クラウドワークスで「またお願いします」と言われたとき、次も受けるかは選び直していい
一度仕事を終えると、
「次もお願いできますか」
と声をかけてもらうことがあります。
最初の依頼を無事に終えた。
相手にも問題なく受け取ってもらえた。
また頼みたいと思ってもらえた。
継続の声がかかることは、ありがたいことです。
クラウドワークスで仕事を始めたばかりのころなら、なおさらです。
次の案件を探さなくてよい。
応募文を書かなくてよい。
返事を待たなくてよい。
実績も増える。
単発の仕事を一つずつ探すより、継続依頼の方が安心して受けられるように見えます。
私も、声をかけてもらうと、まずありがたいと感じます。
ただ、そのあとに、
前回受けたのだから、今回も受けた方がよいのではないか。
ここで断ったら、もう頼んでもらえないかもしれない。
一度できた仕事なら、次もできるはずだ。
という気持ちが出てきます。
でも、
前回受けられたことと、今回も生活へ入れられることは同じではありません。
予定は変わります。
家族の状態も変わります。
自分の体力も、ほかの仕事の量も変わります。
初回は試すつもりで受けた仕事が、思っていたより重かったこともあります。
だから私は、継続依頼をもらったときも、
前回できたかではなく、今回の条件でもう一度続けられるか
を見直すようにしています。
そのうえで、
今回もそのまま受けるのか。
件数や納期を相談するのか。
今回は見送るのか。
一度だけ受けて、その後を考えるのか。
もう同じ条件では継続しないのか。
まで選び直します。
「またお願いします」は、前回の判断をそのまま繰り返す合図ではなく、今の条件でもう一度考えるタイミングだと思っています。
継続依頼も、新しい一つの依頼として見る
前回と同じ相手。
前回と同じ作業。
すでに説明を受けている。
使うツールも分かっている。
継続依頼には、初回より入りやすい部分があります。
そのため、
今回は受けるかどうかを決める
というより、
次も対応するのが自然
と感じやすくなります。
けれど、継続依頼も一つの新しい依頼です。
同じ仕事内容に見えても、件数が増えていることがあります。
納期が短くなることがあります。
前回になかった作業が加わることもあります。
担当者や連絡の頻度が変わることもあります。
そして、仕事の条件が同じでも、こちらの生活は同じとは限りません。
前回は予定に余裕があった。
今回は別の仕事が入っている。
前回は数件だけだった。
今回はまとまった件数を頼まれた。
前回は数日かけて進められた。
今回は早めの提出を求められている。
前回は家庭の予定が少なかった。
今回は対応が必要なことが重なっている。
仕事の名前が同じでも、生活への入り方は変わります。
継続依頼だから受けるのではなく、
今回の作業量、納期、生活条件で改めて判断する。
その方が、実際の負担に近いと思っています。
「前回できた」の中に、無理が入っていなかったか
一度経験した仕事は、初回より軽くなることがあります。
マニュアルを読む時間は短くなる。
作業の順番が分かっている。
相手とのやり取りにも慣れている。
そのため、次も受けやすくなる仕事はあります。
ただ、前回できたことの中に、
少し無理をして終わらせた。
ほかの予定を後回しにした。
納品後にかなり疲れた。
連絡や確認へ思ったより時間を使った。
終わったあとも修正が来るか気になった。
という状態が含まれていることもあります。
期限には間に合った。
相手から問題は言われなかった。
仕事としては完了した。
それでも、そのあとに家事が止まった。
家族と話す余裕がなかった。
翌日まで疲れが残った。
ほかの仕事へ戻れなかった。
そうであれば、
できた仕事
ではあっても、
同じ条件で続けたい仕事
とは限りません。
私は次の依頼を考えるとき、納品できたかだけでなく、
前回、その仕事を生活へ入れたあとに何が残ったか
も見ます。
作業後にも生活へ戻れたか。
連絡や修正まで含めて引き受けたい仕事だったか。
一回ならできても、繰り返すと削られる条件ではなかったか。
前回できたことを、そのまま継続できる証明にはしないようにしています。
初回に意味があっても、継続には合わないことがある
低単価の仕事や小さな案件でも、最初に受ける意味がある場合があります。
クラウドワークス上で実績を一つ作る。
契約から納品までの流れを知る。
自分に合う作業か試す。
相手とのやり取りを経験する。
