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万年筆沼、インク沼に嵌った人が進む正しい紙沼の地図|まず試して欲しいおすすめの紙

拝啓、万年筆沼に片足に突っ込みもう片足をインク沼に突っ込んでいる皆様へ。

万年筆を手に入れ、インクを集め、机の引き出しが小さな文房具店のようになったあなた。
さて次に待っているのは──そう、「紙沼」です。

紙が変われば書き味も発色も乾き方も変わります。
同じ万年筆、同じインクでも、紙が違えばまるで別物。
そしてその世界は奥深く、間違った紙を選べば滲みや裏抜けでノートがカオスになります。

ここでは、まず押さえておきたい「紙沼の正しい入り口」として、定番かつ信頼できる5種類の紙をご紹介します。

※この記事はAmazonアソシエイト・プログラムを利用しています。



紙沼の基礎知識


万年筆で紙を選ぶとき、最低限覚えておきたいのはこの3つです。
1. 坪量(厚さ)
 一般的なコピー用紙は約64g/m²前後。万年筆用は70g以上が安心。
2. 表面仕上げ
 コーティングやサイズ(にじみ防止処理)の有無で発色や滑らかさが変わります。
3. インク挙動
 滲み・裏抜けの有無、乾きの速さ、色の出方。発色を重視すると乾きは遅くなりがちです。


紙沼の正しい入り口5選


1. トモエリバー(52g / 68g)

世界中の万年筆ユーザーに愛される鉄板用紙。
極薄なのに裏抜けしにくく、インクの発色とシェーディングが見事に出ます。
• 長所:色のり抜群、滑らかな筆記感
• 短所:乾きが遅め、入手性にやや不安あり



2. MD用紙(ミドリ)


手帳やノートで人気のバランス型。自然な書き心地と滲みにくさを両立し、乾きも速め。
• 長所:日常使いに最適、クセがなく比較しやすい
• 短所:発色はやや控えめ



3. 大和出版印刷 Liscio-1


ライフやアピカより硬質でシャープな書き味。細字やエッジの立った文字が映える紙です。
• 長所:筆跡がクリア、裏抜け耐性も高い
• 短所:サラサラ感よりもカリッと感が強め

神戸派商店販売ページ


4. グラフィーロ


万年筆愛好家のために作られた、発色重視の高級紙。
インクの濃淡やにじみ方が豊かで、記録やSNS映えする作例に最適です。
• 長所:発色・シェーディングが美しい
• 短所:乾きは遅め、やや厚め



5. ツバメ ノート用紙


クラシックな筆記感と安定した耐インク性。学生ノート感覚で気軽に使える安心感があります。
• 長所:滲みにくい、落ち着いた書き味
• 短所:高発色インクでは色味がやや落ち着く


まとめ


紙沼は、万年筆やインク以上に“個人の好み”が強く出る世界です。
まずはこの5種類で、自分が求める書き味や発色の方向性を探ってみましょう。

そして気がつけば、机の引き出しに「試しに買った紙」がどんどん溜まっていくはずです。
それはもう立派な紙沼の住人の証。

ただし──この先に「ロイヒトトゥルム」という名の、輸入紙と手帳沼が合体した地獄の入り口があります。
一度足を踏み入れたら、もう日本製紙では満足できないかもしれません。
覚悟のある方だけ、進んでください。

ようこそ、終わりのない旅へ。

閲覧ありがとうございました。


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