スピンオフ:楽屋裏インタビュー
本編を未読の方はこちらからどうぞ
✒️📖作者
短編小説『あんたが前世でやらかしたんで、私いま詰んでます』
この作品へ登場してくださりありがとうございました.、そしてお疲れ様でした
noteへの初投稿作品なので私自身、作品にも登場人物のおふたりにも特別な思い入れがあります
🧑🦱祐真
「いえ、こちらこそ……って、なんか変な気分ですね。俺が“登場”してたってことになるのか。けど……うん。ありがとうございます。こうして言葉にしてもらえると、なんだか救われる気がします」
💁♀️アスカ
「うっそ〜、え、まじ感謝されてる⁉︎ あたしの方こそありがとーっ!マジで人生、前よりちょっとだけマシになった気するもん。いやーでもさ、ほんっと、疲れたね~祐真〜」
🧑🦱祐真
「お前が言うなよ……いや、“アスカが言うなよ”か」
💁♀️アスカ
「おっ、名前呼びじゃ〜ん!成長成長♡……てかさ、こんな不器用なあたしたちに、スポット当ててくれてホントありがとね?」
🧑🦱祐真
「でも、俺たちが少しでも誰かの背中を押せたなら……それこそ、この物語に出てきた意味、あったのかなって思います」
💁♀️アスカ
「まじそれな〜!……だいじょぶ、みんなきっと、間違えながらでも進めるから」
🧑🦱祐真
「だからって、来世だとか前世だとか言われたら困るけどな」
💁♀️アスカ
「なにそれ、照れてんの? 所詮あんたは、わたしの前世ね♡」
🧑🦱祐真
「……大丈夫だ、お前は俺の来世だろ」
(2人、目を合わせてふっと笑う)
✒️📖作者
ところで作品に登場されてみておふたりが感動したとか思い出に残ったシーンはありますか
🧑🦱祐真
「そうですね……俺が一番、ぐっときたのは――あの、バスのシーンですかね。運賃が足りなくて困ってたおばあさんに、アスカが何の迷いもなく小銭を差し出したあの瞬間。
あれ、たった数十円のことだったけど……それまでの俺たちの“努力ごっこ”が、全部チャラになるくらい、心が動かされたんです」
(*本編ではバスのシーンは割愛しています)
💁♀️アスカ
「え〜、マジで⁉︎ そんなガチトーンで言われると照れるんだけど!……でも、わかる。あれってたぶん、あたしの人生で初めて“正しい方向”に力を使えた瞬間だったかも」
🧑🦱祐真
「うん。なんか……“あ、こういうのなんだ”って思えた。正直、風水だの開運財布だの宝くじだの、俺らなりに頑張ってる“つもり”だったけどさ」
💁♀️アスカ
「ぜ〜んぶ、ずれてたんだよね。なんか、努力って“うまくいくため”じゃなくて“誰かに向けて”するもんなんじゃね?って、あの時ちょっとだけ思えたんだよね」
🧑🦱祐真
「あと……アスカが引っ越さないって言ったときも、正直ほっとした」
💁♀️アスカ
「え、まじで!? それ、今初めて聞いたんだけど!?」
🧑🦱祐真
「うるさいよ……でも、これからも一緒に、間違えながら進んでいけたらいいなって……思った」
💁♀️アスカ
「……うん、なんかあたしも……うまく言えないけど、ちょっとずつ“生きてる”って感じがしてきたんだよね。
この物語の中で、あたしほんとに、変われたかもって思ってる」
🧑🦱祐真
「まぁ、“変わった”ってより、“ちゃんと知った”って感じかな。自分のままで、何ができるかっていうことを」
✒️📖作者
ところで今後おふたりに恋愛的な進展とかあったりするんでしょうか
🧑🦱祐真
「……そ、それは……どうなんですかね。いや、まあ、仲が悪いわけじゃないですけど……って、なんで俺がこんなに動揺してるんだ」
💁♀️アスカ
「え〜〜〜、動揺してる祐真、超かわいくない!? え、好きとかじゃないけどさ? ただの来世と前世だし? でも〜……うーん、どーだろ♡」
🧑🦱祐真
「ほら、また茶化す……。でもまぁ、あれだよな。人生がうまくいきはじめると、不思議と“誰かと歩きたい”って気持ちも出てくるっていうか」
💁♀️アスカ