初回の役割が、
長く続けて収入の柱にすること
ではなく、
試すことや実績を作ること
だった場合です。
一度やってみて、
作業自体はできた。
ただ、確認や修正を含めると時間がかかった。
この報酬では、継続したい仕事ではない。
と分かることがあります。
それでも次の依頼が来ると、
せっかく声をかけてもらったから。
実績が増えるから。
断るのはもったいないから。
と、目的が終わったあとも続けたくなります。
でも、
試すために受けた仕事
と、
続けるために受ける仕事
では、見る条件が違います。
初回に意味があったことと、継続にも意味があることは同じではありません。
私は、
この仕事は何のために受けたのか。
その目的はもう達成したのか。
同じ条件で続ける役割が、今もあるのか。
を改めて考えます。
実績作りとして役割を終えたなら、次を受けないことも自然です。
断ることより、無理に受けることが関係へ響く場合もある
継続依頼を断りにくい理由の一つに、
次から声がかからなくなるかもしれない
という不安があります。
一度断ったら、頼みにくい人だと思われるかもしれない。
別の人へ仕事が移るかもしれない。
せっかくできた関係が切れるかもしれない。
在宅ワークでは、次の仕事が必ずあるとは限りません。
そのため、継続の話があると、できるだけつないでおきたくなります。
ただ、
予定が埋まっていても受ける。
納期が厳しくても受ける。
負担が大きいと分かっていても受ける。
報酬と作業量が合わなくても受ける。
この状態を続けると、相手との関係は残っても、生活側が回らなくなります。
無理に引き受けた結果、
納期に遅れる。
確認不足が増える。
途中で対応できなくなる。
ということが起きれば、かえって仕事の関係へ影響します。
受けられないときに断ることは、仕事を軽く扱うことではありません。
今の条件では、責任を持って対応する見通しがないと判断すること
でもあります。
いつでも受けられる人であることより、
受けると決めた仕事を、最後まで無理なく進められること。
私は、その方を大切にしたいと思っています。
「ありがたい」と「受けられる」は別にしてよい
また頼みたいと思ってもらえたことは、ありがたいことです。
次の案件を探す前に声をかけてもらえたこともうれしいです。
その感謝は、そのまま持っていてよいと思います。
ただ、
ありがたいから受けなければならない
と考えると、今回の条件を見にくくなります。
声をかけてもらえてうれしい。
でも、今は時間が足りない。
仕事自体には問題がない。
でも、この納期では生活へ入らない。
また頼んでもらえたことはありがたい。
でも、前回やってみて、継続したい条件ではないと分かった。
この二つは、同時に成立します。
感謝していることと、引き受けられることは別です。
むしろ、曖昧に受けて途中で難しくなるより、今の条件で対応できるかを考えて返事をする方が、仕事として自然だと思っています。
受けるか断るかの二択ではない
継続依頼への返事は、
そのまま受ける。
完全に断る。
の二つだけではありません。
件数を減らせるなら受けられる。
納期を少し延ばせるなら対応できる。
今月は難しいが、来月なら相談できる。
今回は見送るが、今後の依頼は相談したい。
前回と同じ範囲なら受けられるが、追加作業には対応できない。
という返し方もあります。
継続依頼へ返せる答えには、
受ける。
一部だけ受ける。
条件を相談する。
今回は見送る。
時期をずらす。
今後は継続しない。
という違いがあります。
相手の都合によっては、条件を変えられないこともあります。
別の人へ依頼が移ることもあります。
それでも、自分が責任を持てる範囲を伝えることはできます。
相手へよく思われる答えを探すより、
今回、自分が持てる条件を言葉にする。
その方が、次の判断も曖昧になりにくくなります。
継続依頼を受けたとき、前回から確認すること
私は次の依頼をもらったとき、前回と同じ作業かどうかだけではなく、次の条件を見直します。
・作業量は同じか
件数は増えていないか。
一件あたりの作業は同じか。
新しい確認項目が加わっていないか。
「前回と同じです」と言われても、量や範囲まで同じとは限りません。
・納期に余白があるか
予定どおりなら終わるか。
予定が一日崩れても立て直せるか。
家族対応や体調不良があったとき、別の時間へ動かせるか。
作業時間だけでなく、崩れたあとに戻れる余白を見ます。
