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太極剣、独学するならどうする? 私の練習法とYouTube

私は太極剣を独学している。
検定は受けていない。
教室にも通っていない。

それは太極拳と同じだ。

そして、メリット。
身体が変わった。

しかし、
私にとっての太極剣の最大のメリットは、そこではない。

とにかく楽しい。
剣を持つだけでうれしい。
剣を持つだけでうれしい。
振れば更にうれしい。
気を感じるともっとうれしい。

子供の頃、
棒を拾って剣士の真似をした人もいるだろう。
私は今も、あまり変わっていない。

棒が太極剣になった、それだけだ。

この記事は、
「太極剣に興味がある」
「でも教室に行くほどでもない」
そういう人に。

そして、
「アニメの主人公のように剣を振ってみたい」
という人にも、是非独学を薦めたい。

特に、
「アニメの主人公のように剣を振ってみたい」
という思いが、
太極拳を始める動機としては十分であることを強調しておきたい。

今回は、私が実際にどうやって練習しているかを書いてみたい。


■開始すると決めたなら、剣を買いましょう!

剣は大きく二つに分かれます。
1000円から購入できる伸縮剣
1万円前後から購入できる、無垢の金属の剣

(1)伸縮剣
初めは伸縮剣を進めます。
軽い、小さくなる、だから扱いやすい。
そして安い。

私は出張や、旅行に持って行って、
出先で太極剣を行います。

私は980円の伸縮剣を購入しました。

安っぽいけど、手に持ったら気にならない。壊れたら買いなおせばいい。

(2)無垢の金属剣
私は持っていませんが満足度は高いでしょう。
しかし、重い、持ち運びは大変。

かっこいいんだけどね。

そして、
自宅の部屋で練習中に剣先を壁に当てて
壁に穴をあけるようなこともあり得ると思います。
子供やペットにも気を付けないといけない。

ここはやはり伸縮剣を進めておきます。

(3)それで、どうやって買う?
AMAZONか、楽天に行って、
太極剣 伸縮剣 と入れれば出てきます。


■まずは準備運動を2〜3分

身体を動かしていないと、身体だけでなく、剣も思うように動きません。ここは、演武の満足度に直結します。

そして、太極剣は、太極拳と比較して、関節への負担が少し大きいようです。関節を傷めないようにするためにも、準備運動は大切です。

軽くストレッチ。
首、手首、足首を回す。
寝転がって股関節を左右10回ずつ回す。

太極剣の場合は、手首回しがかなり大切です。
でも、股関節も大切。

できれば、ゆっくり行ってください。
ゆっくり動かすことで、普段使用していない微細な筋肉を動かすことができます。


■その後、太極剣に入る

最初は「背面演武」の動画で練習するのがおすすめ。

背面演武は、演武者と自分が同じ方向を向いている。
つまり、左右を逆に考えなくてよい。
TVの動きを、そのまま真似すればよいので、かなり分かりやすい。

そしてポイント。
スマホやPCではなく、
大画面TVで映して、その前で自分も演舞するのがおすすめです。

ただ、背面演武動画は、太極拳よりさらに少ないのが困るところ。


■私が参考にした動画

私が最初に参考にしたのが、
中村げんこう氏のもの。
非常にゆっくりしていて、
説明も多く分かりやすい。
ただ、人によっては、少し遅すぎると感じるかもしれません。

【32式太極剣】完全マスター背面リード|永久保存版ジャージで太極剣<中村げんこうの太極剣>|誰でも楽しめる太極拳

https://www.youtube.com/watch?v=IVEMY-kbp3w&list=PLil5gx3qLsNGY6wJGFrpFXavSyG6KXiOs&index=17


