Zfで街を歩くならこの一本でいい|NIKKOR Z 28mm SEという選択
Zfで街スナップをするなら、28mmという選択。
軽いし、広いし、失敗しにくい。

ただし、ボケを求める人には向かない。
このレンズは、“軽快に歩くためのレンズ”だ。
清澄白河でZf同士のスナップ
もう、1ヶ月も前のことだけど、長野在住のデザイナー、クリエイティブディレクターのハラヒロシさんと一緒に清澄白河をスナップすることになった。
ちょうど仕事も含めて上京されたタイミングだったのだ。

ハラさんは自身でも写真を撮られている。
モノクロで描く長野の洗練された世界観は秀逸の一言だ。
カメラは二人ともZf。
実は、Zfユーザー同士でのスナップは初めてだった。
この日、どのレンズを持っていくかは直前まで迷っていた。
▶︎参考記事
オールドレンズも魅力的だったけど、最終的に選んだのは、NIKKOR Z 28mm。
一番“失敗しない”と思ったからだ。
Zfという万能なボディに、万能なレンズ。
とりあえずこれを持っていけば間違いない、という安心感があった。
軽さは、正義だった
実際に歩いてみると、その理由はすぐにわかる。
軽い。
とにかく軽い。
そして何より、Zfとのバランスがちょうどいい。
構え続けても疲れないし、気づいたらずっと手に持っている。

この日はオートフォーカスで撮った。
Z 28mmはピントリングがかなり軽い。
だからMFの“操作する気持ちよさ”は少し弱い。
その代わり、迷わない。
考える前に、シャッターが切れる。
これは、狙うレンズじゃなくて、流れの中で、自然に世界を拾っていくレンズだと思う。
40mmとの違い
一方のハラさんは、フォクトレンダーの40mm。
マニュアルフォーカスで、じっくり距離を詰めて、構図を決めていた。
同じ場所を歩いているのに、撮り方が違う。
28mmは“流れの中で撮る”。
40mmは“止まって切り取る”。
この違いは、かなり大きい。
ああ、やっぱりマニュアルフォーカスっていいな。
そう思いながら、また28mmでシャッターを切る。

28mmのメリット
このレンズの良さはシンプルだ。
・軽い
・背景が入る
・ストーリーが作れる
・スナップに強い
街の空気ごと写せる。
被写体だけじゃなく、その周りの“関係性”が残る。
だから、あとから見返したときに、記憶が蘇る。

デメリットもある
もちろん、弱点もある。
・ボケは控えめ
・主役を強く切り出すのは苦手
・寄れない人には難しい
50mmや85mmのような“わかりやすい写真”にはならない。
でも、その分、写真の自由度は高い。
ここは完全に好みが分かれる。
Zfというカメラと、28mm
初めてのZf同士のスナップ。
同じ場所を歩いたのに、写真はまったく違った。
そこには、やっぱりその人の視点が出る。
Leicaは人をつなぐと言われるけど、Zfもあながちそうなんじゃないか。
そんなことを思った一日だった。

後日談
実は、このスナップの後で、マニュアルフォーカス特化のレンズ、AstrHori 50mm F2を手に入れた。
▶︎参考記事
やっぱり、マニュアルで撮りたくなったのだ。
そして、レンズも50mmになると、世界は一気に変わる。
主役が浮かび上がる。
28mm → 空間
40mm → バランス
50mm → 主役
この違いは、実際に使うとよくわかる。
まとめ
Zfに28mmは、かなり相性がいい。
軽さ、画角、扱いやすさ。
どれも“歩く撮影”にちょうどいい。
ただし、万能ではない。
ボケは控えめだし、撮り方も軽くなる。
でも、それを含めて、このレンズは面白い。
迷っているなら、まずはこの一本でいい。
間違いなく、所有していて損がないレンズだと思う。
▶︎ NIKKOR Z 28mm SE
▶︎Nikon Zf
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