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【コラム】中国のブランド米を食べてみた・第三届~雲南省の八宝贡米・江西省井岡山の富硒米~

 五常大米から始まった、中国ブランド米を食べてみる個人的企画。

①黒竜江省ハルピン市五常市の五常大米

 既に、下記までの合計4種食べてみました。
②広東省の增城丝苗米
③黒竜江省の响水石板大米
④上海市の上海崇明島大米

 さて、②~④は上海の友人宅或いはホテルに炊飯器を持ち込んで炊いたものですが、ここで私はふと気づきました。
日本でガス炊きをヨシとしているため、ガスの設備が必要と思っていましたが、考えてみると、結局最初の五常大米以外は電気炊飯器で炊いている。
電気はどのホテルにも普通に来ているから、電気炊飯器さえあれば、中国中どこに旅したとしても米を炊くことが出来るじゃないか…
もしや、中国で超小型の携帯できる程度のサイズの電気炊飯器は売ってないかな…
私は中国超大手通販サイト「京东」を開けて検索してみた。
すると、おおおおおおおお!あるある。
中国は大学生は全寮制かつ冷えたご飯を食べない文化。そんな寮住まいの学生を狙った1合~2合炊きの炊飯器がうじゃうじゃありました。
当初は最小の、携帯に最も便利そうな小さくて細長い形状のものを購入しようかと考えましたが、よくよく考えてみると、米がうまいとかまずいとか言いたい私に余りにも小さくて聞かないメーカーのものは不向き。であれば国際的に知られている中国の家電ブランドには無いだろうか…
おお!うってつけのモノがあるじゃないですか!
これは、美的(Midea)の製品。
Mideaと言えば、東芝の白物家電を買収した企業…
それはさておき、サイズもはっきり書かれているこれならスーツケースに入ります。

値段はここに書かれているより安い104.63元 約2340円で購入。安!
ちゃんとタイマーも保温機能もある。
2025年12月、これを京东で購入し、上海に一時帰国している、日本在住の上海人の友人に送りつけました。受け取りありがとう!

現地で開けてみるとこんな感じ。ちっさ!ミニチュアみたい。
内釜もちゃんと東北米、丝苗米(長粒種)、五常米、粥と水加減の線が付いていました。

なお、この炊飯器は勿論中国規格なので、電圧が220Vで日本で使用する事は出来ません。旅行専用です。狂ってますね、私(笑)!

今回同時に京东から購入した米は、前回淘宝で何故か届かないかった、
⑤ 雲南省の八宝贡米
そして、2025年3月に現地に行って米処を感じた江西省、中でも空港のあった井岡山市のものを選んでみました。
⑥ 江西省井岡山の富硒米
なお、これらの米は京东で配達状況追いかけて見られる様になっていて、どちらも現地から送られてきていました。そう考えるとやはり現地の米は現地に行かないとそうそう手に入らないと思われます。また、通販の場合、お試しサイズの小さいもので買えるものを選ぶしかないので、現地に行けば市場等で量り売りで少量買う事も出来そうです。

左⑥右⑤。何かパッケージ可愛いね。

 念押しで、以前の記事でも書いていますように、日本へは中国から個人でお米を輸入する事は出来ません。なので、現地で炊く必要があるのです。

1.雲南省の八宝贡米⑤

 明と清の時代に皇帝への献上米(貢米)とされていた歴史を持つ、非常に高品質で有名なもち米の一種。雲南省文山壮族苗族自治州広南県の八宝地区が主な産地だそう。 値段は38元(約850円)/kg。そこそこいいお値段です。

見るからにもち米っぽい、マットな質感。
そんなに美味しそうに見えない。
ちゃんと雲南・文山と書かれている。そして水は1.1倍。

文山壮族苗族自治州昆明と昆明との位置関係はこんな感じ。結構ベトナム寄り。広大な地域で標高差が大きいですが、平均標高は約1320mだそう。高原と銘打っているので、1000メートル以上の地域で作付けされたものでしょうか。

 この米は同時に炊くために、友人宅の東芝が中国向けに発売している一般的な炊飯器で炊きました。炊き上がりはこんな感じです。
し、白い!炊く前と全然印象違う!

ふわふわもちもちしていて、正にこれ、おはぎを作ったら最も合いそうな、美味しい米です!これは日本的な食べ方にも合います!

2.江西省井岡山の富硒米⑥

 江西省井岡山と言えば、1927年、毛沢東率いる部隊が秋収蜂起後、この険しい山中に逃げ込み、初の革命拠点(ソヴィエト)を築いたところだそうです。その事を強調するためか、赤いパッケージになっています。

富硒米の「硒」はセレンの意味。セレン豊富なコメという事ですが、さてセレンとは…人体に必要な微量元素である原子番号34の「Se」を豊富に含むように栽培されたお米で、主に中国で健康食品として知られているとのこと。セレンの健康効果は、下記です。嬉しい機能ばかりです。

  • 強力な抗酸化作用: 活性酸素から細胞を守り、老化や生活習慣病(がん、糖尿病など)の予防に繋がります。

  • 免疫機能の維持: 免疫システムを正常に保ちます。

  • 甲状腺機能の調整: 甲状腺ホルモンの活性化に関与し、代謝を助けます。

  • 有害物質の無毒化: 水銀などの重金属を体外へ排出するのを助けます。

  • DNA修復・細胞再生: 細胞の健康を保ちます。

しかし、セレンは魚介類に多く含まれているため、日本ではセレン欠乏症は稀なため、日本では一般的では無いそうです。
開けるとこんな感じです。大米と書かれていますが、かなりの細いタイプ。
この写真より見た目白く、透明がかっていて奇麗なお米です。
こちらは20元(約450円)/500g。結構いいお値段です。

 こちらはいよいよ購入したMidea(美的)の0.8L炊きの炊飯器で炊きます。
開けると、波打ってました(;'∀')。

うわー!波打ってても美味しそう!

生の状態に反して、こちらは逆にマット気味に炊けました。

あっさりした米ですが、味はおかず無しでも行けるタイプの味がしっかりした米です!

 さらっとしているので、濃い味・辛い味の中国の料理の方が合います。さすが激辛の江西省の米だ!地元料理を昇級させる味になっている!

 今回も楽しかったです。
なお、一緒に食べてくれた上海人女子によりますと、昔(1980年代頃)はお米は本当に不味かったそうです。やはり、経済発展して品種改良が進んだり、近代農業を取り入れたりして、よりおいしい米を作る様になったんだと思われます。
 さて、この炊飯器と共に旅して、次回はどこでどんな米を食べようかな…夢膨らみますね!


中国のお米について調べて記事を書いてみましたいます。

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