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【実物公開】社労士試験合格時の「汚すぎる問題用紙」から学ぶ、本番の戦い方。

■ はじめに

こんにちは、おきゃんていです!

前回は「択一式は確率論で戦うべし」というマインドセットについて書きました。おかげさまで多くの方に読んでいただき、本当に感謝です!

👉 前回の記事:

最近、Xでも模試の投稿が本格化してきましたね。

「自己ベスト更新!」という頼もしい声がある一方で、思うように点数が伸びず、悔しい思いをしている方も多いのではないでしょうか。

もし今回の模試で

「選択式で基準点割れしてしまった」

「択一式で時間が足りなかった」

という方がいれば、今回の内容は特にじっくり読んでみてほしいです。

点数が足りなかったのは、決してあなたの知識不足だけが原因ではないかもしれません。

本番や模試という極限状態の「現場」で、どうやって泥臭く1点をもぎ取るか。

その「手の動かし方」を少し知るだけで、守れる点数がガラリと変わるからです。

そこで今回は予告通り、私が「実際に合格した時の本試験の問題用紙(現物)」をそのまま使って、現場でどう手を動かしていたかをガチ解説します。

⚠️ ご注意

自己採点の◯✕を問題に直接ボールペン(赤青)で書いているので、正直見づらいです(笑)。

その点だけご容赦ください!

■ 1. 選択式:「書いてある言葉」に引っ張られるな!

まずは午前中の選択式から。

私が徹底していたのは、

「先ず問題を読む → 空欄に当てはまる言葉や数字を、選択肢を見る前に自分で余白に書く」

という手法です。

これ、やらないと選択肢の巧妙な罠ワードに脳が引っ張られるんですよね。

目に入った言葉に引っ張られて間違う、みたいなことが本当に起こります。

もし分からなければ、悩まず「?」とでも書いておけばOKです。

📸 実際の書き込み

厚生年金保険法の問題です。

空欄Bの横に「150」、空欄Cの横に「だつぜい(脱税)」、空欄Dの右側には「初(初診日)の5年」と、選択肢を見る前に自分の知識だけでキーワードを殴り書きしています。

一発で分かったら:
該当する番号を即記入。

迷ったら:
20個の選択肢から、入りそうな「4つの番号」を問題の横に並べる。

選択肢って「数字 → あいうえお順」で並ぶので、あちこちに散らばって見落としがちなんです。

だから、漏れがないように必ず候補を4つ書き出す。

4つ並べて客観的に見比べると、だいたいの問題は

「それは無いだろ」

「まあこれもない」

で2択が消え、最終的に2択まで絞れます。

4つの候補を並べれば25%。

2択まで絞れれば50%。

この辺り、選択式というより「社労士試験が運ゲーと言われる所以」ではありますが、その確率を少しでも上げるための泥臭い努力をすることこそが、選択式の本当の頑張りどころなんだと思います。

📸 実際の書き込み

問題の横に「3、4、10、18」や「6、12」など、候補となる選択肢の番号を一箇所に並べています。

こうして並べることで、見落としを防いで客観的に比較できるようにしていました。

📊 命綱となる「3点管理」の徹底

選択式では、各科目の空欄A〜Eごとに「◎・◯・△・✕」の4段階で手応えをメモしていました。

◎ = 確実に点が取れる(100%の確信)

◯ = ほぼ点が取れる(90%の確信)