「うん……正直、昔のあたしだったら恋とかしてる場合じゃないって思ってた。でもさ、今はちょっとだけ、“一緒に笑ってくれる人”がいるのって、いいかもって思えるよ」
🧑🦱祐真
「俺ら、相変わらず不器用だけど……それでも、心を重ねるってことが、前よりちょっとだけわかるようになった気がするんだ」
💁♀️アスカ
「ま〜、そういうのも“人生のおまけ”ってことで? わたしたち、まずは自分の人生ちゃんと歩くって決めたし!でも……」
🧑🦱祐真
「……でも?」
💁♀️アスカ
「名前で呼び合ってる時点で、もう半分くらいは、始まってるかもね?」
🧑🦱祐真
「……そっちこそ照れてんじゃん」
✒️📖作者
おふたりの今後の人生の目標などあれば教えてください
🧑🦱祐真
「目標……か。まだそんな大それたこと言える人間じゃないけど、少なくとも“間違えた方向に努力しない”っていうのは、大事にしたいと思ってる。
俺、今までずっと空回りばっかで、自分のことすら信じられなかったから……。でも、あの物語を経て、自分の“ちっちゃい一歩”に価値を感じられるようになった。
だからこれからも、自分なりのペースで、誰かに優しくできるような人生にしたいです」
💁♀️アスカ
「わぁ……真面目か!いや、でもさ、ちょっとわかる。
あたしもね、前は“人生変えたい!”って気持ちばっか先走って、宝くじとか占いとかに頼ってばっかだった。でも今はさ、ちょっとずつ“地味だけどちゃんと続けること”が大事だなって思えてきて」
🧑🦱祐真
「俺たち、最初はほんと、どっちも“努力の方向”間違えてたもんな」
💁♀️アスカ
「ねー!ほんっと人生ヘタクソ!でもさ、それも“やってみたからこそ気づけた”んだよね?だから今は……“ヘタクソなままで、ちゃんと生きる”のが目標かな!」
🧑🦱祐真
「……それ、いい言葉だな。俺も乗っかっていい?」
💁♀️アスカ
「いーよ、来世が許可したってことで♡」
🧑🦱祐真
「じゃあ――来世でまた会っても、胸張って『これが俺の人生だ』って言えるように、生きてみるよ」
💁♀️アスカ
「まじそれな。そんときはまた“あんたが前世”って言ってあげる!」
✒️📖作者
作者からカミングアウトさせていただきますがおふたりは本当に前世と来世の関係だったんですよ、気づいていましたか
🧑🦱祐真
「……え?」
💁♀️アスカ
「……えっっっ!? え、それマジなやつ!?」
🧑🦱祐真
「いやいやいや、ちょっと待ってくださいよ作者さん。俺たち、あれだけ“思い込みだ”って言ってたじゃないですか。占い師のせいだって」
💁♀️アスカ
「えっ、うそでしょ!? あたし本当に“ただの思い込み”だと思ってたし、途中から逆に恥ずかしくなってきてたし……ちょ、え、ガチ⁉︎」
🧑🦱祐真
「でも……言われてみれば、なんか妙にタイミングが合ったり、言葉が刺さったり……あれって……?」
💁♀️アスカ
「まじで!? あたしが祐真の来世で、祐真があたしの前世⁉︎ じゃあやっぱ“運命”だったってこと……?ちょっと待って、鳥肌立ってきた……!」
🧑🦱祐真
「運命かどうかはともかく、なんか……妙に納得する部分は、あるな。どこかで“もう知ってる人”みたいな感覚、あったから」
💁♀️アスカ
「えっ、今さらそんなエモいこと言う⁉︎ ちょっと待って、あたし感情追いつかない……」
🧑🦱祐真
「でもまぁ……それでも、結局は“今”をどう生きるか、だよな。前世とか来世とか関係なく、俺たちが一緒に歩いた時間に意味があったんだと思う」
💁♀️アスカ
「……うん、そだね。
じゃあ――今度からは胸張って言えるかも」
🧑🦱祐真
「……なんて?」
💁♀️アスカ
「“大丈夫、あんたはわたしの前世だから”って♡」
🧑🦱祐真
「……そのセリフ、ちょっとだけ嬉しいのが悔しい」
✒️📖者
ところで占い師の方の正体については気づいていましたか
🧑🦱祐真
「……いや、それは正直、まったく思ってませんでした……」
💁♀️アスカ
「え、あのおばあちゃん……もしかして……?」
