見出し画像

その習慣、意味を考えるから続かない。──『夢をかなえるゾウ』を3つの視点で使ってみた

『夢をかなえるゾウ』を読んで、「これって自分の習慣にも、仕事にも、子育てにも当てはまるな」と感じたことを、3つの視点で整理してみました。

花畑で、エールがため息をつきながらノートを閉じた。

エール:「ねえコスモスちゃん、私、またやっちゃった。『夢をかなえるゾウ』読んで、よし靴磨くぞ!って思ったのに、3日で忘れてた……。やっぱり私には自己啓発なんて無理なのかな。」

コスモス:「エールちゃん、それでいいんだよ。むしろ、最初から続けようと思うのが間違いなんだよね。」

エール:「え、どういうこと?」

コスモス:「ガネーシャの課題って、『なぜ靴を磨く必要があるの?』って考え始めたら、もう終わりなんだよね。大事なのは『意味があるからやる』じゃなくて、『やるから、後から意味がついてくる』っていう順番なんだよ。

エール:「でも、意味がわからないことをやるのって、なんかモヤモヤしない?」

コスモス:「そのモヤモヤを乗り越えて、『意味はわからないけど、とにかくやってみた』という事実だけが、『自分はやればできる人間だ』っていう信頼に変わっていくんだよ。


一つ目、自分自身の習慣として考えてみると。

たとえば、「毎朝30分ジョギングする」と決めたとします。最初の数日は気合いでできても、雨の日や疲れた日に「今日はいいか」と思った瞬間、習慣は途切れてしまう。私も何度もそういう経験をしてきました。

でも、ガネーシャの課題は、そんな「続けること」そのものを目的にしていない気がするんです。靴を磨く、募金をする、腹八分目にする。どれも、「やろうと思えばすぐできること」ばかりです。

大切なのは、「今日もできた」という事実を一つでも積み重ねること。それがたとえ3日坊主で終わったとしても、「あの時、3日だけでも続けられた」という記憶は、次に何かを始めるときの小さな自信になる。


二つ目、仕事の場面で考えると

例えば、新人指導で「考えて動こう」と伝えても、新人はなかなか動けないものだと思います。仕事をこれから覚えようという時に、何をどう考えればいいのかすらわからないのに、「考えろ」は無理な話だと思うんです。だからこそ、最初は“やってみせる”しかないのかもしれません。

「まずは私のやり方をそのまま真似してみて。良いか悪いかは、一回やってから考えればいいから」。そう伝えると、不思議とみんな少しずつ動けるようになっていくんです。

この感覚、私はガネーシャの課題とまったく同じだと思っています。挨拶をする、メモを取る、5分前に行動する。これらは「なぜやるのか」を考え始めたらキリがないけれど、まず「型」として身体に叩き込むことで、後からその意味が腹落ちする。これは、彼らの人的資本への投資そのものだと思うんです。


三つ目、子育ての場面で考えると

エール:「そういえば私、子供ができたら『靴を揃えなさい』とか『ありがとうを言いなさい』って、つい口うるさく言っちゃいそうだなって思ってたんだよね。でもさ、それって考えようによっては、大人の都合を押し付けてるだけなのかも。」

コスモス:「どういうこと?」

エール:「うん。例えば、親が理由も説明せずに『やりなさい!』って言うのは、なんだか子どもを従わせようとしてるだけのように感じてきて。そうじゃなくて、親が普段から当たり前に靴を揃えたり、『ありがとう』って言っている姿を、子どもが自然に真似するのが一番いいのかなぁって。」

コスモス:「それ、すごくいい考えだね。結局、大人が難しくしてるだけで、本質はすごくシンプルなのかもしれない。子どもには『意味』じゃなく『習慣』を渡す。それも、言葉じゃなくて背中で。それが、その子の人生を支える“見えない資産”になるんだと思うよ。」

エール:「そっか……。考えるより先に、まずやってみせる。その積み重ねが、自分を信じる力になるんだね。」

ガネーシャの教えの真髄は、きっと

「人生を変えるのは、大きな決断じゃなくて、ばかばかしいくらい小さな行動の積み重ねだ」

ということです。靴を磨く、募金をする、トイレ掃除をする。

どれも、やったからといって明日すぐに人生が変わるわけではありません。

でも、その小さな「やった」という事実の積み重ねだけが、決して裏切らない「自分への信頼」という資産を育ててくれます。

エール:「ねえコスモスちゃん。私、今週、noteを一回だけ書いてみようかな。何を書くかは決めてないけど、とりあえず『書いた』っていう事実だけ作りたい。」

コスモス:「いいね。意味は考えなくていいよ。『やる』って決めたことをやる。それが一番強いから。正直、内容はどうでもいい。“やった回数”だけは、ちゃんと自分に残るから。

エール:「うん。まずは“やった”を作る。そこから始めてみるね。」

ガネーシャの課題が気になった方は、ぜひ本を手に取ってみてほしいと思います。

でも、本を読むより先に、今日は「自分が決めた、ほんの小さなこと」を、一つだけでいいからやってみませんか。

その一歩が、どんな自己啓発本よりも、あなたの背中を押してくれるかもしれません。


おすすめ記事

私のこと

ルーモ登場回

決算の読み方シリーズ

投資本解説シリーズ

おふざけ回


最後まで読んでいただき、ありがとうございます🌸
これからも一緒に、一歩ずつ学んでいきましょう。

#夢をかなえるゾウ #習慣化 #自己啓発 #OJT #新人育成 #子育て #行動習慣 #コスモス #エールと学ぶ #読書感想文

※本記事は個人の読書体験に基づく考察であり、特定の考え方を推奨するものではありません。

いいなと思ったら応援しよう!

コスモス🌸 │ 投資×AI創作×交流を楽しむ3人組 ここまで読んでくれてありがとうございます🌸 さらに「次も読んでみたい」「かぶたねや創作をもっと育ててほしい」と思ってもらえたら、チップでの応援は、これからのnote活動に大切に使わせていただきます😊

この記事が参加している募集