次におすすめが、
たのみんの太極拳の背面演武動画。

私にとって丁度良い長さで、
説明はほぼありません。
しかし、その分、流れに集中できます。

音楽も静かで、
演武後の落ち着いた空気感が心地よい。
そして、彼はかっこいい。

【表演】-32 Form Tai Chi Sword-套路を覚えるための練習用32式太極剣(背面)-初心者向け-

https://www.youtube.com/watch?v=nQYM3Deqw3Y&list=PLil5gx3qLsNGY6wJGFrpFXavSyG6KXiOs&index=22


そして、竹内健二氏の背面演武動画。
けっこう速い。だから楽しい。

この三つの背面動画の中では、
技と技のつながりを一番感じやすいと思います。

軽快な中国音楽と、中国語の技名称アナウンスが流れる。
最初は耳障りに感じるかもしれません。
しかし、テンポよく動作だけでなく、
いつの間にか技名称まで覚えられます。

32式太極剣 背面 竹内健二 竹内太極拳

https://www.youtube.com/watch?v=On9XBd6Ye-A&list=PLil5gx3qLsNGY6wJGFrpFXavSyG6KXiOs&index=22&t=18s


■全体説明動画について

太極剣の説明動画は、太極拳より少ないように思います。
その中で、中村げんこう氏の全体説明動画は非常に参考になりました。

私はこれを何回も見ました。
何回も気づきがありました。

例えば、
「帯剣」
「抹剣」
などの言葉。

最初の頃は、まったく頭に入らなかった。

しかし、始めて数か月後。
説明動画を見返した時、

「ああ、あの動きか」
と納得するタイミングがありました。

だから、説明動画は、
一回で理解しようとしなくても大丈夫です。
後から、身体感覚とつながっていきます。


■技名称についての問題点

太極拳、太極剣を進めるにあたり、一つ問題があります。
技名称が中国語であることです。

私は中国語がある程度できるので、
あまり違和感なく覚えられました。
しかし、そうでなければ、一手間あるでしょう。

ある教室では、
技を日本語読みして教えてくれるところもあるようです。
しかし、中国語読みが共通語なので、
日本語読みに慣れることは、あまりお勧めできません。

ここは、暗記するしかないと思います。
ただ、繰り返し演武していると、意外と自然に覚えます。

特に、竹内健二氏の動画は、中国語でアナウンスが入るので、動きと名前が結びつきやすい。

私は、かなり助けられました。


■あとは練習です

Youtubeの背面動画に合わせて
一日一回でも十分。

覚えられなくても大丈夫。
検定を受けるのでなければ、
自然に身体が覚えるの待っていればいいです。

最初から10回、20回と頑張ると、
関節を痛める可能性があるので注意が必要です。

太極拳はゆっくりしているから
体に負荷をかけていないように思えます。
しかし、違うようです。

実際は普段使用しない筋肉を使用するので、
そこを痛める可能性があります。

そして、関節も普段とは違う動かし方をするので、
関節自体を痛める可能性もあります。

だから、最初のうちは、
一日2〜3回くらいが無難だと思う。

慣れてきたも一日5回程度まで。

重ねますが、日曜日にまとめて10回、20回はお勧めしません。


まずは、
毎日でも
2,3日に一度でも
1か月くらい部屋の中で続けて見てください。

できているか、どうか気にしないでください。
自分なりの動きでよいです。

手や足の事を考えて演舞できるとと良いです。
手足に意識が行くと気を感じられるかもしれません。

一方、できているかどうか気にすることは
雑念そのものですので、
気を感じることが遠くなります。

よく、太極拳、太極剣は瞑想に近い、
と言います。
意識でなく、身体を観察することで、
太極剣が瞑想に近づきます。


■そして屋外へ

そして、一か月くらい続いたら、ぜひ屋外でやってみてください。

ここで太極剣の印象が変わりました。

風が剣に当たる。
空気の流れが身体に当たる。
剣先が空間を切る。

部屋という制限が大きく解き放たれた感じ。

部屋の中では動作の練習だったものが、
屋外では、
「身体と空間の対話」のようになります。

そして、身体と空間が、少しずつ繋がっていく。

とても気持ちがいいですよ。


さあ、始めましょうか。

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