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【小さな庭から届く福音 #06】パッションフルーツが落ちた朝、挫折を彩る生きる知恵

こんにちは、クリストファー・セレジェイラスです。

キリスト教では、聖書の言葉や神様からの恵みのメッセージを「福音(ふくいん・よき知らせ)」と呼びます。

今日も我が家の小さなベランダガーデンから、ちょっと元気になれる「よき知らせ」をお届けします。

今回は、あのパッションフルーツの「その後の事件」からの学びです。

事件発生!


今日、近畿地方は平年より11日も早く梅雨明けしましたが、梅雨の間は、ベランダに出るのも億劫で「あまりレポートすることがないかな」なんて油断しがちでした。

でも、植物たちは雨の恵みを受けて、日々ドラマを起こしています。

実は、ちょっとした大事件(?)が起きてしまいました(笑)。

厚い雨雲に覆われるどんよりな東山連峰 今年の京都はガッツリとした梅雨だった


今年の京都は、空梅雨気味だった昨年とは打って変わって、文字通り「降るわ降るわ」のガッツリとした梅雨空が続いていました。

ここ数年の狂気じみた猛暑に比べれば気温は随分ラクですが、引き換えにやってきたのは耐え難いほどの高湿度。

ベランダに出るだけで、じっとりと空気を肌に感じます。

そんな最近の気候が関係しているのか、いないのか。

楽しみに見守っていた、まだ青くて熟していないパッションフルーツの実が、突然落ちてしまいました。

事件が起きたのは、金曜日の朝。いつも通りベランダのパトロールに出たときのことです。

緑の葉の隙間に目をやった瞬間、思わず声が漏れました。

「おぉおおお、落ちてはるー・・・!」

先日のダブル台風の猛烈な風にさえ、じっと耐え抜いてくれたあの実が、なぜ今になって?

「落っこちた」原因を探る


拾い上げた実は、緑から茶色、そして紫色へと、うっすらグラデーションになりかけている状態。まさに今から熟していく、という瑞々しさが残っていました。

本来、パッションフルーツは綺麗に紫色(品種によりますが)に色づき、自然にポロリと落下したときが最高の食べ頃とされています。

それなのに、なぜこんな中途半端なタイミングで落ちてしまったのか・・・。

モヤモヤした原因を突き止めるべく、頼れるアドバイザーであるAIのGeminiに聞いてみることに。

すると、未熟な実が落ちてしまう理由として、以下の3つの可能性を教えてくれました。

【Geminiが教えてくれた生理落果の理由】
1. 水不足(乾燥):夏の高温期に水やりが足りないと、株が水分をつために自ら実を落とします。
2. 日照不足や天候不良:雨の日が続いたり、葉が茂りすぎて奥まで日光が当たらなかったりすると落果します。
3. 株の栄養・体力不足:一つの株に実がつきすぎると、全体の栄養が足りなくなり、未熟な実を生理落果させます。

Geminiの回答より

諦めるにはまだ早い


Geminiの答えを見て、思わずベランダの空を見上げました。

「どれも当てはまるような・・・」特に思い当たるのは、やはり連日の雨。

多少の中休みはあったものの、梅雨に入ってからはずっと曇りか雨ばかりです。

完全に「日照不足」の条件を満たしていました。

でも、せっかくここまで育った実を、このまま泣く泣くゴミ箱へサヨナラするなんて、園芸文化家(自称)としてプライドが許しません。

どうしても諦めきれないのです。

「待てよ、世の中の果物って、まだ若いうちに収穫して、流通過程で熟させてから食べるものも多いよな?」

そう、頭に浮かんだのは「追熟(ついじゅく)」の二文字です。

バナナなんてその最たるもので、真っ青なうちに収穫し、お店に並ぶまでに追熟させて食べるのが当たり前。

なら、パッションフルーツだって可能性はあるはず!

そこで「パッションフルーツも追熟で食べられますか?」と、さらにGeminiに食い下がってみました。

すると、期待通りの心強い回答が返ってきたのです。

【Gemini直伝!パッションフルーツの追熟ルール】
1. 常温で保管する:冷蔵庫には入れず、直射日光の当たらない風通しの良い室内に置いてください。
2. シワが出るのを待つ:数日~1週間ほど経つと、ツルツルだった表面にシワが入ります。これが酸味が抜けて甘みが強くなったサインです。
3. 香りと重さを確認する:甘い南国の香りが漂ってきたら食べ頃です。食べる直前に2〜3時間冷蔵庫で冷やすと、美味しくいただけます。

Geminiの回答より

「うんうん、大丈夫そう!」

MacBookの前で小さくガッツポーズ。

どうやらこの「落っこちた」実、追熟で美味しく食べられそうです。

次の展開に期待する


そんなわけで、「洛中の小さなスカイガーデン」の記念すべき初収穫は、キッチンの傍らで紫色に変化するのを待つことになりました。

最近は少しずつ甘酸っぱい南国の香りが漂い始めて、計画通り「シメシメ」とほくそ笑んでいます。

「落っこちる」というハプニング。

振り返れば、私の人生で一番大きな「落っこち」は、親から1回だけ与えられたチャンスだった、東京の私立大学の農学部の受験失敗でした。


その後の就職試験や転職面接など、数々の「落っこちる」経験は日常茶飯事すぎて、もはや記憶の彼方です。

それでも、私は今、こうしてベランダで緑に囲まれて幸せに暮らしています。

「落っこちた」後に、どうやって次のセカンド・チョイスやソリューションを見つけ出すか。

それを積み重ねてきたからこそ、人生を彩るマルチカラーな知恵が身についたのだと思います。

「失敗したって、それは次の面白い展開が始まる合図だよ」と、この実が身をもって教えてくれた気がします。

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最後に少しだけ言い訳を(笑)。

前回予告した「パッションフルーツとキリスト教の物語」、まだ書けていなくてごめんなさい!

今、スペイン語の文献を読み込みながら、脳内で新大陸を探検している真っ最中ですので、どうぞ気長にお待ちくださいね(楽しみに待っていてくださる方がいたら、最高に励みになります!)。

ーーー

みなさんにも、失敗から、むしろ面白い展開になったっていう経験はありますでしょうか?

小さなベランダから届いた今日の「よき知らせ」に感謝して。

明日も穏やかな光の恵みとともに、一歩ずつ歩んでいきましょう。


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