【吉安】木の葉天目の郷・江西省吉安県の吉州窯訪問記 その3 吉州窯復興の立役者・伍映山先生の工房「吉州映山堂」
マガジン「中国100のやりたいこと」No. 番外編
達成日: 2025年3月6日
場所: 中国・江西省吉安县永和镇
お薦め度: ★★★★★
(前の記事はコチラ)
吉州窑游览区を後にし、伍先生の奥様である劉恵美先生の車でお弟子さん女子とY先生と共に伍先生の工房に向かいます。途中、劉恵美先生が我々に名産の永和豆腐を食べて欲しいとのことで、それを購入するため永和市場に寄りました(永和豆腐についてはこの記事に詳細を記載)。名産品を食べて欲しいという感覚は我々日本人と同じなのですね。

道すがら、「金龙鱼」の油タンクを発見!

「金龙鱼」は中国の恐らく再大手の植物油メーカーで、スーパーに行くと必ず置かれています。サイズ感がバグってますが(笑)。

さて、伍映山先生の工房「吉州映山堂」に着きました。
建物の右手の木は桑です。

あの、木の葉天目は桑の葉を使っているのです。

工房に入ると、先生に出迎えられ、いきなりお茶席となりました。
淹れ手は専門業者の方です。

本日のお茶は雲南省双江县のもの。この辺りでしょうか。



もちろん茶碗は全て先生の作品…

こちらの「吉」印が吉州窯の証。

お茶を頂いた部屋に掛けられていた切り絵です。切り絵は後でまた出て来ますが焼き物にも使われています。この切り絵には「井岡山」の文字と共産圏のシンボルである「鎌と槌」が描かれています。ここ吉安市の隣の井岡山市は1927年に中国共産党が革命根拠地を創設したとされる井岡山革命根拠地があるところで知られているので、地元の自慢の土地なのでしょう。

お茶が一段落すると、昼ごはんです。
扉が開くと…ええ!昼からこの佇まい?こちらの部屋にも切り絵の額が。
こちらは麒麟と龍と猿⁇

テーブルに配されていたのはこれらのお料理ですが、

その後次々とお料理が運ばれてきて、たちまちいテーブルいっぱいになりました。

魚は勿論内陸国の江西省、赣江の川魚です。素材の味を生かした系で日本人の口にも合います。

お米ももちろん美味しかった!前年の12月に行った景徳鎮でも感じたのですが、五常大米程のスペシャルでないにしても安定の美味しさで、米どころなのを感じました。

それにしても銘々皿が全て先生の作品とは何とも贅沢なお話….

どれも家庭料理ではあるけど、美味しいものでした。湖南省同様、辛さを除けば日本の美味しいと一致する日本人の舌になじむ味です。江西省は辛い味付けの地域なのですがY先生(北京出身)は辛いものが苦手なので無辛にして欲しいとお願いしていたようですが、どの料理も基本見ての通り唐辛子が入っていて、辛い味付けでした(笑)。でも、日本人の中では辛いのに強い方の私は勿論全て美味しくいただきましたよ!
さてこの後はいよいよ伍先生の工房に入ります。
ここから先は

中国100のやりたいこと
隣の国・中国って、実はこんなおしゃれで素敵! 中国SNS「小紅書」で話題のスポットを筆者が実際に訪れて、現地のリアルな様子を日本語でレポー…
サポート頂けると嬉しいです。次の中国取材の費用の足しにします。
