【Digi-Cast HANEDA STUDIO】完成まであと少し?LEDウォール建設完了!
こんにちは!株式会社クレッセント 広報部です。
現在建設中の新スタジオ「Digi-Cast HANEDA STUDIO」の9月時点の進捗状況をお届けいたします!
遂に、LEDウォール組み立て完了
暑さのピークも過ぎて、過ごしやすくなった今日この頃。
「Digi-Cast HANEDA STUDIO」では遂にLEDウォールの組み立てが完了し、「LED Stage 棟(通称:1スタ)」の中には3階建てのビルがすっぽり収まるほどのメインLEDボリュームが出来上がりました!
その姿は圧巻…! この高さ10m、幅42mの壁に壮大な物語が描かれていきます。

可動式のサイドウォールは撮影のスケールに合わせて自由に移動します。
また、設置されたマーカーをトラッキングすることで、位置情報に合わせてインタラクティブに画が変わる”ワイルドウォール”(Amazonスタジオ呼称)を実現。
動的に描画範囲を変更することができます。
”ワイルドウォール”(Amazonスタジオ呼称)の詳細についてはこちらの記事をご参照ください↓↓
Magnopus が Unreal Engine が提供するバーチャル プロダクションを駆使して Amazon の Fallout シリーズを映像化
「Digi-Cast HANEDA STUDIO」全体の概要については、こちらの記事にてご紹介しています。未読の方はぜひご覧ください↓↓
作業は最終段階へ
LEDウォールが組み上がってからはとにかく映像テストを行っていきます。
映像の表示にズレやゆがみがないように緻密な確認作業をひたすら繰り返します。

各パネルの点灯テスト
配線が正しいか、ドット欠けなどの不具合がないかを確認します。


次はLEDの発色テスト。色抜けやカラーシフトが発生していないか確認しています。

サイドウォールも高さ6m、幅6mと圧倒的なサイズ。
しっかりと明るさが表示されているかを確認しつつ、実際の撮影を想定した映像を映し出してテストしています。

最高峰デジタルシネマカメラを配備
VENICE 2 8.6K

「LED Stage 棟(通称:1スタ)」にはスタジオ常設カメラとして、Sony社の「VENICE 2 8.6K」 を配備します。
「VENICE2 8.6K」は 8.6Kのイメージセンサーを搭載し、最大解像度「8640 x 5760」を誇るハイエンドシネマカメラで、現実世界を撮影すると同時にLEDに表示される世界を撮影するために特化した機能を有しています。
また、「Camera and Display Plugin」や「Color Calibrator」といったバーチャルプロダクション専用の機能も続々と追加され、LEDウォールとの色合わせなど様々な課題に対応していきます。
つまり、カメラ自身もLEDの世界とシームレスに繋がり、この大規模LEDウォール撮影で生み出した世界観をそのまま映像に乗せて行くことができるのです!
超高性能テクノロジークレーン
Scorpio35
広いスタジオを最大限に活かすため、「LED Stage棟(通称:1スタ)」ではスペインService Vision 社の「Scorpio35」を常設します。

アームのリーチは、2.1m~10.75mと伸縮自在で、伸縮スピードはなんと2.6m /s!!
この「Scorpio35」のクレーンヘッドが被写体をトラッキングする他、非接触状態で高精度・低遅延にカメラを操作することが可能となっています。
広大なLEDパネルをフル活用した自由度の高いフレームワークがバーチャルプロダクション撮影の可能性を広げます。
Vicon VK26が可能にする高精度カメラトラッキング
さきほど”ワイルドウォール”(Amazonスタジオ呼称)の機能についてご紹介しましたが、それらを実現するのが、Vicon社の最新・最高峰のモーションキャプチャカメラ「VK26」を使用した高精度なカメラトラッキングです。

100 台規模で常設する「VK26」がサイドウォールの位置を正確に把握し、LEDパネルの描画をリアルタイムに変更していきます。
また、カメラトラッキングも同様で、ActiveCrownをカメラに搭載することで高精度にカメラ位置・姿勢を正確に検出します。
そして、その座標情報をもとにリアルタイムで映像を変化させていくため、まるでその場にいるかのような滑らかな映像を実現します。
また、専用ソフトウェア「SHOGUN」にはモーションキャプチャカメラのキャリブレーションと同時に、シネマカメラのキャリブレーションも同時に行う機能があります。これにより正確なセンサー位置を算出し、パースの正しい映像をLEDに表示することが可能です。
カメラトラッキングで使われているActiveCrownについてはこちらの記事で解説しています。興味ある方は是非チェックしてみてください!↓↓
Production棟(通称:2スタ)
さて、少しずつではありますが、「Production棟(通称:2スタ)」の建設も着実に進んでいます。
現在は壁が敷設され、その形が定まりつつあります。
これから各フロアにあるそれぞれのスタジオが出来上がってまいりますので乞うご期待!!

おわりに
ここまでお読みいただきありがとうございます。
今回は「Digi-Cast HANEDA STUDIO」の「LED Stage 棟(通称:1スタ)」と導入する機材をメインでご紹介させていただきました。
HANEDA STUDIOに関する詳細は以下のページをご参照ください!
今後もこちらのnoteにてスタジオ完成までの道のりを発信していきます。Xでも日々の進捗や最新情報は共有していきますので、気になる方はぜひフォローをお願いします。
製品に関する質問など、お問い合わせについては以下よりお願いします。
また、スタジオ見学も引き続き行っておりますので、HANEDA STUDIOのご利用をご検討されている方は、お気軽にお問い合わせください。