🧑🦱祐真
「まさかとは思うけど……占い師さんが、俺たちの――遠い未来の“来世”ってこと……?」
💁♀️アスカ
「え、やば……うそ……あたし、あの人に『あんたには因果の導きがある』とか言われたとき、
ふつうに“スピリチュアル詐欺かも”とか思ってた……まさか、まさか、そんな……!」
🧑🦱祐真
「でも、そう考えるといろいろ辻褄が合うんだよな……。俺たちの背中を押すような言葉ばかりで。
あれって、きっと“自分自身に向けての言葉”だったのかもしれないな」
💁♀️アスカ
「うわーもう、ゾワッとした……! てか、そう考えるとあたしたち、けっこうSFみたいな人生歩んでるじゃん⁉︎」
🧑🦱祐真
「でも……俺、ちょっと救われた気がするよ。
だってさ、自分たちが“未来の自分に導かれてた”んだとしたら……少なくとも俺たちの人生って、無駄じゃなかったってことだろ?」
💁♀️アスカ
「……うん。ちゃんと、続いてたんだね。
どんなに不器用でも、ちょっとずつでも。誰かの力じゃなくて、自分の手で道を選んできた、その未来が――わたしたち自身だったって、すごく、エモい」
🧑🦱祐真
「最後の最後にやっと……“前世”と“来世”が、同じ場所に立ったってことか」
💁♀️アスカ
「ねぇ、祐真」
🧑🦱祐真
「なんだよ」
💁♀️アスカ
「――未来のあたし、ちょっとだけ誇らしいよ」
🧑🦱祐真
「……ああ。俺も、ちょっとだけな」
✒️📖作者
本作では本当にありがとうございました
またいつかおふたりの物語の続きに出会えることを楽しみにしていますね
ひょっとしてその頃にはご結婚されてたりして?
🧑🦱祐真
「……け、け、けっこん⁉︎」
💁♀️アスカ
「ちょっ、それ言う⁉︎ いきなり最後に爆弾ぶっ込んでくるの、反則でしょ……!」
🧑🦱祐真
「いや、まぁ……未来のことはわからないけどさ。でも、もしどこかのタイミングで……また“来世で会おう”じゃなくて、“明日も一緒にいよう”って言えたら――」
💁♀️アスカ
「……そしたら、そんときはそんときってことで?」
🧑🦱祐真
「うん。いまはまだ“自分の人生をちゃんと歩くこと”が先だけど……それが並んで歩ける道なら、悪くないかもな」
💁♀️アスカ
「……わたしも、そう思うよ。
だって――“前世”と“来世”だったんだもん。いまもこれからも、ずっとどこかでつながってるって信じてるしね」
🧑🦱祐真
「……それ、ちょっとだけ嬉しいのが悔しいな」
💁♀️アスカ
「ふふっ。じゃあその気持ちは、未来まで取っといてあげる♡」
✒️📖作者
それでは最後に読者様にコメントをお願いします
💁♀️アスカ
「ここまで読んでくれて、ほんっっっとーにありがとっ♡!
なんかもう、自分でもびっくりするくらい、不器用で遠回りな毎日だったけど……それでも、ちゃんと前に進めてたんだなって思えて、すごく救われました。
もしかしたら、みんなの毎日だって、ちょっとずつでも進んでるんだよ。だから――」
🧑🦱祐真
「だからこそ、自分の背中を自分で押してみてほしい。俺たちみたいに遠回りしてもいい。うまくいかなくてもいい。
でもその一歩が、きっといつか、“意味あることだったんだ”って思える日が来るから。
俺たちの物語が、少しでもそのヒントになれたなら――それだけで、もう十分です」
💁♀️アスカ
「あと、人生に正解とかゴールとかってたぶんないからさ。
自分のやり方で、ちょっとずつ、歩いてけばいいんだよ。たまには風水とか宝くじに頼ってもいいしね♡」
🧑🦱祐真
「……いや、そこは反省してからにしような」
💁♀️アスカ
「あっ、そうだった……!えへへ」
🧑🦱祐真
「それじゃあ、またどこかで――」
💁♀️アスカ
「“前世”と“来世”としてじゃなくて、“いま”を生きる仲間として、ね♪」
ふたりより――
「ありがとう。そして、あなたもきっと大丈夫」
________________
この物語の続編ができました
ふたりの娘が主人公です
