【ポケモンZAプレイ日記11】このジョーヌのナースさん、いちばんかわいいからずっとアホで痛い。
普段、病院にはまったく行かない。
けれど、歯科にだけは欠かさず通っている。
もちろん理由は単純で、定期的なクリーニングやメンテナンスの予約があるから――
……と言いたいところだけど、実はそれだけじゃない。
あの歯科には、恐ろしくかわいい歯科助手
いや、歯科衛生士さん?)がいるのだ。
歯の治療がない日は、彼女が歯石を取ってくれたり、ちょっとした問診をしてくれたりする。
その時間が好きだ。
もし彼女がいなかったら、たぶん俺はあの億劫な歯医者通いをやめていただろう。
つまり俺は、下心で歯医者に通うバカ細胞なのである。
そんな話から今日の日記は始まる。
ここミアレシティにも、「病院」と呼ばれる施設が存在する。
そう、みんなご存知ポケモンセンターだ。
ポケモンを回復させる場所。
だが、最近になって気づいたことがある。
ナースさん、全員顔が違うのだ。
知っていただろうか?
ポケモンセンター“プランタン”

ポケモンセンター“ブルー”

ポケモンセンター“ローズ”

いや、知ってはいた。
でも、意識したことがなかった。
きっかけは単純。
……たぶん俺は、恋をしたのだ。(は?)
……いや、冗談だ。(ふう)
けれど、少なくとも「惹かれた」のは確か。
普段よく利用するポケモンセンターは、
カーソル合わせがしやすい20番道路近く
ワイルドゾーンの上(メディオ)

でもその日、ほんの気まぐれでマップ右端のジョーヌのセンターを訪れた。
そして、出会ってしまったのだ。
あの、信じられないくらいかわいいナースさんに。

彼女を見た瞬間、決めた。
「もう、ここにしか通わない。」

ジョーヌのポケモンセンターは、街の外れにひっそりと建っている。

ミアレの中心にあるセンターとは違い、観光客も少なく、どこか落ち着いた空気が流れている。
開放的な正面入り口からやわらかなベルの音。
その向こうで、白衣のナースがこちらを見上げて、微笑んだ。
その瞬間、世界がワンテンポ遅れた。
艶やかな緋色の髪を綺麗にまとめ動くたびに光をはじく。
瞳はグレー。光を含んで、まるでゲーム内の照明に合わせて色を変えるようだった。
顔立ちは整っているのに、どこか親しみがある。
美人なのに、なぜか「話しかけてもいい」と思わせる空気を持っていた。
「ポケモンの回復ですね。少しお待ちください。」
声まで綺麗。
柔らかいのに、芯がある。
たぶん、聞いた瞬間に“信頼”してしまう声。
トレーナーとして長く旅をしてきた。
だが、こんな風に心臓を撃ち抜かれたのは初めてだった。
回復のモーションが終わるまでの数秒間、俺はずっと彼女を見ていた。
というより、見とれていた。
笑うと、ほんの少しえくぼができる。
そして口角が上がるたび、胸のあたりがほんのり温かくなる。
「お待たせしました。みんな元気になりましたよ!」
その笑顔。


それからというもの、俺は毎日のようにジョーヌに立ち寄るようになった。
冒険のついで、というより、
もはや目的地そのものがジョーヌ。

