客対応を任された!」 「英語で自社のことを説明しなきゃいけない…どうしよう!」

そんな場面に直面したとき、心臓がバクバクして、冷や汗が止まらなくなった経験はありませんか?

「『企業理念』って英語でなんて言うんだっけ?」 「『実績』は? 『信頼』は?」

慌てて辞書で難しいビジネス単語を調べようとして、結局頭が真っ白になり、しどろもどろになってしまう。

「やっぱり私には、ビジネス英語なんてレベルが高すぎるんだ…」

そうやって自信を喪失してしまう気持ち、痛いほどよくわかります。

でも、安心してください。 あなたが説明できないのは、英語力が低いからではありません。 もしかすると、「日本語での準備」が、少しだけ足りていないだけかもしれないのです。

今日は、難しいビジネス英単語を暗記する前にやっておくべき、「絶対に失敗しない会社説明の準備法」をお話しします。

これを読めば、「えっ、英語の勉強の前に、日本語でこれをやるだけでよかったの?」と、驚くほど気が楽になるはずです。



「いい会社です」だけでは、誰も納得しない

まず、日本語で考えてみてください。 もしお客様に「あなたの会社はどんな会社ですか?」と聞かれたら、どう答えますか?

「うちは、いい会社です」 「社員がみんな頑張っています」 「仕事を任せてください」

…これだけだと、日本語でも「具体的に何がすごいの?」と思ってしまいますよね。

実は、英語で詰まってしまう原因の多くはここにあります。 日本語の段階で内容が「ふわっとしている」から、英語にしようがないのです。

中身のない日本語を、どれだけ高度な英語に翻訳しても、相手には響きません。 逆に言えば、「中身(日本語)」さえしっかりしていれば、英語は中学レベルでも十分に伝わるのです。


ステップ1:まずは「日本語」で整理する

英語のテキストを開く前に、まずはノートとペンを用意してください。 そして、以下の3つのポイントを「日本語」で書き出してみましょう。

  1. なぜ良い会社なのか?(理由)

  2. どんな実績があるのか?(数字)

  3. どんな具体例があるのか?(事例)

例えば…

  • ふわっとした日本語: 「歴史ある会社です」 ↓

  • 具体的な日本語: 「私たちは50年の歴史があります」

  • ふわっとした日本語: 「多くの実績があります」 ↓

  • 具体的な日本語: 「100社以上のお客様と取引しています」

どうでしょうか? 数字や事実が入ると、日本語がグッと具体的になりましたよね。

※もしここで、「ふわっとした日本語での説明しか思い浮かばない…」と手が止まってしまう方は、まずこちらの記事で「日本語の素材の集め方」を確認してみてください。


ステップ2:それを「シンプルな英語」にする

日本語が具体的になれば、それを英語にするのは驚くほど簡単です。 難しい単語(Establishment, Achievement...)を使わなくても、知っている単語で言えます。

  • 「50年の歴史があります」 → We have 50 years of history.

  • 「100社以上のお客様がいます」 → We have over 100 customers.

これなら、中学生レベルの英語力でも言えますよね。 しかも、数字が入っているので、相手には「すごい会社なんだな!」ということが100%伝わります。


準備8割、英語2割

ビジネス英語というと、「難しい専門用語を覚えること」だと思われがちです。 でも、本当に大切なのは「何を伝えるか」を整理することです。

  • 数字で語る。

  • 具体例を出す。

  • それを日本語で固める。

この準備さえできていれば、あとは知っている単語を当てはめるだけ。 英語を話す時間の何倍も、「日本語で考える時間」を大切にしてください。


焦らなくて大丈夫。まずはメモ書きから

いきなり流暢に話そうとする必要はありません。 まずは、自分の会社の「すごいところ」を、日本語で箇条書きにすることから始めてみませんか?

「あ、うちは創業30年だ」 「この商品は、1万個も売れてるんだ」

そんな発見ができれば、もう会社説明の準備は8割完了しています。 あとはシンプルな英語に乗せるだけ。 あなたなら、きっと大丈夫です。


こちらの記事もあわせてチェック!

今回は会社説明を例にお話ししましたが、実はこれ、あらゆる場面の英語に共通する「鉄則」なんです。「いくら勉強しても話せるようにならない…」と悩んでいるなら、原因は英語力ではなく、もっと根本的なところにあるかもしれません。


※この投稿は、英語に苦手意識のある初心者の方を想定して書いています。
正確さよりも「伝わること」「話してみる勇気」を大切にしたちよまる式の考え方を紹介しています。


この記事を書いた人:上田千代丸(ちよまる式 English Quest代表)
上田千代丸のプロフィールはこちら


ちよまる式は、AI時代における新しい英語学習の形を提案しています。
簡単なコミュニケーションは自分の力で、難しい内容はAIと協力して。
これからの英語学習は、「自力で全てをどうにかしようとする」のでも、「すべてAIに任せきりにする」のでもなく、その中間にある“ちょうど良いバランス”が大切です。
自分で考える力と、AIを使いこなす力——どちらも育てていくことが、これからの時代に求められる英語力だと考えています。

いいなと思ったら応援しよう!

ちよまる式|上田千代丸 チップは不要ですので、もしこの記事の内容に共感いただけたら、周りの方に共有していただけますと幸いです。