・作業外の時間はどのくらいあったか
質問。
確認。
返信待ち。
修正。
納品後のやり取り。
前回の実作業だけで考えると、今回の負担を小さく見積もることがあります。
・初回の目的は終わっていないか
実績作りとして受けたのか。
一度試すために受けたのか。
今後も同じ報酬と条件で続けたい仕事なのか。
初回の役割を終えたあとも、続ける理由があるかを見ます。
・今ある仕事や生活と重ならないか
この仕事だけならできる。
でも、今月はほかの案件がある。
家庭の予定が多い。
自分の体力が落ちている。
一つの依頼だけではなく、今持っているもの全体で考えます。
全部を細かく確認しなくても、私が最後に見るのは一つです。
前回できたかではなく、今回受けたあとにも生活へ戻れそうか。
ここで無理がありそうなら、条件を相談するか、今回は見送ります。
今回受けないことと、今後も受けないことは同じではない
継続依頼を断ると、
もう次はないかもしれない
と考えることがあります。
実際、相手の都合によっては、別の人へ依頼が移ることがあります。
次回また声がかかる保証もありません。
ただ、今回受けないことと、今後すべて受けないことは同じではありません。
今月は難しい。
この納期では難しい。
この件数では難しい。
今の仕事が落ち着けば相談できる。
条件によっては受けられる。
そう伝えることもできます。
先の可能性を残すために、今の自分が持てない量まで引き受ける。
その形では、ほかの仕事や生活へしわ寄せが出ます。
継続とは、毎回必ず受けることだけではないと思っています。
条件が合うときに、無理なく関われること。
受けられないときに、曖昧にせず伝えられること。
必要なら、次の条件を相談できること。
そうした関係も、継続の一つです。
おわりに|次も受けるかは、そのたびに決めていい
一度受けた仕事だから。
前回できたから。
また頼んでもらえたから。
継続につながるかもしれないから。
そう考えると、断りにくくなります。
でも、仕事も生活も、前回とまったく同じ条件ではありません。
前回受けられたことは、今回も受けなければならない理由にはなりません。
継続依頼は、前回の判断をそのまま引き継ぐものではなく、
今の条件で、もう一度受けるかを決める依頼
です。
そのまま受ける。
件数を相談する。
納期を調整する。
今回は見送る。
期間を区切って続ける。
今後は継続しない。
どれも、仕事と生活を続けるための判断です。
次に「またお願いします」と声をかけてもらったら、
ありがたいかどうか
だけでなく、
前回の無理まで含めて、今回も持てる仕事だろうか
と一度だけ見直す。
そのうえで、
今もこの仕事に、続ける役割があるのか。
前回より条件を変えれば続けられるのか。
今回だけ見送ればよいのか。
同じ条件で続けること自体を見直した方がよいのか。
まで考えます。
一度できたことを、ずっと引き受けられる条件だと考えなくてもよいと思っています。
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今回の記事では、継続依頼が来たとき、前回できたという結果だけで判断せず、前回どのような負担があり、今回の生活へもう一度入れられるかを見直すことについて書きました。
ただ、実際には、
前回は問題なくできたけれど、今回はほかの仕事がある。
仕事内容は続けたいけれど、今の納期では厳しい。
声をかけてもらえたのはありがたいけれど、前回の報酬と負担では継続したくない。
実績づくりとしては役割を終えたけれど、断ると次がなくなるかもしれない。
というように、複数の条件が重なります。
そのときに迷うのは、
今回もそのまま受けるのか。
条件を相談して続けるのか。
期間を区切って受けるのか。
今回は見送るのか。
この仕事はもう継続しないのか。
という判断です。
有料記事では、条件がぶつかったときに何を優先するか、仕事へ「土台」「上乗せ」「試す」「実績を作る」「先を育てる」といった役割を持たせる考え方、受ける・試す・条件を相談する・保留する・期間限定にする・継続しない・見送るへ分けて考える流れをまとめています。
「また頼んでもらえた。うれしい。でも、今回も受ける?」と迷ったときに、前回の結果ではなく今の生活条件へ戻って次の判断を考えるための記事です。
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