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【イラスト小説】コードの果て【#33】第6章 Reverse - カシアの決意|光と闇のAIバトル

イラスト小説「コードの果て」毎日のように報じられる犯罪、戦争、貧困のニュースを見て、この世界に不信感を抱くカシアの画像。「コードの果て」で検索!

治安の悪化は、もはや個人の問題だけではないとカシアは考えていた。

毎日のように報じられる犯罪、終わらない戦争、貧困の連鎖。
すべてが、表向きの「社会秩序」を嘲笑うように続いていた。

「この世界は、どこかおかしい……」

原因は、政府の無能さか、それとも意図的なものか。
確かめなければ、彼女の正義は空回りするだけだ。

イラスト小説「コードの果て」政府のセキュリティシステムの画像。「コードの果て」で検索!

「政府のシステムに侵入して真実を確かめる。」

しかし、政府のセキュリティは極めて強固だ。

過去に何人ものハッカーが政府のシステムに侵入を挑んだが、そのすべてが逆探知され逮捕されている。

イラスト小説「コードの果て」政府のセキュリティシステムに挑むための専用AIのコンセプトをキーボードで入力するカシアの画像。「コードの果て」で検索!

彼女は静かに息を吐いた。

カシアは決断した。

政府のセキュリティシステムに挑むための、専用のAIを創り出す。
ハッキングに特化し、セキュリティAIとの戦闘を想定した、究極の侵入AI。

カシアは開発コンセプトをキーボードで素早く打ち込んだ。

・高速ハッキング:セキュリティシステムを高速でハッキング。
・ハッキングの痕跡消去:ハッキングの痕跡データを完全に消去。
・ゼロデイ攻撃生成:未知の脆弱性を自動発見して攻撃。
・適応型学習:敵の攻撃・防御パターンをリアルタイムで学習・解析。
・霧状形態:霧状の体には、いかなる攻撃も通用しない。ただし、コアへの攻撃は有効。

次に、最初の設計図を入力し始めた。

カシアは、このAIを「クロノス」と名付けた。
クロノスが完成すれば、政府の闇に直接触れられる。
腐敗の根源を暴き、必要なら、支配する。

「これで、世界を変えてみせる。」

カシアの瞳に、冷たい決意が宿った。


次回【#34】堕ちた天才

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