△ = 確信はないが、ある程度絞れている

✕ = まったく絞れない、自信ゼロ

📸 実際の書き込み

空欄A〜Eの横に、それぞれ「◯」「△」「◎」などの記号がついているのが見えると思います。

これが私の「3点管理」の生々しい跡です。

理想は全科目「◎・◯」だけで安全に3点以上を確保すること。

しかし、もし

「◎・◯で2点、残りの1点は△と✕からもぎ取らなきゃいけない……」

という状況になったら、そこからが本当の勝負。

全力で関連ワードや数字を余白に書き出し、泥臭く図式化して考え抜きます。

もしそれでも迷ったら、

「何となくこっちっぽい方」

「みんなが選びそうな方」

を信じてマークしてください。

選択式は、難易度が跳ね上がった科目には救済措置が入ります。

一番恐ろしいのは、

「多数派の受験生が正解した1点を自分だけ落として、救済からも漏れる」

という展開です。

「1点取れればラッキー、みんなが間違えれば救済で逃げ切れる!」

と割り切り、みんなが選ぶであろう王道の選択肢に滑り込むのが生存戦略です。

⏱️ 選択式のタイムスケジュール

選択式は「80分で8科目(40問)」。

1問2分と思うと短く見えますが、210分÷350肢=1肢36秒で解く択一式に比べたら時間はたっぷりあります。

焦らなくても時間は余るので、私はこんなペースで回していました。

最初の40分:
迷う問題は即飛ばし、1科目5分ペースでサクサク解く。

後半の40分:
飛ばした難問のじっくり検討+マークミスがないかの見直し。

👉 あわせて読みたい:選択式の思考法をまとめた記事はこちら

■ 2. 択一式:1秒のアンダーラインが1点を守る

続いて、午後の大ボス「択一式」です。

基本中の基本ですが、

「正しいものを選ぶのか」

「誤っているものを選ぶのか」

ここを絶対に間違えないために、問題文の「正しい」「誤っている」という文字に絶対アンダーラインを引くクセをつけていました。

「そんなミスしないでしょ」

と思うじゃないですか。

ホントにやりがちなんですよ、本番の極限状態って。

最初に問題文を読んだときは理解したつもりでも、長い選択肢を読んでいるうちに、

脳から

「どっちを探してたっけ?」

が綺麗に飛びます。

私も模試や本試験で何度もやらかしました。

このイージーミスで1点を失うのはあまりにも惜しい。

線を引くなんて1秒もかかりません。

これで1点守れるなら、絶対にやるべきです。

📸 実際の書き込み

問題文の右上「正しいものはどれか」に思いきり線を引いてますね。これはクセをつけてました。

⚠️ 個数問題の生存戦略

個数問題は

「基本、時間をかけない」。

理由はシンプルにコスパが悪いからです。

5肢のうち4肢を完璧に見抜けても、

残りの1肢を落としたら0点。

そんな沼に時間を溶かすのは損でしかありません。

ダメ元のつもりでザッと読み、

易しい問題なら正解を狙い、

1肢でも小難しい内容であれば、

メモを残してさっさと次に行きましょう。

■ 3. 疲れた未来の自分へ「メモ」を残せ

私の問題用紙を見てもらうと分かりますが、

選択肢のあちこちにブツブツと生々しいメモが書いてあります。

論点(キーワード)が合っていれば
→ そこに「◯」

完全に初見の論点なら
→ 「✕」というか「しらん」って書いてます(笑)

あやふやで迷ったところは
→ 「〇〇?」「ここで迷った」と書き残す

📸 実際の書き込み

BからDを見てください。

知識が及ばない選択肢に対して、

はっきりと「しらん」と書き残しています(笑)。

本番はこれでいいんです!

肢Aにアンダーライン・「あやしい」

肢Cにアンダーライン・「できない」

と、その時の自分の思考をそのまま文字にして残しています

このメモ、めんどくさいですが超重要です。

午後3時を超えて脳が死にかけた状態で、

もう一度その選択肢をイチから思い出すのは時間がかかりすぎるし、

誤判定の元になります。

全速力で解きながらも、

「後の自分がパッと見てすぐ判断できるメモ」

を残しておく。

そして、

文章だけでは脳がゲシュタルト崩壊を起こしそうな複雑な論点は、

その場でサッと「図解」して視覚化していました。

📸 実際の書き込み

雇用調整助成金の「出向」の論点です。

出向元・出向先・支給の可否を、

シンプルな矢印と人間関係の図に落とし込んで整理しています。

文字で読むより、図にした方が脳の体力を削られずに済みます。

この

「未来の自分への伝言(メモや図解)」

の積み重ねが、最終的に見直しの時間を生み出すのです。

■ 4. 科目の回答順は決めておく

解く科目の順番、悩みますよね。

最初に社会保険科目を解いてから労働保険に行く、

とかよく聞きますよね。

「頭が元気なうちに、点数を取りやすい社会保険科目から解く」

というのも理に適っています。

ただ、私の場合は試行錯誤の末、

【 労基 → 社保3科目 → 労災 → 雇用… 】

という、自分なりの黄金ルートに落ち着きました。

労基から入るのが自分の中で一番リズムを作りやすかったからです。

ここで大事なのは、

「自分がやりやすい順番を模試のうちに掴んでおくこと」

です。

本番当日にいきなり思いつきで順番を変えるのは絶対にNG。

マークミスの危険が爆跳ねしますし、

ページをあっちこっちめくるだけで時間をロスします。

もし「試し打ち」をしていないなら、

大人しく労基から順番に解いていくのが吉です。

■ おわりに

久々に当時の問題用紙を開きました。

改めて見返すと、

ページが進むにつれてどんどん文字が崩れていっていて、当時の記憶がリアルに蘇ってきました。

あと、こんな書き込みもありました。

タスケテ!

いや怖いわ!笑 
見直しの疲れが限界に来て思わず書いた心の叫びです。

脇道にそれましだが、何が言いたいかというと、

合格した時の問題用紙だって、

こんなに汚いし、

「ムリ」

「しらん」

の連続だということです。

気になって数えてみたら、

問題用紙全体で「しらん」「ムリ」だけで27個もありました(笑)。

カッコよくスマートに点をもぎ取ったわけじゃない。

「◯!絶対これ!」

と自信満々に書いたところが間違っていたり、

逆に

「しらん、ムリ!」

って殴り書きしたところが正解してたりします。

本番はそれでいいんです。

綺麗な満点を目指す必要はありません。

泥水をすすりながらでも、

文字をグチャグチャに崩しながらでも、

最後に合格ラインを超えていればこちらの勝ち。

次の模試、

ぜひこの「汚い問題用紙の作り方」、試してみてください!

👇 4年間の失敗から学んだ、さらに深い「択一サバイバル術」の全貌はこちらにまとめています!

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